メッセージリレー#07 ごきげんでおなじみ　高木健太さん

＼クラウドファンディング終了まであと一週間／

とうとう、終了まであと一週間となりました。

いつも、新着情報を読んでいただいている皆さま、ありがとうございます。

 

メッセージリレー7回目は、ごきげんでおなじみ 高木健太さんです！

今回は長いですよ～！通勤電車でエッセイを読む感じで、サクサク楽しんでください♪

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 「おいしいものというのは究極、 たまごかけごはんのような味である」

 

確か、糸井重里さんがこんなことを言っていた。

 

調べても出てこないので思い込みかもしれないが、 日々のくらしを大切にすることを事業にしている人なので 言ってそうな気がするし、言っていてほしい。

 

 

たまごかけごはんが好きだ。

あの、なんでもデーンと受け止める優しさが好きだ。

 

醤油、おかか、海苔、しらす。 明太子、塩辛、納豆なんかもいいですね。

 

はじめはもちろん何もかけず。

飲むようにスルスルと入ってゆくところから 噛み味わうところまで、 たまごかけごはんというステージがあるからこそ 演者たちも最高のパフォーマンスを発揮できる……。

 

たまごかけごはんの話になってしまった。

 

おいしいたまごを作ろうというチャレンジをしている 一家を応援するためにこの文章を書いていたのだった。

 

奥さんは昔の職場である設計デザインの会社で、 今でいうインターンのような立場であった。

芸術大学を目指していた彼女は 感性、態度、すべてにおいて尖っていた。

 

その後、無事芸術大学に入り卒業を迎えたとき、 卒業展示を見にいったのだけれど 歌舞伎町全体の概念を山盛りにしたような （消費者金融の看板が生えていたりした）、 とにかくバカでかい神輿をこしらえていた。

 

狂ってるな…。（いい意味で）

 

作品の良し悪しはともかく、 ものすごい熱量と集中力を肌で感じたことを 今でもよく覚えている。

 

時は経ち、お子さんに恵まれ、 夫婦で新しい生活を選び、挑戦をしている今。

当日培った狂気が純度はそのままにまあるくなって、 家庭に、いや、生活全般に向かっている気がしている。

 

日々のくらしへの熱量と集中力、 真の豊かさへ発揮されるクリエイティビティ。

 

歯をくいしばるようなイメージではなくて、 社会が抱える課題を、手がとどく範囲で しなやかに、ほがらかに楽しむ感じ。 ほんとうに素晴らしいことだと思う。

 

 

最近、２度目の成人を迎えた歳のせいもあり 自分に対して優しくするようになってきた。 （出張先のユニットバスでも湯を張り入浴剤入れたり、 エッセンシャルオイルを使い快適な眠りと目覚めを促す スプレーを自作してみたりする程度のことだけど）

 

食はより顕著で、毎日使うものは少しだけいいもの、 見知った顔が作ったもの、作り手の熱を感じるもの、 そういうものを使うようにしている。

 

ご縁のあった方の顔を思い浮かべながら、 年末は初めて蕎麦つゆを作ったりもした。

いち生活者としてお金を払うのであれば 少しでも未来につながる消費を、と思う。

 

そこで生まれる縁。例えば子供を連れて、 美味しいたまごを産んでくれる健やかなニワトリに 触れられるような体験ができるのだとすれば、 それはチケットの先払い、投資だ。

 

日々の食卓にて、自然と向き合い 情熱を注ぐ生産者さんの顔を思いながら、 「人を良くする事」ができるのであれば それほど贅沢な食卓はない。 なんと豊かで微々たる投資だろうか。

 

ネクストゴールが達成されると、 ひよこたちがコタツに入れるようになったり 井戸水が飲めるようになったりするらしいです。見たい。

 

馬主のような気分が味わえる上に、 よりおいしく安全なたまごをいただけるなんて、 何より自分にとっても投資。

 

恒川さん、ちがちゃん。応援してます。

みなさまも、なにとぞご支援よろしくお願いします。

 

ごきげんでおなじみ　高木健太

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高木さんは、私が浪人時代にお世話になった設計事務所でいつも私を笑わせて働いていた素敵な先輩です。

愛に溢れたメッセージありがとうございます！

 

なんだか、しなやかに、ほがらかに、ネクストゴールできる気がしてきました！泣いても笑っても、あと一週間。笑って駆け抜けよう！

 

おはよう農園応援団

恒川（旧姓ちが）千尋