マンスリーサポーター総計
プロジェクト本文
できるだけ多くの犬たちに手を差し伸べたい
ページをご確認いただき、ありがとうございます。犬保護団体restartdog LIEN(以下、リアン)の代表の大森です。リアンは、飼育放棄や高齢飼い主の入院・施設入所などにより行き場を失った犬たちの保護活動を行ってきました。
引き取り先がなく取り残された犬たちに手を差し伸べるために立ち上がり、行政・警察・病院などからも依頼を受けながら、年間100頭前後の犬たちを保護・譲渡しています。高齢犬や病気の子たちも含め「どの子にも責任を持つ」姿勢で活動しています。
保護した子達の多くは悪臭と毛玉に覆われ、すぐにトリミングをして綺麗にする必要があります。1度や2度のシャンプーでは取りきれないほどの匂いです。また栄養不足や劣悪な環境にいたため、痩せ細りケアが必要な子が多いです。
また保護した子たち全頭に健康診断、不妊手術、混合ワクチン、マイクロチップ装着、フィラリア検査、抜歯、スケーリングを施しています。また、必要に応じて臍ヘルニア、鼠径ヘルニア、乳腺腫瘍、等、その子に必要な医療処置をしております。
保護することは簡単ですが、保護してからが大変です。私たちの活動はすべてボランティアさんたちのご協力と皆様からの寄付で成り立っています。
「保護犬」という言葉が必要のない世の中にしたい。
皆様の継続的なご支援が、犬たちの命を救う一歩になります。どうか、犬たちの「最後の砦」となれるために、ご支援・応援をよろしくお願いします。
restartdog LIENのこれまでの活動
15年前の「飼育放棄」は旅行や結婚出産など、人間のわがままにより捨てられる子が多かった印象ですが、現在は一人暮らしの高齢の方が入院や施設に入るため、どうしても手放さなければならなくなったというケースも多くなってきています。
しかし、手放さなければならなくなった犬たちを引き受けてくれる先が見つからず、家に取り残されてしまったり、ひどいときには庭に繋がれたままだったりする犬たちがいる現状を知りました。そのような人たちや犬たちにも手を差し伸べられないかと考え、立ち上げたのがリアンです。ここ数年、病院の相談員さんや警察などからの保護依頼や行政からの依頼も増えています。

私たちの活動を応援してくださる皆様。里親会にはたくさんの方が参加してくださっています!
犬たちを最期まで看取れない飼育は決して喜ばしいことではありませんし、万が一のことを考えずに飼っていた飼い主に問題があると思います。そのため今後は飼い主に向けた啓蒙活動や年配の方が飼っている犬たちのフォローがとても大事になってくると思います。
他方で、罪のない犬たちが行くあてがなく困っている現状にも手を差し伸べていかなくてはならないと考えています。保健所収容の子たちの引き取りもしつつ、飼い主が手放さないといけない事情がある犬の保護もしていきたいと思っています。
犬たちに罪はありません。今後もできる限りどの子にも手を差し伸べてあげるために活動を継続していきたいと思っています。
<これまでの実績(2025年4月時点)>
2020年:引き取り63頭、譲渡数52頭
2021年:引き取り101頭、譲渡数91頭
2022年:引き取り89頭、譲渡数85頭
2023年:引き取り92頭、譲渡数89頭
2024年:引き取り112頭、譲渡数103頭
<リアンが登録している行政機関>
・茨城県動物指導センター
・埼玉県動物指導センター
・越谷市保健所
保護活動の幅を広げ、保護頭数を増やしていきたい
リアンでは保護した犬たちの住む場所の質を担保するため、むやみに保護頭数を増やさないように預かりボランティアさんに預かっていただける範囲を基準に、保護・譲渡を積極的に進めています。また現在の保護活動の拠点は私の自宅であるため、広さが十分でなく、保護できる頭数も限られ、あまり大きい子を保護できないのが実情です。
体の大きい大型犬と小型犬を一緒に保護することは、意図せず大型犬が小型犬に怪我をさせてしまう可能性もあるため、別々に保護する場所が必要となります。また、外飼育だった子や保健所からくる子、ワクチン接種が終わってない子などは、保護した後、感染症などの疑いがないか一時隔離期間が必要となるため、隔離部屋も必要です。
以前、保健所から引き取った子がノミダニだらけで、隔離場所もなく家中がノミダニだらけになったこともあります。また、パルボという伝染病であることを知らずに引き取り、家の中をクリーニングしなければならない事態にもなったこともあります。
保護したからにはどの子にも責任があります。リアンで引き取った為に、感染させてしまったのでは本末転倒です。乳飲み子を引き取ることも、ハイシニアの子を看取りで引き取ることもあります。免疫が弱くてちょっとした病気が命取りになってしまう子たちのためにも感染には特に気を遣ってきました。
また、糞尿まみれで身体中が鎧のように固まった子を保護する機会も多数あります。現在は場所が十分ではないため、保護直後の犬たちは玄関やお風呂場で待機してもらい、ノミダニを駆除し、お風呂に入れ、トリミングをしてから、他の犬たちと一緒に過ごしてもらうようにしています。
一緒に保護した子たちに影響がないように、ここ数年はより広い保護施設の実現を願って物件を探し続け、ようやく好条件の物件に出会うことができました。しかし築45年の物件であったため、想定以上の大規模なリノベーションが必要となり、2025年4月〜5月に初めてのクラウドファンディングに挑戦しました。
多くの支援者様のおかげで当初の目標を大きく超えて達成することができ、保護施設完成に向け大きな一歩を踏み出すことができました。ご支援いただいた皆様、応援していただいた皆様、本当にありがとうございます。新しい保護施設は2025年10月に完成を予定しています。
新しい保護施設で実現できること
トリミング室の設置
保護施設にトリミング室を常設することで、保護当時は顔も見えず犬種もわからないような毛むくじゃらの状態で、悪臭を放っている子たちをすぐにトリミングをしてあげることができます。
保護した子たちがのびのび遊ぶことができる場
ケージの中の世界しか知らない子は、筋肉がなく痩せ細って体力がないため、体力作りのためにも、室内でものびのびと自由に動き回れるスペースがあることが理想です。

保護したばかりの時よりも、笑顔が見られるようになりました!(左:保護当時、右:最近の様子)
トレーニング
保護した子たちは首輪やリードをつけたことがない子が多いため、お散歩練習が必要になります。リードをつけることを嫌がったり、慣れないことで暴れたり、固まってしまうこともあるので、室内でもお散歩の練習ができるスペースがあると理想的です。外でのお散歩をする際には、脱走してしまわないように必ずダブルリードで実施しています。また、トイレもシートの認識が全くない子がほとんどであるため、トイレトレーニングも必要です。

銀ちゃんのトレーニング風景
里親さんとの出会いの場
現在は毎月1回里親会として場所を借りて希望者様と面会の場所を設けておりますが、日程が合わない方もおります。そんな方達と面会する場所として新しい施設ができることで、トリミングはもちろん、里親さんの面会希望にも合わせられるようになります。犬たちのいつもの様子を十分にお伝えでき、譲渡もより積極的に進められるようになります。

医療室や一時保護施設としての機能
怪我や病気などで定期的な医療管理が必要な子たちの部屋を確保することができます。また、興奮している子、噛む子など、共同スペースにいると状態が落ち着かない場合には、一時的に保護する場所も確保できます。
保護依頼のある保健所で最も多いのは中型犬です。現時点でも保健所から中型犬の引き取りをしていますが、頭数が限られてしまっている現状です。将来的にはより多くの中型犬の保護、そして大型犬も保護できるような環境を目指していきたいと考えています。
皆様のご支援によって支えていただく活動
皆様からの毎月ご支援は、現在保護している、または保護が必要な犬たちの医療費・飼育費、保護施設の維持などの運営費のために大切に活用させていただきます。
皆様からのあたたかいご支援は、犬たちの再出発のための日々を支える大きな力となります。今後も活動を継続していくために、一つひとつ大切に活用させていただきます。
これまで犬たちの医療費やトリミング代は皆様のご寄付によって支えられてきました。年間の推移を鑑みても、どの他ミングで高額な医療費が必要になるかを予測するのは非常に難しい状況です。しかし外科手術(1頭1回で20〜40万円)などが必要な犬たちの保護や必要な医療費を削減することもできません。
また、現時点では犬の引き取り、通院、トリミング等の搬送、面会時の送迎、里親会への交通費(ガソリン代や高速代)などはご寄付に頼らず、すべて自己負担です。そして保護施設建設後からは、これに加えて維持費もかかってきます。
皆様から継続的にご支援をいただくことで、医療費を安定的に募らせていただき、また各スタッフが負担している消耗品費や交通費なども少しでも負担を軽くしたいと考えています。

頭数によって偏りますが年間の平均金額です。(2024年5月から1年間)
医療費(約58万円※/月)
①保護するタイミングで必要な費用
保護するタイミングでは、不妊手術、混合ワクチン、血液検査、マイクロチップ装着、フィラリア検査、抜歯、スケーリング、耳洗浄、フロントライン、ドロンタールなどの初期の医療費が必要不可欠です。また、保護時、もしくは保護後に病気や怪我があり、瘍摘出など外科手術が必要な子がいた場合には、都度高額な医療費、入院費、通院費などが必要となります。
②日常的にかかる費用
フィラリア予防は5月から12月までの8ヶ月間、その時に保護している頭数分の薬が必要になります(2025年6月時点では24頭)。そのほかにも駆虫薬(ドロンタール)、下痢止め(ディアバスター)
ノミダニ(フロントライン)なども必要です。
※2024年5月から1年間の医療費の平均値です。
食費・消耗品の購入費(2〜3万円/月)
フード、トイレシート、療法食、シャンプー、ケージ、クレート、首輪、ハーネス、二重リードなどが主に消耗品としては、必要です。毎月、支援者様からの物資支援で助かっておりますが、足りない分や、療法食等にはお金がかかってきます。そしてこれらに加え、トリミング代も必要になります。
保護施設維持費(3〜5万円/月)
今回皆様のお力をお借りして完成した保護施設は今後継続的に維持費が必要となります。特に30畳ほどのフリースペースの冷暖房費、トリミング室を常設するため、水道代などの負担が大きくなることが予想されます。
広告宣伝費・交通費・その他(6〜9万円/月)
譲渡会の実施、マルシェへの参加、リアンを知ってもらうための活動のため、チラシの作成、会場の確保、その他事務用品などに活用させていただけますと大変助かります。
代表から支援者さまへのメッセージ
大森 和恵
犬保護団体restartdog LIEN
はじめまして。犬保護団体リアンの大森と申します。この度はリアンのページをご覧いただき、そして関心をお持ちいただき、ありがとうございます。
保護活動をされている方は、子どもの頃から犬と触れ合っていた方が多いと思います。しかし私の親は犬は家畜だと思う田舎の人間だったため、犬を飼うことを許されませんでした。私が何故子どもの頃から犬が好きだったのかはいまだに疑問ですが、テレビ番組の「黄金の犬」や「警察犬カール」など犬番組ばかりみているような子どもでした。そして野良猫にご飯をあげるという小学生時代を過ごしていました。
40才を過ぎ、保護犬を迎えたことでボランティアがあることを知り、保護シェルターにお手伝いに行き始めたことが保護活動の始まりでした。初めは軽い気持ちでしたし、こんなに保護活動にのめり込むと思っていませんでした。しかし長く携われば携わるほど保護犬たちへの想いが強くなり、また現状をどうにか変えられないと考えるようになり45歳を過ぎてから勉強を始めました。ドッグトレーナーの学校に通い資格を取り、愛玩動物飼養管理士一級の免許を取り、第一種動物取扱業、第二種動物取扱業を取得しました。
保護活動がまだまだ認知されていなかった時代から、今では保護犬という言葉が知れ渡るようになり保護活動の現状も変わってきました。近年では、高齢者の飼い主が入院や施設に入ることで飼育困難になった犬たちの保護依頼が増えています。
どこもシニアや病気持ちの犬の受け入れはなかなかしてくれないそうです。保護依頼をして数十万円で引き取り可能、毎月数万円払えば預かる、またそもそもシニアは引き取らないと言われることがあるようです。 お金のない高齢者が飼っていた動物達は行き場がない状況です。今後、一人暮らしの方や高齢者の飼っている動物の保護をなんとかできないかと考えています。もちろん高齢者の安易な飼育を推奨するものではありません。売る側にも大いに問題があり、この問題に関しては啓蒙活動も重要だと考えています。 シニアの子や病気のある子はなかなか譲渡も進まないのが現状です。しかしそういう子たちにも手を差し伸べてあげられる団体があってもいいのではないかと考えています。
トリミング併設の施設があれば、今後保護活動の視野も広がります。令和のこの時代でもまだまだ犬を家畜感覚で外で飼っている人間もいます。小型犬を外で飼ってる人もいます。適正な飼育をされていないネグレストの犬たちの保護も進めていきたいと考えています。 また保健所からの引き取りも行っており、特に乳飲み子が収容された時にはすぐに引き取れるような体制を整えています。リアンで色々な子たちを保護している活動を何度もニュースに取り上げていただいております。
いつか「保護犬」という言葉がなくなることが1番ですが、現時点で苦しんでいる子、助けを求めている子に手を差し伸べたいという思いです。そのための第一歩として保護施設の建設は保護団体リアンにとって、とても大きな第一歩となりました!
しかし施設を作ることが終わりではありません。ここからがスタートです。継続して行くにはやはりお金が必要です。毎月リアンのゆうちょ銀行に定期的にご寄付があるわけではありません。
この活動を継続していくために、ご支援をお願いできたらと思います。
よろしくお願いいたします。
▼リアンのインスタで日々の様子をご覧ください!
https://www.instagram.com/restartdoglien?igsh=MTYzMjE2eW5idTR1Mw%3D%3D&utm_source=qr
<留意事項>
・ご支援にあたり、利用可能な決済手段はこちらをご覧ください。
・本プロジェクトでは、お1人様1コースへの支援となります。複数コースへのご支援は出来かねますのでご了承ください。
・本プロジェクトでは、毎月の継続的なご支援を募集しています。初回ご支援時に1回目の決済が行われ、翌月以降は毎月10日に決済が行われます。ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。
・ご支援確定後の返金は、ご対応致しかねますので何卒ご了承ください。翌月以降のキャンセル(解約)については、こちらをご覧ください。
・コースを途中で変更することはできません。お手数をおかけしますが、一度支援を解約していただき、ご希望のコースに改めてご支援ください。支援の解約方法は、こちらをご覧ください。
・ ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
- 寄付金が充てられる事業活動の責任者:
- 大森和恵(restart dog lien(リアン))
- 団体の活動開始年月日:
- 2020年2月28日
- 団体の役職員数:
- 10〜29人
活動実績の概要
毎月第二(日)埼玉県春日部市やわらテラスにて里親会を実際 第四(日)埼玉県松伏町緑の丘公園のマルシェにて里親会実際(夏の暑い時期と真冬は除く)
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
埼玉県で保護した犬が再出発(リスタート)するために新しい家族との絆(リアン)を繋ぐお手伝いをしています
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コース
1,000円 / 月
1,000円コース
・お礼のメール(初回ご支援時)
・収支・活動報告(年1回)
※支援者様限定の活動報告にてお伝えする予定です。
3,000円 / 月
3,000円コース
・お礼のメール(初回ご支援時)
・収支・活動報告(年1回)
※支援者様限定の活動報告にてお伝えする予定です。
5,000円 / 月
5,000円コース
・お礼のメール(初回ご支援時)
・収支・活動報告(年1回)
※支援者様限定の活動報告にてお伝えする予定です。
10,000円 / 月
1万円コース
・お礼のメール(初回ご支援時)
・収支・活動報告(年1回)
※支援者様限定の活動報告にてお伝えする予定です。
30,000円 / 月
3万円コース
・お礼のメール(初回ご支援時)
・収支・活動報告(年1回)
※支援者様限定の活動報告にてお伝えする予定です。
50,000円 / 月
5万円コース
・お礼のメール(初回ご支援時)
・収支・活動報告(年1回)
※支援者様限定の活動報告にてお伝えする予定です。
100,000円 / 月
10万円コース
・お礼のメール(初回ご支援時)
・収支・活動報告(年1回)
※支援者様限定の活動報告にてお伝えする予定です。
プロフィール
埼玉県で保護した犬が再出発(リスタート)するために新しい家族との絆(リアン)を繋ぐお手伝いをしています

老病ねこたちが最後まで安心して過ごせるおうちを守っていきたい!
#医療・福祉
- 現在
- 1,890,000円
- 支援者
- 142人
- 残り
- 9日

【継続支援のお願い】保護犬・保護猫支援の施設/ワンダフルパートナー
#まちづくり
- 総計
- 18人

CAPINサポーター募集中!保護動物たちに幸せな未来を
#子ども・教育
- 総計
- 66人

Protectyou~保護犬猫の医療と介護の継続サポーター募集
#動物
- 総計
- 347人

【継続支援のお願い】高齢、障がいの保護犬が穏やかに過ごせますように
#動物
- 総計
- 193人

全国の身体障がい者に介助犬を届けたい|マンスリーサポーター募集中!
#医療・福祉
- 総計
- 42人

置き去りにされた猫に手術を行いたい
#地域文化
- 現在
- 346,000円
- 支援者
- 58人
- 残り
- 4日

























