ひきこもり当事者とその家族の居場所「ミンナのCasa」利用環境整備

支援総額
目標金額 1,200,000円
- 支援者
- 62人
- 募集終了日
- 2021年5月23日

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- 217,886,000円
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- 29日

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- 現在
- 3,445,000円
- 寄付者
- 175人
- 残り
- 29日
プロジェクト本文
▼自己紹介
こんにちは。
NPO法人ミンナのチカラと申します。
私たちは、地域での「居場所づくり」と「空き地・空き家対策」という2本の柱で活動をしています。
所属しているみんながそれぞれの仕事を持つ中で、時間を有効活用しチカラを合わせて地域課題の解決に力を注いでいます。
2020年6月に設立したばかりのNPO法人ですが、私たちが住む新潟県胎内市が市政運営の基本方針として掲げている「市民協働」にも寄与する活動を展開していきたいと思っています。
http://minnanochikara.org/npo/
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
私たちが住む新潟県胎内市内における人口減少および少子高齢化の進展ならびに価値観の多様化に伴い、多世代同居家族の減少および核家族化ならびに独居老人等の死亡による、人と人同士のつながりの希薄化または胎内市内に存する空き家の増加が顕在化してきています。
なかでも、人と人とのつながりでは、多世代間の交流の減少が顕著で胎内市においても近所に住む人のこともわからない状況となっているほか、自分と異なる人を受け入れることが薄れ多様な人材が十分に活躍できる社会とはなっていないと考えられます。
そこで、胎内市にある空き家を活用した居場所づくりや誰でもそれぞれの持てる力を発揮しそれぞれの特長を活かして活躍できる社会の実現を目指すことで、地域共生社会(ダイバーシティ&インクルージョン)の実現に寄与していきたいと考えました。
なお、取組を進めていくに当たり、「”胎内”という市の名前を活かして、市内外の人材を巻き込んで新しい化学反応を起こし、様々なモノ・コトを生み出しインキュベートしていく」という考え方を大切にしたいと思っています。
そして、今回支援をお願いするひきこもりの居場所づくりについては次のような思いからです。
ひきこもり状態の人が社会復帰を希望するような機運を高め、社会復帰を望む人がスムーズに復帰でき、そして、地域のあらゆる仕事を担う大切な人材として、担い手が不足している産業で活躍する、そんな好循環が生み出される、SDGsの理念にもかなった地域の実現に寄与していきたいという思いからです。
胎内市内には生産年齢人口(15~64歳)のうち235人(全体の1.52%)がひきこもりの当事者であると推計されています。小中学生のひきこもりによる不登校のサポートは、市役所の学校教育課でおこなっていますが、義務教育課程を修了した高校生や大学生、そして大人のサポート体制は市にはないため、胎内市社会福祉協議会が実施している「ほのICHI」だけがサポートしている状況です。
自分の部屋・家以外で過ごすことができるワンクッションとなる居場所をつくることで、同じような境遇の者やその家族が集まるきっかけとなり、家族の精神的不安の解消につながったり、当事者にも良い環境となったりするなど、ひきこもり状態の人を取り巻く環境の改善が図られることが期待できると考えています。
▼プロジェクトの内容
地元で借りた一軒家2階建ての6K
結論から申し上げますと、「居場所のエアコンの設置と照明の取替」です。
私たちが居場所づくりの活動場所として使用している建物は、私たちの活動趣旨に理解をを示していただき廉価でお貸しいただいた一軒家です。
2020年10月から借り受けて、12月の開設に至るまでの間で掃除・片づけを行ってきました。その建物は、つくりはもちろん素晴らしかったのですが、空調や給湯設備、そして、照明などは昔のまま。廉価で貸していただいた手前こちら側の負担で修繕することとしたところです。
借りた当初の様子、片付けの状況、取り替えたいエアコンや照明などをご紹介します。
物でいっぱいです。
居場所は「ミンナのCasa ~everyone's home.~」と名付けました。casaはスペイン語やイタリア語で「家」をあらわす単語でカーサと読みます。
ロゴは、会員たちで考え、オープンな感じを出すために屋根と窓で構成し壁は作りませんでした。
ロゴ
昨年2020年の12月から開設しましたが、思いがけない大雪にも見舞われ、寒さ厳しかったので残されていた反射式ストーブだけでは足りず、2台の石油ファンヒーターを購入し、ホットカーペットも4枚使うなどして対応してきました。
しかし、これから訪れる夏はエアコンなしではどうにもなりません。
何しろ私たちが活動する新潟県胎内市はフェーン現象の影響もありますが、2018年8月24日に40.8度、2019年8月15日には40.7度を記録するなど、ここ数年間で日本一暑い日を記録したこともあるまちです。
このような中でも快適な居場所を提供できるようにするためにはエアコンの設置が必須です。そして、省エネにもつながるLED照明への交換は、場を明るくし気分を上げることにも有効です。このほか、居場所で快適に過ごすための便座の取替、キッチンの床の張替、浴室のリニューアル、歪んで動きにくく(動かない)なっている2階のゆがみ修正などを資金と相談しながら優先順位をつけて取り組んでいきたいと考えています。
居場所で過ごす様子
スタッフの自己研鑽も必要なので、新潟市西区でひきこもりの居場所「イツモノトコ」を運営しているNPO法人新潟ねっとの代表理事村山さんを招いてのスタッフ等の勉強会も開催しました
ボランティアスタッフの方々による片付け
利用者とともに行った障子張替
地元の方とメディア向けに開催した内覧会の1コマ。内覧会で取材を受ける代表理事。3つのメディアに取材していただきました。
開催する中で、利用者からの声を受け、静かに昼寝できるスペースもつくりました。
▼プロジェクトの展望・ビジョン
2020年12月からひきこもりの当事者とその家族が集い交流することができる居場所を月1回第3日曜日の午後2時から4時まで開設しています。
利用料は無料でモバイルルーターによるWi-Fiも整備しました。
3月までに4回開催し、延べ24名に利用いただきました。
現在、取組に賛同し協力していただけるボランティアスタッフを集めており、状況が整えば、月2回の開催、月4回の開催、週3回の開催、毎日の開催と集まり交流することができる日を増やしていきたいと考えています。
そして、来てくれた当事者には、本人が望まない限り話しかけずに、自由に過ごしてもらっていますが、軽作業なども用意して満足していただける環境も準備したいと思っています。
並行して、地元企業に声をかけ、軽作業をいただき、それらを利用者に提供し、就労の支援にもつなげていければとも考えています。また、リース期間満了などによる古くなったノートパソコンを譲り受け、文書作成などのスキルも身につけられるような環境も実現していきたいと思っています。
いずれにしろ、私たちが提供する居場所を緩衝地帯として利用し、社会復帰を希望する人たちが社会復帰できる環境を整えていきたいです。
▼プロジェクトの終了要項
・オープン完了予定日
2021年7月15日
・建築・改修場所
新潟県胎内市新栄町1-20 ミンナのCasa
・建築・改修後の用途
空調設備等が整った、ひきこもりの当事者とその家族が集い、交流することができる居場所を開設していきます。
・その他
令和になってから日本で一番暑い日を記録したこともある胎内市です。
市内にある空き家を廉価でお借りし、自分たちのチカラで片づけて居場所の開設にこぎつけました。
快適に過ごしていただけるためには、まだまだ改修したいところがあるので、空調設備をはじめとした部分を整備したいと考えています。
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プロフィール
私たちは2020年6月に設立した特定非営利活動法人ミンナのチカラです。 それぞれの会員が持てるチカラを活かして地域の活性化に資する取組を行っています。会員のみんながメインの仕事をしながらではありますが、今まで築き上げた人と人とのつながりの中でできた縁を大切にして、背伸びしない活動を展開しています。 活動は、 空き家・空き地の見守り・管理 と 居場所づくり が2本柱です。 今回ご支援をお願いしたいものが ひきこもりの当事者とその家族が集い交流することができる居場所の改修費用の支援です。 状態の良かった空き家を借りることができたので初期投資は抑えられたものの 近年、日本一暑い日を記録したこともある胎内市では夏場の居場所開設はエアコンなしでは考えられません。 そこで、居場所となるメインの部屋に4台のエアコンの設置と省エネにつながる照明のLEDへの取替についてご協力いただきたいと考えています。
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リターン
3,000円
感謝のメール3
● 感謝のメールをお送りいたします。
- 申込数
- 17
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年6月
5,000円
感謝のメール5
● 感謝のメールをお送りいたします。
- 申込数
- 22
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年6月
3,000円
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- 発送完了予定月
- 2021年6月
プロフィール
私たちは2020年6月に設立した特定非営利活動法人ミンナのチカラです。 それぞれの会員が持てるチカラを活かして地域の活性化に資する取組を行っています。会員のみんながメインの仕事をしながらではありますが、今まで築き上げた人と人とのつながりの中でできた縁を大切にして、背伸びしない活動を展開しています。 活動は、 空き家・空き地の見守り・管理 と 居場所づくり が2本柱です。 今回ご支援をお願いしたいものが ひきこもりの当事者とその家族が集い交流することができる居場所の改修費用の支援です。 状態の良かった空き家を借りることができたので初期投資は抑えられたものの 近年、日本一暑い日を記録したこともある胎内市では夏場の居場所開設はエアコンなしでは考えられません。 そこで、居場所となるメインの部屋に4台のエアコンの設置と省エネにつながる照明のLEDへの取替についてご協力いただきたいと考えています。










