がんばったママ猫　パン子ちゃん

妊婦猫　保護預かり　パン子ママ

 

お腹が大きい野良猫をずっと気になっていた保護主さんから、

保護依頼がありました。

 

保護＋お預かり（医療費＋毎月の預かり金がかかります）

【保護依頼についてご注意】2024年8月現在、新たな保護相談と保護依頼は停止、お断りしています。シェルター満杯、スタッフ不足のため。再開する場合はホームページやインスタなどでお知らせする予定です。保護主さん主体で動かれる場合のみ、お手伝いとアドバイスはできます。】

パン子ちゃん、保護してからラブのシェルターで無事に子供4匹を出産
出産後まもなく、1匹は先天性疾患で亡くなりましたが、

スタッフにシャーしながらも、残りの赤ちゃんを懸命に子育てしていました。

 

シェルターに来て日が浅く、

まだまだ人間が怖い、心を開いていないパン子ママ。

スタッフから子供を守るようにいつも過ごしていました。

 

1か月が過ぎた頃、パン子ママの様子がなんだかおかしい。

さっそく病院で検査

先生の見解やレントゲン、血液検査の結果
リンパ腫の可能性大
肺に水か膿のどちらかが溜まっているとのこと

 

そして病院に連れて行ってから、あっという間
それはちょうど離乳食が始まった時期
つい先日、子供たちが乳離れしていけるのを見届けた様に、

パン子ママは、虹の橋を渡って行きました。

 

保護、出産、子育て、病院、お別れ

あまりにも短期間の出来事だったので、スタッフも心の整理が、、、

それでも遺された3匹は日々可愛さを増して、

みんなをなぐさめてくれています。

 

まだまだママが恋しい子たちですが、

毎日3匹でじゃれ合ってそれぞれの性格がわかってきました

活発な子、控えめの子、天真爛漫な子

3匹の名前は、幸せをもたらすお守りの意味を込めて、

ル、ボルト、ボヌール

やさしい里親さんとのご縁を待っています。

 

パン子ちゃん、天国で安心して子供たちを見守っていてね。

ママの分も幸せになるよ。

 

多くの野良猫は、避妊去勢をされていないので

本猫の意思と関係なく、メスは半年くらいですぐに妊娠してしまいます。

自分一人でも生きていくのもやっとの環境、ママ猫は必死に子育てをします。

そしてメスの子供がいると、また半年後に妊娠して、、、

倍々で不幸な命が増えていきます。

 

ラブはこの負の連鎖を止めたい、

不幸な命を増やさない社会にしたいと

心から願って活動を続けています。

そんな私たちを、いつも応援して支援してくだる皆様、

ありがとうございます。