いすゞMR|動態保存車238号車を動く産業遺産として未来へつなぐ

いすゞMR|動態保存車238号車を動く産業遺産として未来へつなぐ
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は1月23日(金)午後11:00までです。

支援総額

363,000

目標金額 3,000,000円

12%
支援者
6人
残り
46日

応援コメント
くぼさもし
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鷹羽
鷹羽6時間前貴重な車、末永い活躍をお祈りしております。貴重な車、末永い活躍をお祈りしております。
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は1月23日(金)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

時を越えて動き続ける、

動態保存車「いすゞMR238号車」を未来へ。


 

特定非営利活動法人 中和文化社(奈良県桜井市)は、1980〜90年代に全国で活躍した小型路線バス「いすゞジャーニーQ MR(通称:いすゞMR)」を、“走る姿のまま残す=動態保存”という形で未来へつなぐ活動を行っています。

 

その中でも「いすゞMR 238号車(1991年製)」は、奈良の狭い道や山あいの集落を日々走り、人々の暮らしを支えてきた大切な存在です。

 

しかし、現在では全国でも“動く状態で残っているMR”は数台ほど。まさに希少な車両となりました。

 

「車は飾るものではなく、走らせてこそ価値がある。」
私たちはこの想いを胸に、長年整備を続けてきましたが、製造から34年が経ち、車体には錆や腐食が進行しています。これ以上の劣化を防ぎ、未来に残すためには、いま本格的な補修が必要です。


皆さまのご支援により車体を補修し、238号車を再び元気に走らせたい。
そして、子どもから大人まで世代を超えて愛される“動く産業遺産”として、未来へつないでいきたいと考えています。

 

あなたのご支援が、この貴重な一台を守り、次の世代に受け継ぐ力になります。
どうか温かいご支援を、よろしくお願いいたします。

 

 

 目次 

 

■ 中和文化社といすゞMR

■ 抱えている課題

■ プロジェクトの詳細

■ 今後の展望

■ 実行メンバーからのメッセージ

■ 応援メッセージ

■ プロジェクトに関するご留意事項

 

代理支援について

インターネットでの支援方法が分からない方へ

クラウドファンディングのご支援をいただく場合、本来はREADYFORでの会員登録が必要となります。一方、操作方法が分からないという方からは、代理支援という形での支援も承っています。

▶代理支援についてはこちら

中和文化社といすゞMR


特定非営利活動法人 中和文化社の代表理事・木村と申します。

 

私たちは奈良県桜井市を拠点に、いすゞジャーニーQ MR路線バス(通称:いすゞMR)の動態保存(=実際に走る状態で保存すること)を行っています。

 

そして、このいすゞMRの貴重さや技術の素晴らしさを伝えるために、イベントなどで皆さんに見て・乗って・感じていただける機会を設けるとともに、いすゞMRを活用し地域振興のためのお手伝いをしています。

 

このいすゞMRは、1980年代から1990年代にかけて全国各地で活躍した小型路線バスで、狭い住宅地や山間部の路線を走り、人々の暮らしを支えてきました。


しかし現在ではその姿を見ることもほとんどなくなり、動態保存している車両は全国でもごくわずかです。

 

私たちは、「車は飾って置いておくものではなく、走らせて使ってこそ価値がある」という想いで、この貴重な車両を現在も走行可能な状態で守り続けています。

 

古い車両を維持するには、できるだけ自分たちの手で保守を行う必要があります。部品探しから修理まで、決して楽な作業ではありませんが、やり遂げたときの達成感は何にも代えがたいものがあります。

 

いすゞMRを通じて、貴重な技術や地域とのつながり、そして人々の思い出を未来へ届けていくことが、私たち中和文化社の願いです。

 

「動態保存」へのこだわり

「動態保存」とは、役目を終えた機械や乗り物を“動かせる状態のまま”保存することを指します。その対義語が、動かない状態で展示などを行う「静態保存」です。

 

中和文化社は、このいすゞMR238号車を“動く形で残す”ことにこだわり、これまで活動を続けてきました。

 

どんな道具や機械でもそうですが、私たちがそれらの道具や機械を使って目的を達成できるからこそ、それらの価値があります。 車も同じで、人や物を様々な場所に運び、送り届けることでその目的を達成するからこそ価値があります。

 

いま私たち中和文化社が保存しているいすゞMR238号車も、長年多くのお客様を目的地までお送りし、一人一人のお客様の生活や人生の一部に深く関わってきたと言っても過言ではありません。 だからこそ、バス事業者で活躍していた時と同じ状態で、いつでも動く状態で、多くの方に見て乗って楽しんでいただくことに価値があると信じています。

 

 

 

これまでの歩み

 

|1980〜1990年代:いすゞMRの活躍


 

いすゞMRは、1984年に生産が開始され、1986年に登場した「P-MR112D」型からは、小型車としては初めて前後2扉を採用しました。その使い勝手の良さから、山間部の閑散区間だけでなく、住宅地の狭い道などでも活躍の場を広げ、全国各地で導入されました。

 

しかし、同クラスの小型バスが他メーカーから次々と発売されるようになると、いすゞMRは急速に数を減らし、1995年には路線仕様車の生産が終了しました。

 

奈良県内でも多くのいすゞMRが走っていましたが、2013年3月、最後まで現役で走っていた3台(237号車・238号車・337号車)がついに引退しました。

 

 

 

|2013年:有志による保存活動のはじまり


 

地元でも活躍し、身近な存在であったいすゞMRを「何とか残したい」という想いから、中古車業者の仲介で、奈良県で活躍していた「奈良22 あ・238」号車を有志数名で購入しました。

 

この238号車を保存することを目的とし、中和文化社の前身「MR238号車保存会」を結成したのが2013年10月のことでした。

 

「ただ残すのではなく、走れる状態で残す=動態保存」を目指して活動し、当初は有志限定で車両のメンテナンスや、機関維持のための運行を行っていました。動態保存であれば、イベントやボランティア輸送での活用が可能で、残すだけでなく社会に役立てることができると考えたからです。

 

 

|2019年:貨物鉄道博物館での運行開始


 

活動を続ける中で、特定非営利活動法人にわてつ様よりお声がけをいただき、三重県いなべ市の「貨物鉄道博物館」無料シャトルバスとして活用いただく機会を得ました。

 

これにより、より多くの方にMR238号車を見て、乗って、体験していただけるようになり、動態保存の意義を社会の中で実践する活動へと発展しました。現在もこの運行は継続しています。

 

 

|2021年:「国鉄バス風」に塗装変更


 

2021年には、長年の使用で外装の傷みが進んでいたため、補修を兼ねて車体の塗装を「国鉄バス風カラー」に変更しました。


このデザインを活かし、同年より「国鉄バス阪本線リバイバル運転会」を始めました。このイベントは、未成線として残っている、旧国鉄五新線(五新鉄道)の活用を目的として実施しているものです。このイベントは現在も継続しており、毎回多くの来場者が訪れています。

 

補修作業中のいすゞMR238号車
(塗装変更前)薄ピンクと白の車体
(塗装後)国鉄バス風のセルリアンブルー・シルバー・白の車体

 

|2024〜2025年:法人化と活動領域の拡大


 

2024年末には、より継続的な活動基盤を整えるため、「特定非営利活動法人 中和文化社」を設立し、2025年2月に「MR238号車保存会」の事業を完全移行しました。

 

現在は、車両の維持管理に加え、後継者の育成や運転者養成、地域イベントや展示会への参加など、活動の幅を広げています。

 

国鉄バス阪本線リバイバル運転会
ほほえみフェスタシャトルバス
定例運転会
いすゞオフ会
昭和レトロカー万博

 

 

いすゞMR238号車の価値・貴重さ

①技術的な価値
キャブオーバー型(客室内前方にエンジンを設置する構造)のバスは、エンジンを車体前方に置いているため、客用出入口は前輪と後輪の間に設置されることが一般的でした。しかし、P-MR112D以降のMRでは、設計を工夫することにより、前輪よりも前(フロントオーバーハング)に客用出入口を設置することに成功しました。これにより、キャブオーバー型のバスでは珍しい、前後2扉の設置が可能となりました。当時の小型バスはキャブオーバーが主流で、いすゞMRだけがこの前後2扉を実現したため、小型路線バスとしてMRを採用する事業者が増えました。

 

②社会的・地域的価値

従来路線バスが走れなかったような道幅の狭い住宅地にも、いすゞMRを使用することにより、バス路線を開設できるようになりました。特に奈良県のような、道幅の狭い古い街道が多数存在する場所には、いすゞMRは重宝され、活躍の場を広げていきました。

 

③保存の困難さ

いすゞMRは、足回りがいすゞ自動車で、車体が新潟県の株式会社北村製作所で製作されました。
足回り(シャーシ)については、辛うじていすゞ自動車から部品の供給があるため、メンテナンスを行ったり、サポートを受けたりすることができます。
しかし、車体については、北村製作所がバス車体の事業から撤退しているため、メーカーからの部品供給は受けることができません。車内外の部品が劣化し、交換などが必要な場合、同等品や代替部品を探すことが難しく、保存が困難な理由の一つとなっています。

 

 

抱えている課題

 

1991年(平成3年)に製造されたいすゞMR238号車は今年で製造から34年を迎えます。

 

一度、2021年に補修と塗装の変更を行いましたが、元々錆びやすい車両であることもあり、その後も次々と錆が発生しています。

 

メンバーそれぞれが仕事や家庭の合間に時間をやりくりしながら、日々応急処置をして何とか維持してきました。

 

<メンバーによるメンテナンス作業の様子>


しかし、小手先での対応では限界に近づいており、かといって毎年の車検で精一杯の現状では、プロの整備業者に依頼する余裕もありません。


すでに錆や腐食の進行によって穴が開いている個所も多数あります。

 

<傷んでいるいすゞMR238号車の様子>

 

いすゞMR238号車の車体各部には、錆による腐食や穴あきが複数確認されており、運行に耐えられない深刻な状態になる前に、本格的な補修が必要です。

 

プロジェクトの詳細

 

今回のプロジェクトにより実施する補修は、板金と塗装を中心とした大規模で本格的なものとなるため、専門の業者へ依頼します。

 

まずは、目視で確認できる腐食箇所を基点に、内部までどの程度腐食が進行しているかを詳しく調査します。その上で、修理が必要な部分の錆を丁寧に削り落とし、錆止め処理を実施した後、板金修理を行います。

 

補強が必要な箇所には適切な補強を施し、状況によっては金属板の溶接ではなく、FRP素材(繊維強化プラスチック)を用いた補修を行う場合もあります。

 

板金作業が完了した後は、パテなどを用いて表面を滑らかに整え、下地処理を経て再塗装を行います。

 

今回ご支援いただく300万円は、これら一連の板金修理に伴う材料費・技術料、および再塗装に使用する塗料と技術料に充てさせていただきます。

 

 

クラウドファンディング概要


資金使途

・いすゞ小型路線バス車両「ジャーニーQ MR」の補修:約200万円
・返礼・手数料等:約100万円

 

目標金額

・第一目標金額:300万円

 

※目標を大幅に上回るご支援をいただける場合、「日野RH動態保存車の導入・整備」を第二目標として掲げ、総額600万まで集めたく考えております。

※本プロジェクトはAll or Nothing方式での挑戦となります。万が一募集終了日までに第一目標金額に到達しなかった場合、いただいたご支援は全額返金いたします。

 

■スケジュール(予定)
・2026年1月末:クラウドファンディング募集終了
・2026年2~3月:業者選定・補修方法の打ち合わせ
・2026年4月~:業者にて車体補修工事開始 ※約2か月間の見込み
・2026年7~10月ごろ:補修完了した238号車を皆さまにお披露目。返礼の撮影会などを実施。


※返礼について、物品関係は4月以降に順次発送予定。体験関係は補修完了後に随時実施予定。

※工事の状況によっては、スケジュールが変更になる可能性もございます。

 

 

なぜクラウドファンディングなのか?

 

公的な助成金では、用途が細かく限定されるため、私たちが行っているような「古い車両の動態保存」には活用が難しいのが現実です。また、団体としての活動資金も、毎年の車検や維持費で精一杯という状況が続いています。

 

そのような中で、私たちの想いに共感してくださる方々から、あたたかいご支援を直接いただける手段として選んだのがクラウドファンディングです。

 

そして、この挑戦は、単に資金を集めるためだけのものではありません。


このプロジェクトを通して、私たちの活動をより多くの方に知っていただき、「古いものを残すことの意味」や「動かして、使うことの価値」を共有したいという願いがあります。

 

「路線バス車両の動態保存」という言葉は、まだあまり耳慣れないかもしれません。


けれども、かつて日常の風景の中を走っていたバスを守り、再び走らせることで、貴重な技術だけでなく、人と地域を結ぶ記憶やつながりを未来へ受け継いでいけると、私たちは信じています。

 

今回のクラウドファンディングを通じて、そんな想いに共感し、ともにこの活動を支えてくださる仲間が一人でも多く増えることを願っています。

 

今後の展望

 

当初は仲間内で楽しむだけの活動でしたが、活動を続ける中で、私たちは「人と人とのつながり」や「地域への貢献」が、この活動の何よりの原動力であることを感じてきました。

 

活動を続ける中で、乗車や見学に来られた方から「懐かしい」「学生の頃に乗っていた」と声をかけていただけることが多くあります。そうした言葉や笑顔の一つひとつが、私たちの活動を支える力になっています。

 

また、古いバスを知らない子どもたちが目を輝かせながらバスに乗り込む姿を見ると、かつての車両がいまの子どもたちにも喜びを与えられるということに、大きな励ましをもらいます。

 

 

2023年には、製造元である新潟県の北村製作所に238号車の「里帰り」を果たしました。


社長さんをはじめ、当時を知る方々に歓迎を受け、いろいろな思い出話を聞かせていただきました。そして末永く保存してほしいという励ましをいただいたことを大変嬉しく思うと同時に、この車を未来へつないでいく責任と意義を、改めて強く感じました。


新しいものを生み出すことは大切です。しかし、その新しいものを生み出すために、古い技術や経験が土台にあることを忘れてはなりません。いすゞMRの小さな車体に凝縮された創意工夫は、活動を通じて、今後も伝えていきたいと考えています。 


そして何より、車は「動かして、使ってこそ価値がある」と信じています。これからも多くの皆さんに見て、乗って、触れていただける機会を作り、このバスが地域や社会に貢献し続けられるように取り組んでまいります

 

補修工事が完了しましたら、きれいに生まれ変わった238号車の姿を、あらためて皆さまにお披露目いたします。
「国鉄バス阪本線リバイバル運転会」をはじめ、地域イベントや乗車体験会などでも、これまでと変わらず活躍してもらう予定です。

 

また、可能であれば、製造元である北村製作所へ再び「里帰り」させたいと考えています。238号車の歴史を紡いできた場所へ戻し、その姿を見てもらうことは、私たちにとっても大きな喜びです。

 

そして将来的には、若い世代のメンバーに238号車を使った活動を受け継いでもらい、未来へ繋ぐ存在として生かしていきたいと願っています。

 

あなたのご支援が、この車を末永く守り、次の世代に引き継ぐ力になります。

 

いすゞMRに詰め込まれた技術を後世に伝えていくとともに、引き続き皆さんのために役立つ活動を続けていくために、どうかご支援をお願いいたします。

 

 

実行メンバーからのメッセージ

 

木村 猛

特定非営利活動法人中和文化社

代表理事

 

 

特定非営利活動法人中和文化社 代表理事の木村です。

当社で動態保存しているいすゞMRは1991年の製造から今年で34年たちました。
奈良県内の事業者で活躍して引退し、私を中心とした有志で引き取ったのが2013年でした。私たち有志が保存を始めてから12年が経つことになります。

幾度か小規模な補修を重ねてきましたが、すでに製造から34年を経過していることもあり、多くの要補修個所が出てきました。このままでは運行に支障をきたす事態となるため、今回のクラウドファンディング挑戦となりました。

この先10年、いやもっと先まで末永くこの車を元気な状態で残して、皆さんにお役に立てるように、どうか皆さんのご支援をお願いいたします。

 

応援メッセージ

 

ひがし 俊克 様

桜井市議会議員

 

ひがし俊克さん

 

いすゞ自動車MR238号車の補修プロジェクト立ち上げ、心より感謝申し上げます。

この車両は、日本の高度経済成長期を支えた貴重な生き証人であり、単なるモノではな く、文化遺産と言えます。当時の技術や情熱を今に伝えるMR238号車を、未来へ残そうという皆様の熱意に強く共感し、応援させていただきます。

車両維持には大きな労力と費用がかかることと思いますが、どうか皆さまの力で、この貴重なバスの息吹を未来に繋ぎましょう!成功を心からお祈り申し上げます。

 

長坂 祐介 様

169系電車保存会・副会長

 

 

169系電車保存会・副会長の長坂と申します。 私たち169系電車が保存されております信州・坂城町のイベントで、はるばる奈良県より毎年MR238号車にはお越しいただいております。

イベントでは国鉄カラーも相まって、お客様からは人気者で体験乗車されてる方々が皆、嬉しそうな様子が印象に残っております。MRには皆を笑顔にする不思議な力があるのですね…。懐かしい香りや振動、エンジンの音…やはり動態保存車だからこそ感じることが在るのだと思います。

しかしながら動態で維持するのはとても大変で苦労もあります。私も1975年式の旧車、三菱デボネアを保有しておりますので御気持ちが分かります。

この度は補修のためのクラウドファンディングを実施するという事で、この貴重な生きている車を今後とも末永く後世に残していく為に、私たち169系電車保存会会員一同、応援させていただくとともに全国の皆様からの温かい御支援の方、ご協力よろしくお願い致します。 

 

伏見 良治 様

NPO法人 五新線再生推進会議 副理事長

 

 

人や物を運ぶ事を目的とした車や列車では動態保存こそ価値があります。

いすゞMRは奈良の山間地を走り続け住民の足になっておりましたが、34年を経過した現在では走行可能な個体は数が少なくなっております。

河瀨直美監督の映画「萌の朱雀」のモデルとなった奈良五條と和歌山新宮を繋ぐ五新鉄道は戦争や景気、交通事情から建設途中で断念、その後国内では珍しいバス専用路線として使用されましたが、その路線でも住民の足としてこのMRは走行しておりました。

現在、五新線は車通行が禁止されておりますが、我々は西吉野、奈良県南部の活性化の一助として嘗て住民の足であったいすゞMRが再走することを念じております。その為にもMRが動態であることが必須であり、このクラウドファンディングが成功することを心から望んでおります。 

皆様、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

坂上 広高 様

当社 アドバイザー

 

 

多くの人にとって、乗り物にまつわる思い出はたくさんあるのではないでしょうか。五條市で育った私は、この国鉄カラーに塗装されたMR238号車を初めて見たとき、学生時代の五条駅前の情景がよみがえり、とても懐かしい気持ちになりました。

MR238号車は技術的価値の高く、長く地域の移動を支えた貴重な車両です。これを動くかたち残すことは、ただモノとして残るだけでなく、たくさんの人の思い出が掘り起こされること、そして初めて見る子どもたちにも新しい思い出となり、語り継がれていくことになると思います。

中和文化社では、車両をただ残すだけではなく、「国鉄バス阪本線リバイバル運転会」などのイベントにより、人々と車両とのふれあいの場を創出し、地域の活性化にもつながる取組みを実施しています。(五條市職員である私としては、メンバーがこの地域の資源を活かしたイベントを継続してくれているのはとてもありがたく感じております。)

ただ、やはり車両の動態保存には多くの費用が必要であり、自力での維持には限界があります。会員として、長くこの車両が多くの人の役に立てる形で維持することを心から望んでおります。どうか皆様、ご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

南野 哲志 様

特定非営利活動法人 貨物鉄道博物館 常務理事

 

 

特定非営利活動法人 貨物鉄道博物館 常務理事の南野と申します。
貨物鉄道博物館は三重県の三岐鉄道三岐線丹生川駅前で毎月第1日曜日(1月のみ第2日曜)で開館しております。
開館日には、MR238号車で、当館と三岐鉄道北勢線阿下喜駅間の無料シャトルバスとして運行頂いております。
国鉄バスカラーを復刻した車体は、ご来館のお客さまからも人気で、撮影されている光景もよく見られます。

そんなシャトルバスとしても人気の車輌維持には大きな費用がかかると思いますが、
私たち貨物鉄道博物館も、この貴重な車輌を後世に残していきたいと思いますので、皆さまのご支援よろしくお願いします。

 

松田 勝義 様

秘密結社庭箱鉄道総裁

(特定非営利活動法人にわてつ理事長)

 

 

特定非営利活動法人中和文化社が挑む「238号車」の保存・再生プロジェクトは、地域交通の価値と市民活動の在り方を示す、一つのモデルケースだと思っています。

車両を残すことは車輌の保存だけでなく、地域の誇りを未来へつなぎ、世代を超えて学び合い、人と人を結ぶそんな役割もあります。

それは、大きな挑戦でありながら、多くの人に希望や夢を届ける取り組みともいえるでしょう。

保存活動だけではなく、市民活動に関わる者として、この挑戦に深く共感し、心からエールを送ります。

238号車が過去の記憶のものだけではなく、未来の担い手たちの原体験となる事を楽しみにしています。

 



プロジェクトに関するご留意事項

※第一目標達成後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

※本プロジェクトのリターンのうち、有効期限を設けている体験型のリターンについて、有効期限内にやむを得ない事情によりご案内が困難になった場合には、有効期間について個別に調整させていただくこととし、ご返金は致しかねますのでご了承ください。

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

プロジェクト実行責任者:
木村 猛(中和文化社)
プロジェクト実施完了日:
2026年10月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

いすゞMR動態保存車両の補修を実施します。うち200万円が補修費用、残りが手数料と返礼品のための費用となります。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
差額は自己資金で対応します。

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プロフィール

当会は、元奈良県の事業者で活躍していた 奈良22 あ・238号車(平成3年式 いすゞMR)の動態保存とそれを活用した地域創生のための活動を行っています。 2025年2月16日をもってMR238号車保存会から事業を引き継ぎました。 当団体で保有するいすゞMRは。日本国内に残る、数少ない現役のいすゞMR路線バス車両です。 車体広告募集中です!御社の広告がこのバスの動態保存活動を支えます。 お気軽にお問い合わせください。 (奈良県屋外広告業登録第1200号)

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リターン

3,000+システム利用料


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応援コース|3,000円

■お礼メール

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年2月

5,000+システム利用料


国鉄バス風 車番カッティングステッカー

国鉄バス風 車番カッティングステッカー

■カッティングステッカー
当社のいすゞMRに貼り付けている車番(121-1499)と同じカッティングステッカーです。(サイズ:横20cm×高さ5cm程度)

※ステッカーの文字色は黒・白のいずれかをお選びください。

■お礼メール

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年4月

10,000+システム利用料


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応援コース|10,000円

■お礼メール

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年2月

15,000+システム利用料


車内名札

車内名札

■車内名札
バス車内に掲示する車内名札を本物と同じアクリル彫刻仕様でお作りします。奈良県の事業者風に仕上げます。

※名札には支援者様のお名前をお入れします。リターン選択時に希望するお名前をご記入ください。

■お礼メール

申込数
2
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年4月

30,000+システム利用料


お披露目撮影会にご招待

お披露目撮影会にご招待

■お披露目撮影会にご招待
修繕完了後の美しい姿をクラウドファンディング支援者限定でいち早くお披露目します!

※参加人数:1組2名様まで/定員:1回につき10組まで/実施回数:5回/実施日程:2026年7月頃を予定
※現地集合現地解散となり、交通費等は支援者様のご負担となります。
※詳細は2026年6月末までに個別メール等でご連絡いたします。

■お礼メール

申込数
1
在庫数
49
発送完了予定月
2026年7月

30,000+システム利用料


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応援コース|30,000円

■お礼メール

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年2月

50,000+システム利用料


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応援コース|50,000円

■お礼メール

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年2月

100,000+システム利用料


車体広告を1年間掲出できる権利

車体広告を1年間掲出できる権利

■車体広告を1年間掲出できる権利
当社のいすゞMRに1年間、車体広告を掲出させていただきます。

※広告の大きさ・場所は選べません。画像はイメージです。
※詳細は2026年6月末までに個別メール等でご連絡いたします。

■お礼メール

申込数
1
在庫数
2
発送完了予定月
2026年7月

100,000+システム利用料


alt

応援コース|100,000円

■お礼メール

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年2月

150,000+システム利用料


いすゞMR一日運転体験 ※中型・大型免許をお持ちの方に限ります

いすゞMR一日運転体験 ※中型・大型免許をお持ちの方に限ります

■いすゞMR一日運転体験
未経験の方向けに、一日いすゞMRを運転体験いただけるプランです。
経験・技量に合わせて、適宜丁寧に指導させていただきます。

※参加人数:1組1名様まで/実施期限:2026年9月頃まで
※現地集合現地解散となり、交通費等は支援者様のご負担となります。
※詳細は2026年8月末までに個別メール等でご連絡いたします。
※本リターンの提供は、中型もしくは大型免許をお持ちの方に限ります。

■お礼メール

申込数
0
在庫数
5
発送完了予定月
2026年9月

200,000+システム利用料


NPO法人汽車倶楽部のP-LV 国鉄バスとの非公開撮影会にご招待

NPO法人汽車倶楽部のP-LV 国鉄バスとの非公開撮影会にご招待

■非公開撮影会にご招待
NPO法人汽車倶楽部で動態保存されているいすゞP-LV国鉄バスと当社のいすゞMRとのコラボ撮影会を開催します。
今回のクラウドファンディングで支援いただいた方限定の非公開の貴重な撮影会です。

※参加人数:1組5名様まで/実施日程:2026年10月頃を予定
※現地集合現地解散となり、交通費等は支援者様のご負担となります。
※詳細は2026年8月末までに個別メール等でご連絡いたします。
※NPO法人汽車倶楽部:http://www.kisyaclub.gr.jp/

■お礼メール

申込数
1
在庫数
9
発送完了予定月
2026年10月

300,000+システム利用料


alt

応援コース|300,000円

■お礼メール

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年2月

500,000+システム利用料


美しくなったいすゞMRを一日貸切

美しくなったいすゞMRを一日貸切

■いすゞMRを一日貸切
美しくなったいすゞMRを一日貸切って好きなことができる権利です。

※参加人数:1組10名様まで/実施期限:2026年9月頃まで
※エリアは本州、四国、九州北部のみに限定させていただきます。
※基本的には写真撮影と見学のみ(停車している状態では車内見学も可能)を想定しております。支援者様を乗せて走行することはございません。
※詳細は2026年8月末までに個別メール等でご連絡いたします。

■お礼メール

申込数
0
在庫数
5
発送完了予定月
2026年9月

500,000+システム利用料


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応援コース|500,000円

■お礼メール

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年2月

プロフィール

当会は、元奈良県の事業者で活躍していた 奈良22 あ・238号車(平成3年式 いすゞMR)の動態保存とそれを活用した地域創生のための活動を行っています。 2025年2月16日をもってMR238号車保存会から事業を引き継ぎました。 当団体で保有するいすゞMRは。日本国内に残る、数少ない現役のいすゞMR路線バス車両です。 車体広告募集中です!御社の広告がこのバスの動態保存活動を支えます。 お気軽にお問い合わせください。 (奈良県屋外広告業登録第1200号)

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