台風10号緊急支援:八幡奈多宮の鳥居の修復のご支援を。

支援総額

2,804,000

目標金額 2,000,000円

支援者
287人
募集終了日
2020年11月27日

    https://readyfor.jp/projects/nadalove?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

終了報告を読む

 

English Page

 


【目標達成のお礼とネクストゴール挑戦のご報告】

 

八幡奈多宮修復プロジェクトへのご支援・応援を誠にありがとうございます。皆様のご支援のおかげで挑戦29日目で、目標金額200万円に到達することができました。

 

高齢化、過疎化が進むこの地域で、お宮のために本当にたくさんの方々が応援してくれています。地域の方々、この場所で育った方々、このお宮の景観が好きな方々、奈多宮の朝日の写真を撮るのが好きな方々、これからこの場所に来てみたいと思ってくださる方々、この場所を気にかけて応援してくれている方々、全員が主役のプロジェクトだと考えております。

 

皆様が大切にしている八幡奈多宮を次世代に残せるように地域一同がんばります。

 

そして、残りの日数をまだ修復の必要とされている箇所の修復費に充てるためにネクストゴールを目指します。目標金額は400万円とさせていただきます。古いお宮は劣化や台風、塩害などにより修繕するところはたくさんあるのですが、ネクストゴールのご支援金分は、拝殿と太鼓橋修復の費用の一部に充てさせていただきます。

拝殿改修工事費用:1,500,000円
太鼓橋改修工事費用: 4,000,000円

これからも皆様に愛され続ける八幡奈多宮を維持するために最善の手段で修復していきたいと思いますのでどうぞ最後まで応援よろしくお願い申し上げます。

 

(宇佐市のREBLES PRODUCTION様からの八幡奈多宮のための応援動画です。是非ご覧ください。)

 


 

 

幡奈多宮の鳥居を復活させ、未来にお宮を残したい。

 

2020年9月6日、地域の住民が大切にしてきた八幡奈多宮(はちまんなだぐう)の鳥居が大型台風10号により流されてしまいました。         

 

 

人口が少なくなっているこの地域において、市杵島の鳥居は、住民の心の拠り所であり、また地元を離れた方々も帰ってきたら先ずは八幡奈多宮に訪れ奈多海岸から鳥居を拝むという事を心待ちにしております。

 

大波に飲まれ流された鳥居は、台風から地域を守ってくれたのかもしれません。幸いなことに、鳥居は神社の側の川で見つけられ重機で引き上げることができました。しかし、台風の被害は石柵などにもおよび、修復に必要な資金が不足しております。

 

皆様のお力をお借りし、これまでのたくさんの人の祈りを支え、地元住民のシンボルである八幡奈多宮の鳥居の修復ができればと願っています。どうぞ温かいご支援をよろしくお願いします。

 

2020年9月7日、海に流されてしまった鳥居は神社側の川で発見されました。​​​​

 

 

 

ご挨拶・八幡奈多宮について

 

私たちのプロジェクトページをご覧になっていただきありがとうございます。

大分県杵築市八幡奈多宮総代長の藤永靖広と申します。

 

八幡奈多宮総代長・藤永靖広です。

 

八幡奈多宮(はちまんなだぐう)は、大分県国東半島の南東部、杵築市奈多(なだ)・狩宿(かりしゅく)地区に位置しており、「日本の白砂青松100選」「日本の海水浴場88選」に選ばれている砂浜6kmと松林3kmが続く奈多海岸に面している風光明媚な八幡宮です。

 

 

                              (映像提供:Rebles Production )

 

八幡奈多宮から海上300mに位置する市杵島(いきしま)には、市杵島比売神が降臨したという伝説がある鳥居が建てられています。鳥居の向こうには伊予灘が広がり佐田岬が望めます。この鳥居から登る荘厳な日の出は九州随一の朝日と知られており、地元住民を始め県内外の方々や写真愛好家の方々に愛されてきました。

 

 

 公式Instagram / Facebook も開設しています。

    

 

 

台風10号による被害

 

台風が最も接近した2020年9月6日は、沿岸では風速30m程の風が吹き荒れ海は大荒れとなりました。

 

約13年程前に修復され、住民に愛されてきた鳥居は高さ2.9メートル、横幅3.4メートルの杉造りで地元の宮大工によって作られたものです。次の日に地域の住民が被害を調べていた所、太鼓橋近くの川に流されていた鳥居が見つかりました。広大な海で流された鳥居が見つかったことは、不幸中の幸いでした。

 

台風10号が最も接近した2020年9月6日、午後3時撮影。​​​​
鳥居を失くした市杵島。

 

その他、今回の台風によって、お宮の拝殿の老朽化、石柵の破損状況がさらに悪化してしまい、危険な状況にあります。その他、神社内の太鼓橋の老朽化や、手水舎周辺など修復が必要な箇所が多々あります。

 

全部の修復には1000万円以上かかってしまうのですが、高齢化・過疎化の進むこの地域では、お宮に充分な貯蓄もなく、全てを修復するのはとても厳しいのが現状です。

 

修復の必要な八幡奈多宮正面付近の石柵。
劣化と台風の影響によって倒された石柵。
劣化によって鉄骨がむき出しとなってしまっている太鼓橋。

 

 

修復計画について

 

今回のプロジェクトでは、是非皆様のお力を借りて未来へと存続できる八幡奈多宮の修復ができればと願っています。

 

まずははじめに、今回大きな被害を受けた鳥居の修復の費用、石柵の修復の費用を集めさせていただきます。その後さらにご支援をいただける場合には、拝殿修復・太鼓橋修復といった費用にご支援金を充てさせていただきたく思っております。

 

◇修復計画 

<スケジュール>

令和2年10月~ 鳥居修復開始

令和2年12月末 鳥居設置予定

令和3年2月 石柵改修工事・拝殿改修工事・太鼓橋改修工事開始予定

令和3年8月 完成予定

 

<修復見積額>

  1. 市杵島鳥居修復費用:500,000円
  2. 石柵改修工事費用:1,500,000円
  3. 拝殿改修工事費用:1,500,000円
  4. 太鼓橋改修工事費用: 4,000,000円

※ご支援金は、修復費用の一部に充当させていただきます。

 

 

奈多地域の過去・現状・未来を支えるご支援を。

 

八幡奈多宮は「日本の白砂青松100選」「日本の海水浴場88選」に選ばれている砂浜6kmと松林3kmが続く奈多海岸に面しており、お宮の前の海岸は昭和30年代には夏場、1日1万人、一夏に30万人が訪れる大分県一の海水浴場でした。

 

海亀が産卵に来る美しい砂浜は、海の家で賑わい、くろんぼ大会やライブ演奏、花火大会などが行われ、駐車場は車で溢れかえっていました。しかし、それが徐々に廃れてしまい、今では、海の家は一軒となってしまい、夏場の海水浴客も地元の人が少しいるくらいで静かな砂浜になっています。

 

地域では今でも毎年春には御田植祭、夏には漁師団による夏越祭海上パレードなどの伝統行事が引き継がれています。地域の農民・漁民が中心となり、6年前から「松林を守る会」を結成して、奈多宮の松林を復興させて次世代へと残していく活動が行われており、美しい景観、文化、伝統を次世代へと繋げていく持続型地域となるように頑張っています。

 

今回のクラウドファンディングは単にご支援をいただき、鳥居を復活させるためだけではなく、

 

「地域の力を結集させ、コロナの時代にも負けない、老若男女の癒しの場所として再スタートを切りたい。」

 

そう願い、一生懸命修復に取り組んでまいります。どうかご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

市杵島から昇る朝日。

 

 

協力者からの応援メッセージ

 

 

泥谷 修

杵築市議会議員

 

瀬戸内海の最西端、豊後水道を目の前に洋上に浮かぶ市杵島の赤い鳥居は、
白砂青松の海岸と相まって、人々の心を引き付けてきました。多くの人たちが、鳥居の復活を待ち望んでいます。カメラを持った市杵島の日の出ファンも待っています。今、私たち地域住民は力を合わせ、海岸に沿って長く続く松林の環境保全に取り組んでいます。小学生も参加し、植樹活動など行っています。八幡奈多宮を中心にしたこの海岸地域一帯の歴史と自然環境が将来にわたり永遠に維持されていくことを願って活動しています。来年の元旦には、市杵島の新たな赤い鳥居が初日をお迎え出来ますように。皆様方の応援をよろしくお願いします。

 


 

木村 謙次郎

奈狩江地区住民自治協議会 会長

 

私の母校・豊洋小学校は八幡奈多宮のすぐ隣にあります。私は毎朝、浜辺に沿った道を歩いて登校していました。市杵島(いきしま)の鳥居や太鼓橋を見て、登校していました。夏の体育の授業は、市杵島の鳥居の前で泳いでいました。市杵島の鳥居は、私達にとってはシンボルなのです。八幡奈多宮は、比売(ひめ)大神発祥の地です。天平元(729)年聖武天皇によって創建されたことでも理解できるように、日本の古代国家の成立と深い関係のある、すごい八幡社なのです。皆さんのご支援をお願いします。

 


 

佐藤 徹夫

八幡奈多宮総代会 プロジェクトマネージャー

奈多みどり荘 / Nada Beach House オーナー

 

長い海外生活の後、奈多の魅力に取り憑かれ移住して2年になります。この場所には変わらない美しい日本の原風景が残っています風に揺れる松林、白砂に打ち寄せる波の音、そして悠久の時を感じさせてくれるお宮があります。この素晴らしい景観を次世代に残すことは、今の時代にとても大切な事だと感じます。鳥居が修復されましたら、ぜひ奈多宮に足を運んでみて、九州随一の朝日をご堪能ください。どうかご支援よろしくお願いします。 奈多みどり荘HP: http://aowaosong.com

 


 

@nao_k__

杵築市在住インスタグラマー


初めて奈多海岸で朝日を見た時、八幡奈多宮の海上の鳥居に重なって昇る朝日を見てとても感動しました。それから現在まで3年間、週末時間があれば奈多海岸に足を運びシャッターを切り続けています。海上の鳥居と朝日を絡めた写真を撮れる場所は全国的に見ても非常に珍しく、季節や天候によって様々な絶景を見る事が出来るこの場所は杵築市の宝です。これからも出来る限り足を運んで写真を撮り、世界に発信していきたいと思います。どうかご支援よろしくお願いします。

 

https://www.instagram.com/nao_k__/

#奈多海岸_nao_k__

 

  

支援してくださった方へのお礼について

 

ご支援くださった方全員に、お礼状をお送りさせていただきます。鳥居の完成記念式には、神事にて皆さまの健康と安全をご祈願いたします。リターン品不要の方は【お気持ちご支援コース】をお選びください。余った金額はすべて神社のために使わせていただきます

 

◇その他のお礼

 

奈多宮オリジナルポストカードセット

八幡奈多宮の朝日を愛してやまない地元のインスタグラマー・写真愛好家五人によって撮影された5枚組の年賀状にもぴったりな素晴らしい朝日のポストカードセットです。この朝日の年賀状をもらった人にはご利益が訪れるでしょう。

 

2021八幡奈多宮オリジナルカレンダー

インスタグラムで3万人のフォロワーを持つ地元のインスタグラマー@nao_k__さんによる市杵島のカレンダーです。九州随一と言われる奈多の朝日・星空をどうぞお楽しみください。

 

 

Photo by @nao_k__
Photo by @nao_k__

 

奈多宮オリジナル『御心令和之給』しおり

奈多宮に保管されてある「八幡宇佐宮御託宣集八幡託宣集」の中で発見された令和の続き文字である『御心令和之給』の部分を型どったオリジナルのしおりです。毎日の読書のお供にどうぞ。

 

杵築みかんセット

温暖な気候で育った大分県杵築市の特産品であるみかんを送らせていただきます。発送となる12月はまさにみかんの旬の時期です。甘くて果汁のたっぷりと詰まった杵築のみかんの味をご堪能ください。

 

 

コラム〜八幡信仰の重要な拠点、知られざる八幡奈多宮の歴史〜

 

八幡奈多宮は天平元年(729年)に創建されました。約1300年の歴史を持つ、八幡宮総本社宇佐神宮と大きな関わりを持つ重要な神社で八幡信仰の中心の一つ と言われています。主祭神は、比売大神、応神天皇、神功皇后です。奈多宮の宝物殿に保管されている国指定重要文化財「三神像」(応神天皇・比売大神・神功皇后)は宇佐宮の旧御神体が奈多宮に移されたと言われています。三神像は九州で太宰府に次ぐ古い神像です。実は本来三神像は国宝でしたが、安土・桃山時代の慶長の大津波(1596年)によって史料が紛失したため重要文化財となりました。

 

神仏習合を色濃く残す八幡奈多宮宝物殿に眠る三神像・平安時代〜(左から応神天皇・比売大神・神功皇后)

 

749年 から 江戸時代には、行幸会が行われました。行幸会と6年に一度八幡総本宮・宇佐神宮にて新しい御神体が作られると旧御神体は奈多宮に移される行事です。約60kmの険しい峰道を2000余人、乗馬200頭が21日かけて御神体を歩いて運ぶ一大行事でした。行幸会の際に使われた道具が奈多宮宝物殿にて見ることができます。

 

そして、宝物殿では、「八幡宇佐宮御託宣集八幡託宣集」が保管されています。託宣集とは、八幡の神のお告げを文字で記した書物です。2019年に、その託宣集の中に「令和」の続き文字が書かれている事が発見されました。

 

『八幡宇佐宮御託宣集』第五巻に記された『御心令和之給』の文。

 

『御心令和之給』とは、八幡神は御心を和らげて下さったと意味すると言われています。

 

八幡信仰総本山・宇佐神宮と八幡奈多宮を結ぶ行幸会に使われた陣道面

 

神仏習合が色濃く残る国東半島の六郷満山文化の影響を強く残しており、六郷満山霊場の181番となっています。国東半島の六郷満山天台宗僧侶による修験行事「峰入り」の際には、最終地点として崇められています。

 

2018年、六郷満山に残る峰入り行事にて、最終地点の八幡奈多宮に入る僧侶達。

 

キリシタン大名として知られる大友宗麟の正室は、八幡奈多宮の大宮司・奈多艦基の娘で奈多夫人と呼ばれる。キリスト教に敵対する奈多夫人を宣教師らは「イザベル」と呼んだ。奈多夫人と宗麟は信仰を巡って度々争うようになり、その後絶縁となったという歴史があります。

 

その他、八幡奈多宮のすぐ裏には亀山古墳があり、その昔女性を中心とした大きなコミュニティが形成されていたと記されています。

 

このように八幡奈多宮は歴史的にも大変重要な場所となっております。大切な文化遺産を修復して、次世代に繋げていきたいと願っています。

 

さらに詳しい奈多宮の歴史を知りたい方は是非、八幡奈多宮評議委員が紹介するブログをご覧ください。http://nadagu.wp.xdomain.jp

 

 


※本プロジェクトのリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/nadalove?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

八幡奈多宮は天平元年(729年)に創建された、約1300年の歴史を持つ、八幡宮総本社宇佐神宮と大きな関わりを持つ重要な神社です。大分県国東半島の南東部、杵築市奈多(なだ)・狩宿(かりしゅく)地区に位置しており、「日本の白砂青松100選」「日本の海水浴場88選」に選ばれている砂浜6kmと松林3kmが続く奈多海岸に面している風光明媚な八幡宮です。どうぞよろしくお願いします。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/nadalove?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

リターン

3,000


お気持ちご支援コース

お気持ちご支援コース

◇お礼状
◇ご芳名記帳永久保存

いただいたご支援は手数料分を除き、全て修復作業に使用させていただきます。

申込数
98
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

5,000


八幡奈多宮しおりセット

八幡奈多宮しおりセット

◇お礼状
◇鳥居完成式の際、ご神前にて祝詞奏上 
◇ご芳名記帳永久保存
◇奈多宮オリジナル『御心令和之給』しおり

申込数
58
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

3,000


お気持ちご支援コース

お気持ちご支援コース

◇お礼状
◇ご芳名記帳永久保存

いただいたご支援は手数料分を除き、全て修復作業に使用させていただきます。

申込数
98
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

5,000


八幡奈多宮しおりセット

八幡奈多宮しおりセット

◇お礼状
◇鳥居完成式の際、ご神前にて祝詞奏上 
◇ご芳名記帳永久保存
◇奈多宮オリジナル『御心令和之給』しおり

申込数
58
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月
1 ~ 1/ 13

プロフィール

八幡奈多宮は天平元年(729年)に創建された、約1300年の歴史を持つ、八幡宮総本社宇佐神宮と大きな関わりを持つ重要な神社です。大分県国東半島の南東部、杵築市奈多(なだ)・狩宿(かりしゅく)地区に位置しており、「日本の白砂青松100選」「日本の海水浴場88選」に選ばれている砂浜6kmと松林3kmが続く奈多海岸に面している風光明媚な八幡宮です。どうぞよろしくお願いします。

最近見たプロジェクト

もっと見る

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る