インタビュー～第３回検討会を終えて～

第３回検討会を終えて、アドバイザーの全日本司厨士協会神奈川県本部の宇佐神会長と、植松会長代行にお話を伺いました。

 

 

事務局：３回の検討会にご出席いただきましたが、感想をお伺いできますか。

 

会長：障がいのある方をサポートする事業所の方達の努力はすばらしいな、と思っています。

いろいろな工夫をされている。

 

会長代行：そうですね。とても一生懸命やっている。ただ、イベントへの出店というのは、やはり慣れていないな、勝手が違うのかな、そんな印象を持っています。

 

事務局：今回参加する事業所のほとんどは、大規模イベントへの出店経験がありません。

 

会長：消費者の方たちはとてもシビアです。障がいのある方が作るもの＝安いものというイメージがあると思います。でも、しっかりとした商品を出さないと、次に繋がっていかない。それでは、せっかくの努力が報われないでしょう。

 

事務局：今回ははじめての試みであり、次に繋がるということはとても大切だと考えています。

 

会長代行：商売だと考えると利益も大切ですが、まずは、世に出す、知ってもらう、ということが大切です。

 

会長：そうですね。そして、世に出す以上は、高い目標を持ってほしい。障がい者だからこれでよいということではなく、お客様からお金を頂く以上、それに見合うものを提供しなければ。

 

会長代行：それとあわせて、見せ方も大事ですね。商品の写真やパッケージなど、おいしそう、食べてみたい、と思ってもらうことも大切です。

 

事務局：今回参加する事業所は、その意識を持って参加していると思いますが、引き続き、アドバイスをよろしくお願いします。

 

会長代行：試食会までの間に、私たちのアドバイスを生かして、少しでも良い商品にしてくれたらうれしいですね。

 

会長：試食会を楽しみにしています。