5日目の活動報告　その2

ムクナ豆の生育状況を確認してきました。

鞘のふくらみ具合から、そろそろ収穫のタイミングに入ってきたようです。

収穫してしっかりと乾燥させることができれば、来年は今年より広い範囲に種を蒔くための種子が十分確保できそうです。

ムクナ豆は鞘が地面に触れると湿気でカビが生えやすくなるため、収穫のタイミングがとても重要。

12日頃が狙い目ではないかと見ています。

そして、今年の収穫は「豆」だけではありません。

ムクナ豆を栽培した場所では、メヒシバ・セイタカアワダチソウ・チガヤが殆ど生えていませんでした。

雑草との戦いを有利に進めるうえで、とても頼もしいパートナーが見つかったと実感しています。

弦の伸び方も予想以上に扱いやすいものでした。

「種まきしたところから2メートルほど」の範囲に収まり、畑の管理に支障が出るほど暴走することはありませんでした。

蜜源としての効果は大きくありませんが、雑草の成長を抑えられる期間を確保できることは大きなメリットです。

耕作放棄地の改善において、しばらくの間の”緩衝地帯”として活用していくことで、草刈りや土づくりの負担を大きく減らせると感じています。

来年はこの成果を踏まえ、さらに土地の再生を進めていけるよう準備していきます。

また進捗をご報告しますので、引き続き活動を見守っていただけたら嬉しいです。

ご支援をいただいている皆様のおかげで、改善の手応えを強く感じています。ありがとうございます。

ムクナ豆

畑の際からあまり弦が外に伸びていない