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殺処分ワースト1位の福島県、まずはいわき市を殺処分ゼロへ!

殺処分ワースト1位の福島県、まずはいわき市を殺処分ゼロへ!
このプロジェクトでは無期限で寄付を募集しています。「毎月」のコースで支援した場合、すでに完了した決済をキャンセルすることはできませんが、将来の決済を解約することができます。

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プロジェクト本文

 

福島県いわき市で、
継続できる殺処分ゼロのスタートラインに立つことを目指して!

 

「NPO法人動物愛護団体LYSTA」代表の鈴木理絵と申します。

 

2011年3月11日、東日本大震災と福島第一原発事故の被災犬を保護するために、同年9月、福島県いわき市でLYSTAを設立し、保護施設の運営を始めました。


現在は「LYSTAシェルター」と「里親募集型保護猫ふれあいサロンOhana」「代表宅」に分かれ、常時約170頭の犬猫を保護しています。

 

▼保護猫たちに配膳の様子

 

2015年より、月に一度獣医さんを招いて猫の不妊去勢手術を実施しています。これまでに7500匹以上の猫の不妊手術を受け入れてまいりました。

 

▼手術が終わった子たち

 

これまでもクラウドファンディングを通じて多大なご支援を頂戴してまいりました。誠にありがとうございます。

 

<これまでのクラウドファンディングでいただいたご支援>

 

 

2019年、いわき市は台風19号により甚大な被害を受け、保護施設も浸水してしまいました。

 

これを機に「保護犬猫もスタッフも安全な場所で活動するためにシェルターを移転すること」「いわき市の継続できる殺処分ゼロのスタートラインに立ち、持続可能なゼロにすること」を決断しました。


2023年度、福島県はまた、殺処分全国ワースト1位でした。全国殺処分頭数の概ね10%が福島県内での殺処分です。

まずは地元いわき市で≪継続できる殺処分ゼロのスタートラインに立つ≫ことを目指しています。

 

活動を続けていくために、継続的なご寄付を募らせていただいております。皆様からの温かいご支援をお待ちしております。

 

 

※プロジェクトページには一部、動物が怪我をしている画像等、センシティブな内容が含まれています。

 

 

LYSTAを立ち上げるきっかけとなった、
東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故

 

3.11発災当時、私は特急列車の車内販売の仕事をしていました。自宅から数キロ先にある原発事故の警戒区域のバリケードのなかに、たくさんの犬猫がとりのこされているのをSNSで目にしました。

 

しかし、高齢の祖母と飼い犬たちを伴い県外へ避難しており、ガソリンもなく、身動きが取れない状態が続きました。

県外のボランティアさんがたのSNSで、被災ペットレスキュー活動の状況を見ながら「被災者は被災ペットを救えない」と、無力さを感じていました。

 


とりのこされている子たちを救いたい…

 

 

▼2011年11月:警戒区域の双葉郡で放浪していたコロちゃん≪無事保護≫


避難先から自宅に戻り、仕事も再開する中、たくさんの方が犠牲となった震災で、自分が生かされた役割は?と、毎日考えていました。

そして自分が生かされた役割はとりのこされた犬を保護することにしようと覚悟を決めました。


仕事の傍ら、保護犬の個人ボランティアをしていた経験から、被災ペットのレスキューと保護施設を運営していくことは、片手間でできることではないと思っていました。

仕事を辞めて、自分の手を、自分の時間を差し出すことで助かる命があるなら、喜んで差し出そうと心に誓い仕事を辞めました。

 

▼2013年2月:警戒区域の富岡町で捕獲器に入ってくれた小春ちゃん

 

 

殺処分全国ワースト常連の福島県

 

警戒区域での活動が終息を迎えるなか、いわき市内からも犬猫に関する相談が入るようになり、市内での活動に取り組み始めました。

 

公共施設で増えていた猫の一斉不妊去勢手術から始まり、保護施設内に不妊去勢手術のための病院を設け、一般の方から野良猫の不妊去勢手術を受け入れました。

 

不妊去勢手術を承諾してもらえるまでの間、子猫が生まれては川に流していた、という人もいました。

 

と同時に、保健所に収容された犬猫のひきとりも始めました。

 

▼飼い主により保健所にもちこまれた16才のダックスフント

 

そして今、私たちはまず、いわき市の≪継続できる殺処分ゼロのスタートラインに立つ≫ことを目指しています。

 

関東関西と比べると、動物愛護は遅れているし、活動しているボランティアさんも少ないです。

そんななかで「殺処分ゼロを目指す」

これは簡単に口にだせることではありませんでした。

 

 

また、殺処分を目指す前に、解決しなければいけない大きな課題がありました。

 

 

LYSTAシェルターは河口近くの支川の脇にあり、土地も低く、大雨や台風で水害のリスクが隣り合わせでした。保護犬猫も、スタッフも、安全な場所で活動を継続していくために、施設が安全な場所であることが必要不可欠でした。

 

2017年5月:大雨の後のシェルター

 

2019年の台風19号の被害

 

夜が明けて早朝から被害の確認へ。猫たちもビックリ。

 

大きな覚悟と決断と、支援者様からの多大なご支援の下、2022年11月にシェルターを移設。

キャパシティーが20頭増え、常時約170頭の犬猫を保護しています。

 

旧シェルター時代、犬たちは日中は外に係留し、夜はコンテナハウスのケージのなかで過ごしてもらっていましたが、移設後は室内フリーで過ごさせてあげられるようになりました。

 

▼移設したシェルターで保護犬たちの様子

 

入口対策と出口対策

 

私たちは先ず第一に、そもそも保健所に収容させない!不幸な命を増やさない!ために、猫の不妊去勢手術に力を入れています。

高齢者の方や頭数が多い現場では、一斉TNRのお手伝いをしています。

 

▼30頭以上いる現場で、ごはんのセッティング

 

▼自治会長さんからの依頼で地域の一斉TNR

 

▼先に捕獲できた子たちのお世話(ごはん・ペットシーツの交換)

 

その中には「手術できない大きさの子猫」や「継続した治療が必要な子」がいます。

そういった場合、当会でひきとることがほとんどですが、多頭現場=生活困窮者がほとんどなので、医療費もLYSTAで丸かぶりです。

 

▼好酸球肉芽腫の治療のため、リターンせずに保護

 

▼地域一斉TNRの猫屋敷にいた、手術できない大きさの子猫

 

いわき市保健所では、かわいい子猫は一般譲渡になる希望があります。

 

そのためLYSTAでは、交通事故等による緊急性のある負傷動物、シニア期の子、病気や先天性疾患を抱えている子を中心にひきとっています。

そういったハンデがあり、殺処分の対象となる子に手を差し出さなければ、殺処分はゼロになりません。

 

▼交通事故で満身創痍だっためひかりくん

 

▼下半身不随で収容されたかんぱちくん

 

ですが、LYSTAの活動の資金繰りは、火の車です。複数回にわたるクラウドファンディングや通常のご支援を通じて、その時々の課題をクリアし、なんとか活動を継続することができています。

 

シェルターを運営するうえで、地代家賃・フード・消耗品費、水道光熱費など合わせると1ヶ月あたり約50万円の固定費が必要です。

 

そこで毎月ご支援いただく「LYSTAっ子サポーター」様を募集させていただいております。

 

▼LYSTA運営にかかる1ヶ月あたりの費用(月平均)            
 ・水道光熱費      115,000円      

 ・飼料費        120,000円  
    ・地代家賃    145,000円     
 ・車両費                   50,000円 
 ・通信費               42,000円 

                           

いわき市の≪継続できる殺処分ゼロのスタートラインに立つ≫ことを目指しながら、保護犬猫たちに十分な医療を施し、終の棲家となる子たちにとってもQOLの高い環境で安心して活動を継続していけるるよう、どうかみなさまのお力をお貸しください。


どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

代表からのメッセージ

 

 

鈴木理絵|LYSTA 代表理事

 

1979年生まれ。保護頭数をゼロにして施設の後始末をして、元気に活動できるのはあと20年と思っています。「継続できる殺処分ゼロ」を達成させるためにLYSTAに残された時間はそう長くはありません。多くの皆様からのご支援で保護できたこの子たちに、医療だけでなく心も満たして過ごさせてあげられるように。そして、今も私たちの見えないところで劣悪な環境で飼育されている子たちに、1頭でも多く手を差し出せるように、私たちの活動にご賛同いただき、ご支援いただきますようよろしくお願い申し上げます。いわき市の「継続できる殺処分ゼロ」を共に実現させましょう!

 

 

<留意事項>
・ご支援にあたり、利用可能な決済手段はこちらをご覧ください。
・本プロジェクトでは、お1人様1コースへの支援となります。複数コースへのご支援は出来かねますのでご了承ください。
・本プロジェクトでは、毎月の継続的なご支援を募集しています。初回ご支援時に1回目の決済が行われ、翌月以降は毎月10日に決済が行われます。ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。
・ご支援確定後の返金は、ご対応致しかねますので何卒ご了承ください。翌月以降のキャンセル(解約)については、こちらをご覧ください。
・コースを途中で変更することはできません。お手数をおかけしますが、一度支援を解約していただき、ご希望のコースに改めてご支援ください。支援の解約方法は、こちらをご覧ください。
・ ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります

 

寄付金が充てられる事業活動の責任者:
鈴木理絵 (NPO法人動物愛護団体LYSTA 代表)
団体の活動開始年月日:
2011年9月11日
団体の法人設立年月日:
2017年3月23日
団体の役職員数:
2~4人

活動実績の概要

■保護・譲渡の頭数(事業開始からの累計) 犬:保護 159 頭 ■累計 犬 譲渡 譲渡 137 頭 ■累計 猫 保護 猫:保護 491 頭 ■累計 猫 譲渡 譲渡 260 頭 ■所有者のいない猫の不妊去勢手術受け入れ頭数 2018年度 508匹 2019年度 733匹 2020年度 724匹

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プロフィール

2009年、河原で子猫4匹を保護し里親募集をしたことで、保健所に収容された犬猫の殺処分の問題を知る。 保健所に収容された犬の引き取りと里親募集を始める。 2011年、東日本大震災と福島第一原発事故の影響で、一時県外に避難。 地元に戻り、まずは人間の支援物資仕分けのボランティア活動を始める。 人間のほうのボランティアが落ち着き、被災ペットシェルターのボランティアにようやく通うことができるようになる。 自宅から20km先には警戒区域のバリケードがあった。 311から半年が過ぎても、警戒区域にはまだ多くの犬猫がお腹を空かせてとりのこされていた。 仕事を辞め、警戒区域の犬を保護するために動物愛護団体として活動を始める。 警戒区域の犬のレスキューがひと段落し、地元いわき市の野良猫と殺処分の問題を解決すべく、スタッフ5名と170頭の犬猫を保護し、所有者のいない猫の不妊去勢手術の活動を継続中。

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2009年、河原で子猫4匹を保護し里親募集をしたことで、保健所に収容された犬猫の殺処分の問題を知る。 保健所に収容された犬の引き取りと里親募集を始める。 2011年、東日本大震災と福島第一原発事故の影響で、一時県外に避難。 地元に戻り、まずは人間の支援物資仕分けのボランティア活動を始める。 人間のほうのボランティアが落ち着き、被災ペットシェルターのボランティアにようやく通うことができるようになる。 自宅から20km先には警戒区域のバリケードがあった。 311から半年が過ぎても、警戒区域にはまだ多くの犬猫がお腹を空かせてとりのこされていた。 仕事を辞め、警戒区域の犬を保護するために動物愛護団体として活動を始める。 警戒区域の犬のレスキューがひと段落し、地元いわき市の野良猫と殺処分の問題を解決すべく、スタッフ5名と170頭の犬猫を保護し、所有者のいない猫の不妊去勢手術の活動を継続中。

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