まもりたいものがある

写真は震災直後、石巻市日和山に設置されていた手書きの石巻市民憲章です。
震災から2年半が経過し日和山からの風景も大きく変わり復旧が進んでいる印象を与えます。

一方で、先日、ある地区の地区会長さんは
「2年半が経過したが復興は目に見えこない。高盛土道路や復興住宅もまだまだ先の
　こと。　いまは、また津波がくることが心配。逃げる場所がない」
とおっしゃっていました。

がれきは無くなりましたが、防災、急激に過疎化した地域での生活、被災による経済的困窮等からくる家庭内暴力やこどもの進学の問題など、2年半と時間が経過したことで顕在化してきた問題もあります。

これからの問題は地元の方や専門家や支援団体・行政・企業などみんなが連携して解決していかないと解決できないものばかりです。

連携のかなめとなるような取組を石巻フューチャーセンターは目指しています。