いつも松竹大谷図書館を応援してくださる皆さまへのご報告

いつも松竹大谷図書館をあたたかく見守っていただきありがとうございます。

当館はこれまで13回のクラウドファンディングに挑戦し、運営資金不足の中では叶わなかった貴重資料の修復やデジタル化、保存箱の新調、館内施設の修繕など、ご支援いただいた皆さまのおかげで実現することができました。改めてこの場を借りて御礼を申し上げます。

現在は、これまでご支援いただいたクラウドファンディングのプロジェクトにおけるデジタルアーカイブの構築、Web公開に向けた作業をはじめ、資料の補修作業などを日々進めています。

撮影前に留め金具を外してフラットな状態で撮影した資料を閉じ直す作業

錆びた留め金具は劣化要因となるため、糸で閉じ直すことで資料の保存も図れる

タトウ式保存箱を作るための資料の採寸作業

完成したタトウ式保存箱に収納された資料

さて、例年この9月初旬よりクラウドファンディングに挑戦してまいりましたが、改めて当館の事業計画を踏まえた結果、来年、新たな挑戦をすることが適切だという考えに至りました。

約50万点を超える資料、そして今後も毎年6千点以上増えていく資料、それらを正しく保存し、整理すること。そしてそれらの資料を活用しやすい環境を整えることに終わりはありません。

応援いただく皆さまとともに、これからも松竹大谷図書館の貴重な資料を未来につないで参りたいと思います。今後の計画については決定次第、改めて皆さまにもお知らせしてまいりますので、引き続きの応援をよろしくお願いいたします。