附属幼稚園で給食作りを体験しました！

　おはようございます。

　先日、附属幼稚園の食育研究会からの「給食の献立を考えてほしい」との依頼があり、内心ドキドキしながら給食作りを保護者のみなさんと体験しました。本学の幼稚園は栄養士の先生方の指導の下で保護者が持ち回りで給食作りを行っています。

　給食室は廊下側から中が見える工夫がされていて、園児は自分たちの親が給食作りをする姿を外から見ることができるので、「食育」の面で園児はもちろんのこと、保護者にとっても良い機会になっていると思います。

　当日は、①ほうれん草ともやしのナムル、②ひじき鶏肉ご飯、③ポトフ、④米粉のマフィンを手分けして作ったのですが、アレルギー対応のため使う食材の制限もあり献立作りはとても苦労しました。また、誰一人としておなかを壊すことのないよう給食室の入り口から最新の注意を払って衛生面に気をつけて調理を行ったというこというまでもありません。幸いにして、４品とも好評で体調を壊した園児や先生はいませんでしたが、前日からドキドキした時を過ごしました。

　今回の貴重な機会を与えていただいた幼稚園の副園長先生にあらためて感謝したいと思います。また、食材の調達と下準備、そして調理にあたってご指導をいただいた栄養士の先生方本当にありがとうございました。園児たちのために毎日細心の注意を払って給食作りをしている先生方はとても大変なご苦労があることを実感することができました。先生方を尊敬する気持ちが私の中でますます高まっています。

　園児たちから「美味しかった！」と言われる瞬間も、教師冥利に尽きる場面なんでしょうね。羨ましいです。

（大阪教育大学理事・事務局長　新津勝二）