
支援総額
目標金額 5,000,000円
- 支援者
- 288人
- 募集終了日
- 2020年12月20日

関蝉丸神社|"百人一首 蝉丸"を祀る神社に人が集える憩いの場を
#地域文化
- 現在
- 2,690,000円
- 支援者
- 147人
- 残り
- 9日

「なまけものの通りみち」となる生物回廊農園を共に作り育てましょう!
#国際協力
- 総計
- 58人

沖縄が誇る歴史文化をつなぐ 琉球びんがた事業協同組合50年目の挑戦
#地域文化
- 現在
- 1,285,000円
- 支援者
- 60人
- 残り
- 16日

東京国立博物館|価値ある文化財を救い出す。源氏物語図屏風、修理へ
#伝統文化
- 現在
- 59,405,000円
- 寄付者
- 2,843人
- 残り
- 30日

緑と笑顔あふれる森の教室を再び!東原小学校森の教室リフォーム計画!
#子ども・教育
- 現在
- 638,000円
- 支援者
- 89人
- 残り
- 41日

地域医療を守るため、ともに走ろう|ドクターカー更新プロジェクト
#医療・福祉
- 現在
- 7,040,000円
- 寄付者
- 247人
- 残り
- 30日

緊急支援|フィリピン地震へのご支援を
#国際協力
- 現在
- 1,628,000円
- 寄付者
- 222人
- 残り
- 11日
プロジェクト本文
目標達成の御礼とネクストゴールへの挑戦
10月15日(木)からスタートした本プロジェクトは、12月9日に第一目標の500万円を達成することができました。
地元瑞浪市をはじめ全国各地の皆様、おひとりひとりからお寄せいただいたご支援と想いに、改めて本当に多くの方々が大杉に思いを馳せてくださっていること、大湫町の未来を応援くださっていることを実感いたしております。心より深く御礼申し上げます。
皆様からいただいたお力が、今後の大杉復興に向けての大きな一歩となります。
本当にありがとうございます。
復興のさらなる後押しのため、ネクストゴール800万円を掲げ、少しでも多くの方の大杉復興への支援を大湫町へ届けられるようクラウドファンディング終了まで挑戦し続けます。いただいた資金は大杉復興のために大切に活用させていただきます。
最後までどうか、ご支援ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。
2020年12月9日追記
大湫大杉を応援する若手有志の会一同

全国各地に甚大な被害をもたらした令和2年7月豪雨。
あの記録的豪雨によって、私たちが暮らす岐阜県瑞浪市大湫(おおくて)町では、推定樹齢1300年の御神木・大杉が根元から倒れる被害が発生。中山道・大湫宿の街道筋にあった町のシンボル、町民にとって心の拠り所だった大杉を、突如失いました。


民家への直撃を避ける角度で倒れた為、奇跡的に人的被害は無く、その姿はまるで最後まで町民を守ってくれたかのようでした。
1300年間という、遥か昔からこれまで。
長い長い歴史を見つめ、中山道を往来する人を癒し、いつの時代も町民の支えとなってくれた御神木・大杉。

そんな思いで私たち「大湫大杉を応援する若手有志の会」は、このクラウドファンディングを立ち上げました。私たちは倒木した大杉のすぐ近くに暮らす30代40代の町民とその仲間です。
倒木の翌日、混沌とする現場を前に、何か自分たちにもできることはないか?と居ても立ってもいられず、同日夕方にウェブサイトと有志の会を立ち上げ、町の公認の下、現状を発信する役割として動いてきました。
ウェブサイト:大湫町御神木・大杉応援サイト facebook:okute.osugi
それから3ヶ月。
町民や有識者から成る「神明大杉再生検討会議」が立ち上がり、今後どのように大杉を残していくのか?という保存や活用方法、記録や祭事を通じて伝えていくことも含め、現在何度も何度も議論を重ねています。
しかし、大杉の保存・活用はもちろんのこと、甚大な被害のあった神社境内やお祭りの太鼓、修繕等には、最低でも3000万という莫大な資金が必要とされており、人口330人という小さな大湫町の私たちだけの力では、到底及ぶものではありません。
どうか、力を貸してください。
お返しできるものは少ないかもしれませんが、1300年の歴史ある大杉を皆様に覚えておいていただけるようなリターンもご用意させていただきました。
今後に向けてお力添えいただけないでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。
ここから先の文章は少し長くなってしまいますが、あの日からこれまでの町の動き、現在の思いを知ってください。

22時40分頃のことでした。
「大杉が倒れたらしい」
「まさか…」
「折れたって聞いたけど?」
「根からいってるらしいぞ」
「霧で見えん!分からん!」
当時の1時間あたりの雨量は41ミリ。激しい雨が続いていました。
道路を塞ぐ大杉。電柱も倒れ、町内は停電。
一体何が起きているのか、現場を目の前にしても信じられませんでした。
道は向こう側がみえず、通行不可。
愕然としました。
しかし悲しむ暇もなく、早朝より町民や専門機関の手によって復旧作業を開始。

青々と茂る大杉の葉を撤去し、県道をふさぐ部分を撤去し、
山門や倒れた玉垣を整理したり、土砂の撤去、倒れた木の根がめくり上げた土や階段を仮整備、境内までの道を作り、土砂の流出を防ぐ土嚢壁を作り、根の洗浄を行ったりしました。
炎天下の中、連日多くの町民が集まり、額に汗して今できることをいち早く行う姿から、いかに大杉が大湫町民にとって大切なものであるかを改めて感じる日々でした。
「すべてダメになってしまった…」と思っていましたが、大杉の下敷きとなって押しつぶされた土蔵から、奉納した剣が無傷で見つかったり、絶対に潰れてしまったと諦めていたお祭りの神輿が使える状態で運び出されたことは、二度目の奇跡のような出来事でした。
各報道で状況を知り、全国各地からSNSやメール、お手紙等で多くの応援の言葉を寄せてくださった方々がいたことにも、とても励まされてきました。
本当にありがとうございます。

様々な世代で、それぞれに大切な思い出のある大杉。
毎年町民で行っていたしめ縄づくりもその思い出の一つでした。しめ縄用の稲を作るところから始まり、青いうちに稲を刈り、みんなでなった大きなしめ縄を大杉にかけ、感謝の気持ちを捧げてきました。
市指定天然記念物(昭和30年11月6日)、県指定天然記念物(昭和31年6月22日) ※倒木前
単に”木”ということではなく、ふるさとのシンボルであり、誇らしく、
どこか、人間とは違うレベルの存在でありました。

これは、今後について協議を重ねていく中で、出てきた意見のひとつです。
今回の被災を機に改めて、私たちは「自然」という大きな存在の中で暮らしていると改めて知ることになりました。
そして生あるものは、いつか滅するということ。
いつまでも同じように存在し続けるというのは人間の願望でしかないということ。
自然から様々なものを享受し、対峙し、時に信仰し、そうやって暮らしてきたということ。
1300年の間いろいろな人が、この大杉と共に生きてきたのだなという思いが湧き上がりました。

9月20日。
2ヶ月たってようやく、大杉が横たわる境内でお浄めの神事を実施することでき、区切りの日となりました。
目に見えないもの、効率的ではないもの、手間がかかり無駄に感じるようなもの。
こうした、近年の暮らしの中で遠くなったり排除してきたものたちは、本当に私たちに不要なものなのか?問われているような気がしてなりません。
私たちが大杉を通じて受け継いでいくものは、今まさに失われようとしている、田舎で当たり前に根付いてきた心の在り方、精神や哲学なのかもしれません。
100年後も200年後も大杉の思い出を通じて、私たちが大切にしていかなければいけないことを伝えられる形を、整えていきたいという気持ちでいます。

未来に向け、少しずつ始まっている活動について紹介させてください。
倒木から二週間後、町民ボランティア(自然保全委員会)10人程があつまり、町民であり植物学者の山口さんとグリーンドクターの三戸さんの指導のもと、約3000本の挿し木を実施。
そのうち50本は、今回のリターンとして用意させていただきました。

町として公式に、3つの学術的研究提案への協力を決定。
1)神明大杉の倒木について現況評価とその要因の検討(研究代表:名古屋大学 環境学研究科 平野恭弘准教授)
2)神明大杉の年輪セルロース酸素・水素同位体比の分析による瑞浪市大湫町における過去千年間の気象・気候災害史の復元(研究代表:名古屋大学大学院 環境学研究科 中塚武教授)
3)日本産樹木年輪によるニ千年紀の炭素14年代較正曲線の整備(研究代表:日本原子力研究開発機構 國分陽子氏)
名古屋大学大学院中塚教授の研究では、大杉の年輪から降水量や気温などを計測して千年分のデータを取り、気候変動を分析する研究を行うそうです。この地方における歴史と気象・気候災害とのかかわりを理解し、将来の災害の頻度、規模を明らかにする上で役立つと共に、地球温暖化などの長期の気候変動のメカニズムの解明にもつながるような貴重なデータとして活用されます。


令和2年9月19日(土)地元の子供達を対象に大杉を知ってもらうイベントとして皮むきボランティアと現場案内が行われ、20名以上の子供が参加しました。
倒壊前にあった梟の巣穴に手をいれたり、皮を剥いたりし、これまで遠目で倒れた姿を見てきた子供達ですが実際に触って大杉の大きさ、雄大さを改めて感じていました。大杉が子供達のこころにいつまでも残り、この大湫を誇りに思えるよう、今の大人が誇りをもって行動を起こさないといけないと感じました。

今回クラウドファンディングを通じてご支援いただいた資金は、必要経費(返礼品や手数料等)を除いて、「神明大杉再生検討会議」の母体である大湫町コミュニティ推進協議会へ責任を持って寄付いたします。
正直なところ、クラウドファンディングを通じてお力添えいただく資金によって、今後どんな形で大杉を残し伝えていけるのか?の可能性が大きく変わります。
<使い道>※現段階での予測
- 500万円の場合:立ち入り禁止となっている大杉周りの安全確保のための整備費用、境内の復旧費用の一部として活用させていただきます。
- 1000万円の場合:上記に加え、潰れた太鼓の購入に活用させていただきます。
- 3000万円の場合:市や県からの支援と合わせて、大杉周辺及び神社境内の復旧整備・大杉の保存整備が可能。「しめ縄を大杉に再び飾る」ような復旧・保存が可能と考えているラインです。
- 6000万円の場合:上記に加え、自然遺産・歴史遺産として大杉を伝えたり、大湫町へ訪れていただけるような観光資源としての活用へつなげていくための整備に活用させていただきます。

最後までご覧いただきまして、本当にありがとうございます。
どうかプロジェクトにご賛同いただき、少しでもご協力いただければ幸いです。
どうか、お力添えをよろしくお願いいたします。











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・プロジェクトの終了要項
オープン完了予定日
2021年12月20日
建築・改修場所
神明神社:岐阜県瑞浪市大湫町398
建築・改修後の用途
被災した神社境内の再生整備、倒れた大杉の保存
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プロフィール
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リターン
3,000円

大杉ポストカード2種
・お礼のメール
・大杉が立っている頃の姿、倒木後の年輪木版(印刷)2種類のポストカード
・芳名録にてお名前の保存(希望者のみ)
*注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
- 申込数
- 37
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
5,000円

大杉1300年の年輪木版プリントTシャツ
・お礼のメール
・限定オリジナルTシャツ(サイズ:S、M、L、XL)
・芳名録にてお名前の保存(希望者のみ)
*注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
- 申込数
- 100
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
3,000円

大杉ポストカード2種
・お礼のメール
・大杉が立っている頃の姿、倒木後の年輪木版(印刷)2種類のポストカード
・芳名録にてお名前の保存(希望者のみ)
*注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
- 申込数
- 37
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
5,000円

大杉1300年の年輪木版プリントTシャツ
・お礼のメール
・限定オリジナルTシャツ(サイズ:S、M、L、XL)
・芳名録にてお名前の保存(希望者のみ)
*注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
- 申込数
- 100
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月












