瀬戸内の島で、挑戦者を応援するくらしと学びの集落を一緒につくりたい
瀬戸内の島で、挑戦者を応援するくらしと学びの集落を一緒につくりたい

支援総額

2,934,500

目標金額 2,000,000円

支援者
207人
募集終了日
2022年8月25日

    https://readyfor.jp/projects/mamena?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2022年07月06日 20:24

「時をためて地域を醸す」まめな/ナオライ代表三宅紘一郎

まめなコモンズのクラウドファンディングページをご覧いただきましてありがとうございます。

 

一般社団法人まめなで共同代表理事を務めており、ナオライ株式会社という日本酒酒蔵再生をテーマにした会社を運営しています実行者の一人、三宅紘一郎(みやけこういちろう)と申します。

 

自分の自己紹介とまめなが生まれた経緯をご紹介させてください。

 

私は広島県呉市で生まれ、親族に酒蔵関係者が多かったことがきっかけで

「日本酒酒蔵を未来に引き継ぎたい。世界中に日本酒を広げてみたい」

という想いを大学時代から持ち、日本酒の輸出が世界一伸びていた中国・上海に渡り20代9年間をお酒の販売に関わる仕事をしながら過ごしていました。

 

そして自分でお酒のブランドを生み出してみたいと日本に帰国し、孫泰蔵さんとNPO法人ETIC.さんが日本で初めて社会起業家を育成するSUSANOOというコミュニティに出会え運良く一期生に採択してもらうことができ、地域の特徴を日本酒を通して見つけ出すため出身地である広島県が日本一の産地であるレモンに着目し、最高の産地を探す過程で久比の対岸三角島に出会い、三角島を本社にナオライという会社を創業しました。

 

 

最高のブランドを造るためには畑も自分達でやろう。そんな想いで地元の方から畑を貸していただきレモン畑を始めました。しかし自分達の思いとは裏腹に、ものすごい勢いで育つ雑草、水不足、天候の影響などが原因で次々とレモンは枯れていきました。

 

「自分達でオーガニックのレモンを育てるのは無理かもしれない。」

 

2016年末、そんなことを思っていたところ、久比の元自治会長でナオライの応援をしてくださっていた地元の小林増也さんという方からのご紹介で無農薬栽培を進め素晴らしい畑を育てたれているという梶岡秀さん(まめな代表理事)をご紹介いただけご自宅を訪ねました。

 

梶岡さんとの出会い

初めて久比の梶岡さんのご自宅を訪問した時の写真(左小林さん 右梶岡さん)

 

梶岡さんは久比盛り上げ隊という活動をされており久比の未来を真剣に考えられている方でした。ご自身のオーガニック農へのご経験をもとに、畑に来てくださり伴走してくださるとお言葉をいただけました。

 

それから畑でレモンの手入れをしながらたくさんのお話をしてくださいました。畑の土壌細菌のお話、レモンの栽培方法、そして農の話だけではなく、社会問題や思想哲学のお話もしてくださり、ただ商売のために無農薬レモンを育てたいと思っていた自分の世界が自然や社会も向かっていきました。

 

畑は少しずつ回復していき、子供が来ても誰が来ても自然と触れ合えるような畑にしましょう。と梶岡さんからのご提案で畑の名前は「三角島レモンガーデン」と名づけることになりました。

 


その後、三角島の対岸久比の梶岡さんのご先祖のご実家が空き家になっているということでその家を貸してくださることになり、久比での活動も増え、地域を分散型ホテルのようにとらえ世界中の人がそこに注目するようになったというイタリアの田舎の事例に「アルベルゴディフューゾ」という考え方があると知り、久比・三角島の空き家を瀬戸内版のアルベルゴディフューゾにできないかと梶岡さんとも思い描くようになりました。

 

2015年に久比・三角島に根を張り出してから約3年、2018年3月、久比・三角島をお酒を通じて日本一のオーガニックレモンバレーにしてみたい。そんな想いを持つようになり、東京と広島を往復していいたところ、たまたま東京で更科安春さんが自分達の話を聞いてくださる機会があり、

 

「面白そうだね、今度現地に行ってみるよ。」

 

と、優しく声をかけて下さりました。

 

 

始まりはこのメッセンジャーのやりとりから

 

そこからが本当にすごかったです。更科さんはなんと2018年だけで自分がカウントする限り、32往復は東京と広島を行き来(更科さんは新幹線派)され、その都度、梶岡さんや地元の方や自分と議論をし構想をまとめていきました。

 

時には広島でお好み焼きを作ったり

 

東京からまめなを一緒に育てるメンバーが遊びに来てくれたり

 

ある時は久比でヤギの散歩をしたり

 

更科さん、梶岡さんと、集まってくれるメンバーと更科さんの作る美味しいご飯を食べながら、何度も何度も議論をしていきました。そしてまめなという団体が生まれていきました。

 

「くらしを、自分たちの手に取り戻す」

 

という合言葉が生まれました。

 

以前は世界的なファッションブランドでお仕事をされ、その後Mistletoeという組織に所属されている更科さんは

 

「介護のない世界をつくる」

 

という壮大な夢を持たれており、そのフィールドを探されていました。久比の色々な空き家を是非更科さんにご案内する中、後にまめなの本部になる地域の中心にある一番大きな空き家である旧梶原医院も見学ができないか梶岡さんに相談をしてみました。

 

リノベーション前の旧梶原医院の様子

 

旧梶原医院のオーナー梶原四郎先生は梶岡さんがたまたま小学校からの同級生であるということからお会いできることになり、広島市郊外の近くにある五日市の梶原先生が創業された病院を訪ねました。まめなの構想を話した後、

 

「地域のためになるならば、その病院の土地と建物を寄付しましょう」

 

となんともありがたいお言葉をいただくことができました。

 

更科さんの介護の無い世界を実現させたいという想い、梶岡さんの久比の未来への想い、オーガニックレモンバレーにしたいという自分達の想いが伝わったのかもしれませんが、梶原四郎先生からのこの一言は、本当に衝撃的でした。

 

社会が良くなる瞬間はこんな感じなのか

 

と思うような驚きの時間でした。

 

それから20年近く空き家だった久比の中心にある旧梶原医院をみんなで掃除をし空気が入っていき建築が長年の眠りから覚めて行くようでした。そしてまめな食堂が今年2022年1月にオープンし、地元の方を中心に本当にたくさんの方が訪ねて下さるようになりました。

 

リノベーションを終えた旧梶原医院 現まめな本部で更科さん梶岡さんと

 

今回のクラウドファンディングを通じても一人でも多くの方にまめなが創り出しつつある空間を体感していただきたいと思いリターンコースを設計しました。

 

まめなが息吹をあげた2018年〜の期間中、ナオライも琥珀浄酎という日本酒とレモンで造るウイスキーのような熟成酒を生み出すことができました。

 

 

愛情を込めて育つ久比・三角島の無農薬レモン原料にして造る琥珀浄酎というナオライのお酒を造れば造る程、世界中に広がれば広がる程、久比・三角島の地域社会やそして自然に還元されるようなブランドに育てていきたいと思います。

 

その先に、まめなの考えるコモンズの形、これからの企業の在り方の答えがあるように想います。

 

まめなコモンズという発想は、あいだすという場をまめなに創り上げた福崎陸央君と大橋まりさんとの話の中で生まれてきた形です。SUSANOOや、梶岡さんや更科さんやまめなやナオライの仲間、これまで本当に様々な出会いが繋がり今の形があります。この文の中には到底書ききれませんが、今まめなに本当にたくさんの多世代の仲間が集まってきています。

 

これからも人の生き方や社会の在り方を久比でたくさんの方と議論し

 

自分達が実現させたい未来を自分達の手で育てていきたい

 

と思います。そして地域を醸していきたいと想います。

 

本当にありがたいことに、クラウドファンディングの公開から10日で50名を超える方から80万円を超えるご支援をいただけています。ご参加いただく方お一人お一人とまめなコモンズの未来を考えて行ければ幸いです。

 

 

(追伸)

先日、上記でご紹介しているSUSANOOというコミュニティの同期で、先日応援メッセージを贈って下さった田中美咲さんが島を訪ねて来てくださり田中さんと一緒に来島された佐藤祥子さんという方がforbesJAPANで連載で、まめなの取り組みについてこちらの記事を書いてくださいました。是非ご覧ください。

 

リターン

2,500+システム利用料


まめなでくらす|学生限定コース(2泊3日)

まめなでくらす|学生限定コース(2泊3日)

【一緒にくらしたい人】
■学生限定のコースです

■リターン詳細
集落と施設のご案内 / まめなでの宿泊(2泊)・食事3食付・wi-fi有・施設の利用

■滞在中どんなことができるか
1.不定期で発生するイベントへの参加 / 滞在している方との交流 / 空き家の片付けやリノベーション
2.食堂で料理を提供してみる / 音楽会を開催してみる / Barを運営してみる / イベントやワークショップを開催してみる / 畑をやってみる etc

※2のようにやってみたいことがある方は事前にお知らせください、滞在する中で思い立った場合もご相談ください!
※発行から1年間有効です
※予約サイトを11月までにお送りさせていただきます

申込数
23
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

5,000+システム利用料


まめなでくらす|1日

まめなでくらす|1日

【一緒にくらしたい人】
■リターン詳細
集落と施設のご案内 / まめなでの宿泊(1泊)・食事3食付・wi-fi有・施設の利用

■滞在中どんなことができるか
1.不定期で発生するイベントへの参加 / 滞在している方との交流 / 空き家の片付けやリノベーション
2.食堂で料理を提供してみる / 音楽会を開催してみる / Barを運営してみる / イベントやワークショップを開催してみる / 畑をやってみる etc

※2のようにやってみたいことがある方は事前にお知らせください、滞在する中で思い立った場合もご相談ください!
※発行から1年間有効です
※予約サイトを11月までにお送りさせていただきます
※未就学児は1名とカウントしません

申込数
49
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

2,500+システム利用料


まめなでくらす|学生限定コース(2泊3日)

まめなでくらす|学生限定コース(2泊3日)

【一緒にくらしたい人】
■学生限定のコースです

■リターン詳細
集落と施設のご案内 / まめなでの宿泊(2泊)・食事3食付・wi-fi有・施設の利用

■滞在中どんなことができるか
1.不定期で発生するイベントへの参加 / 滞在している方との交流 / 空き家の片付けやリノベーション
2.食堂で料理を提供してみる / 音楽会を開催してみる / Barを運営してみる / イベントやワークショップを開催してみる / 畑をやってみる etc

※2のようにやってみたいことがある方は事前にお知らせください、滞在する中で思い立った場合もご相談ください!
※発行から1年間有効です
※予約サイトを11月までにお送りさせていただきます

申込数
23
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

5,000+システム利用料


まめなでくらす|1日

まめなでくらす|1日

【一緒にくらしたい人】
■リターン詳細
集落と施設のご案内 / まめなでの宿泊(1泊)・食事3食付・wi-fi有・施設の利用

■滞在中どんなことができるか
1.不定期で発生するイベントへの参加 / 滞在している方との交流 / 空き家の片付けやリノベーション
2.食堂で料理を提供してみる / 音楽会を開催してみる / Barを運営してみる / イベントやワークショップを開催してみる / 畑をやってみる etc

※2のようにやってみたいことがある方は事前にお知らせください、滞在する中で思い立った場合もご相談ください!
※発行から1年間有効です
※予約サイトを11月までにお送りさせていただきます
※未就学児は1名とカウントしません

申込数
49
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月
1 ~ 1/ 16


最近見たプロジェクト

もっと見る

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る