特徴的な2024年　あとわずかになりました！

今年もあとわずかとなりました。

ここ数年の暖冬に慣れた身には、寒さと雪の多さが心配になる雰囲気です。

 

皆様の応援のおかげで、今年も活動を続けることができました。

心よりお礼申し上げます。

 

＜2024年＞

終わってみれば、最後の最後まで、お年寄りが飼育しきれなくなった犬猫の保護が続きました。

 

＊最新は今日！

 

11歳のシェルティー、女の子がやってきました。

右目は幼いころにケガで失明した、と聞きましたが、明らかに飛び出ており眼圧が高くなっている懸念があります。

しかも、血交じりの尿。

不妊手術をしてないので、生理？と思ったものの、どうやら慢性的な膀胱炎があったそうで・・・

外飼育なのにフィラリア対策も無し💦

きれいに管理されてはいたものの、検査は必要ですね。

飼い主さんは、高齢のご夫婦。

「犬は外」

の昔ながらの感覚だったんでしょう。

愛されてはいたと思います。

でも・・・ね　
医療をかけていない子の晩年は大変です。

 

 

＊12月

 

ひとり暮らしの高齢女性が入院⇒入所。

人とのかかわりを全て拒否、みんなが心配しながらもどうすることもできませんでした。

彼女のよりどころは10匹以上の猫。

でも、管理しきれない猫が衰弱して助けを求めて近隣に流出。

そうした猫の保護依頼が昨年から続いていました。

事情を聴いて思い切ってお尋ねした所、猫話題で盛り上がりすんなり受け入れてくれました(*^▽^*)

徐々に関係を築き、福祉行政へバトンタッチ。

それまでの全面拒否！　の姿勢から考えると驚きの変化！

これも猫がつないでくれたご縁、大切に思う共通の気持ちが突破口になりました。

 

でも、厳しい現実

現在11匹になった猫が残されてしまいます。

地域の方も心配してくださいましたが、費用面や安心の居場所を作る事も現実には難しく、結局全頭保護せざるを得ませんでした。

雪が舞う季節、氷点下に突入する寸前の決行でした。

きっかけとなった、別のお宅に流れた1匹は現在重い心臓病でシェルター内に作った酸素室にいます。

その他に、この冬は越せなかっただろうと思われる厳しい体調の子もいました。

 

更に厳しいのは、保護した11匹中、5匹がエイズキャリア、1匹が白血病キャリアだったこと。

エイズキャリアは、ケンカさえしなければ感染する事もなく、穏やかに生涯を終えることも少なくありません。

白血病キャリアは環境さえよければ陰転し寛解となることも多く、決してこれらがあるからダメと言うものではありません。

ただ、そうした知識がないと、怖くなってしまい、譲渡が見込めないという現実があります。

とっても人懐っこい子もたくさんいるのに・・・

 

 

他にも

＊12月

車庫内で発見された親子猫の保護と、オス猫の去勢手術

＊10月

高齢者が残した猫たち10匹の引き取り

＊8月

街中での親子猫

地域で問題になり保護に出動

＊7月

高齢男性が管理しきれない猫

子猫15匹の引き取り、成猫17匹の不妊手術

＊7月

高齢男性宅で増えてしまった猫問題とごみ屋敷問題福祉連携

猫13匹の引き取り

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半年以内だけでもこのような感じ

 

2024年　猫の

保護数132匹

手術して戻した数167匹

 

この中の約80％が、飼い主又は面倒を見ている人がいる猫でした

 

不妊手術をして地域に戻す

「地域猫」

もちろんそれは当たり前、ただ、それだけでは到底解決しない、次の段階に入っていることを痛切に感じています。

 

福祉行政と連携しての、不適切飼育や不安定な飼育を

「早期発見・早期対応」

その為の他機関連携が急務となっています！！

 

もふっこひだでは、現在、行政や福祉関連事業所との連携を強化。

多くの人の眼と関心で、

・不具合を起こしやすい人を社会から孤立させない

・解決策の提示と援助

を実施すべく、会議や研修会などを積極的に進めているところです。

 

時代は次のステージへ！！

 

来年度に向けてさらに具体的な活動を進めてまいります。

引き続き、応援をよろしくお願いいたします<m(__)m>