
寄付総額
目標金額 5,000,000円
- 寄付者
- 171人
- 募集終了日
- 2021年5月31日
筑波大学名誉教授の安藤邦廣先生からメッセージをいただきました
建築家の安藤邦廣先生は、日本の木造伝統構法の中でも特に茅葺き屋根や民家に関する研究の第一人者でいらっしゃいます。木造建築への深いご造詣から、東日本大震災の応急仮設・復興住宅に「板倉」を用いられたことは大変有名です。復興住宅としての役目を終えた「板倉の家」のひとつは、現在、日本民家集落博物館に移築され、事務棟として活躍しています。
今回、民家の修復工事のためにクラウドファンディングを立ち上げますとお伝えしたところ、あたたかい応援のメッセージをいただきましたので、ご紹介いたします。
筑波大学名誉教授 安藤邦廣(あんどうくにひろ)
一般社団法人日本茅葺き文化協会代表理事

日本の民家は、縄文時代以来1万年以上の長い歴史と、南北に細長く連なる日本列島の地域的多様性に育まれた豊かな生活文化を今日に伝えるものです。
日本民家集落博物館は、そのような日本の代表的な民家を一堂に集め、巡ることができる素晴らしい施設です。
その中で、信濃秋山郷の旧山田家住宅は、縄文時代以来の狩猟採集の生活文化を受け継ぎながら、広間型中門造という近世民家の典型的な特徴を併せ持つものです。
屋根ばかりでなく、壁も茅で厚く葺かれた特異なつくりが、この民家の最大の見所であり、近世民家が成立する以前の建築技術の特徴を今日に伝えるものです。また、厩や土間ばかりでなく、生活の場である広間や座敷まで、土間にわらやむしろを敷いた土座住まいとなっているところももう一つの特徴で、往時の暮らしぶりを知ることができます。
このような茅壁や土座住まいは、信濃の山奥で、寒冷で豪雪の冬においても暖かく暮らすことのできるつくりであり、その暮らしぶりは鈴木牧之の名著「秋山記行」にいきいきと描かれているところでもあります。
茅とわらといった、毎年生産され、暮らしの中で使われる資源を住まいに用い、そして肥料として土に還すという循環的な暮らしの知恵を伝える意味でも大変貴重な民家といえます。
この、他に類のない信濃秋山の民家が、皆様のご協力とご支援によって、長く後世に伝えられることを願っております。
ギフト
10,000円
A|記念ハガキ
◯お礼のお手紙
◯寄附金領収書
◯お名前を記載した巻物を棟札として信濃秋山の民家に納めます(ご希望制)
◯記念写真集の巻末にお名前を記載(ご希望制)
◯記念ハガキセット
※寄附金領収書は2021年7月にお届けいたします。
- 申込数
- 23
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年6月
20,000円
B|記念写真集
◯お礼のお手紙
◯寄附金領収書
◯お名前を記載した巻物を棟札として信濃秋山の民家に納めます(ご希望制)
◯記念写真集の巻末にお名前を記載(ご希望制)
◯記念写真集をお届け
−今回の保存修理工事風景を含め、信濃秋山の民家ゆかりの写真を収めた貴重な写真集をお手元に届けます
※寄附金領収書は2021年7月にお届けいたします。
- 申込数
- 18
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年6月
10,000円
A|記念ハガキ
◯お礼のお手紙
◯寄附金領収書
◯お名前を記載した巻物を棟札として信濃秋山の民家に納めます(ご希望制)
◯記念写真集の巻末にお名前を記載(ご希望制)
◯記念ハガキセット
※寄附金領収書は2021年7月にお届けいたします。
- 申込数
- 23
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年6月
20,000円
B|記念写真集
◯お礼のお手紙
◯寄附金領収書
◯お名前を記載した巻物を棟札として信濃秋山の民家に納めます(ご希望制)
◯記念写真集の巻末にお名前を記載(ご希望制)
◯記念写真集をお届け
−今回の保存修理工事風景を含め、信濃秋山の民家ゆかりの写真を収めた貴重な写真集をお手元に届けます
※寄附金領収書は2021年7月にお届けいたします。
- 申込数
- 18
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年6月

東京国立博物館|価値ある文化財を救い出す。源氏物語図屏風、修理へ
#伝統文化
- 現在
- 61,835,000円
- 寄付者
- 2,865人
- 残り
- 28日

貧困・虐待などで親を頼れない若者に伴走支援を|若者おうえん基金
- 現在
- 7,221,000円
- 支援者
- 339人
- 残り
- 5日

ぬるぬるのお引越|万博・落合陽一 null²パビリオン次なる場所へ
#ものづくり
- 現在
- 221,992,600円
- 支援者
- 13,042人
- 残り
- 28日

国宝 彦根城、日本の遺産を未来へつなぐ|高橋架け替えで蘇る大名庭園
- 現在
- 8,045,000円
- 寄付者
- 197人
- 残り
- 35日

【緊急支援|大分市 大規模火災へのご支援を】
#医療・福祉
- 現在
- 3,953,000円
- 寄付者
- 476人
- 残り
- 40日

能登半島地震で全壊した須須神社奥宮|再建を叶え、ミホススミ神に光を
- 現在
- 1,330,000円
- 支援者
- 48人
- 残り
- 54日

奨学金の原資が不足しています│未来応援奨学金にいがた2025
- 現在
- 1,745,000円
- 支援者
- 93人
- 残り
- 28日








