歌舞伎や『寅さん』、大切な日本の文化の宝箱を守る。
歌舞伎や『寅さん』、大切な日本の文化の宝箱を守る。

支援総額

3,579,000

目標金額 2,000,000円

支援者
272人
募集終了日
2012年10月23日

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2012年10月15日 15:23

カードの修正作業

お早うございます。
松竹大谷図書館の須貝です。10月も半ばとなり、秋らしくなってきました。
芸術の秋、読書の秋ですね。

 

さて、今回は先日行ったカード目録の修正作業についてお話しいたします。

 

当館では平成16年にパソコンでの図書管理システムを導入する前は、カード目録を使って資料を管理していました。今でもカードの情報がまだシステムに全部移行していないので、カード目録が現役で活躍しています。
当館の閲覧室に入り、最初にカード目録を目にした利用者の反応は、「まあ!懐かしい」とか、「カードを使った検索なんて初めて」など、世代によって分かれるようです。このカード目録は、目録の種類によってABC順、あるいは分類番号順にきちんと配列されてカードボックス(引き出し)に収まっています。

 

今回は今年(2012年)6月に襲名された歌舞伎俳優二代目市川猿翁さんに関する所蔵資料の目録カードを修正する作業を行いました。俳優さんの名前が襲名で変わった場合、最新の名前で検索が出来るように、これまでのカードの修正をします。このカード目録の修正が、とても手間のかかる作業なのです。

 


 
修正が必要なカードをカードボックスから抜き出し、1枚1枚手書きで[市川猿翁(2世)]と書き加えていきます。そして書き終わったカードを新しい名前[市川猿翁(2世)]の場所に正しく並べて完成です。また、1つの資料について、人名から検索するカード、書名から検索するカード、分類から検索するカードなど、複数のカードがあるので、それらをすべて修正してゆきます。今回はカードの枚数が多く、猿翁さんの仕事量の多さをあらためて実感する作業となりました。

 

こちらが、その修正作業を行っているときの写真です。いざ作業が始まると、カードボックス(引き出し)がいくつも出たままとなって、さながら映画『ゴーストバスターズ』の冒頭、ニューヨーク市立図書館の閲覧室でゴースト達が目録カードの引き出しを勝手にどんどん飛び出させていたシーンを彷彿とさせる光景となります!

 

 

図書館システムでは、こうした修正作業は追加のデータを入力するだけで終わってしまいますが、カード目録の修正はまさに手作業です。やがて全ての目録がデータ化されれば、カード目録が廃止され、この作業もなくなるのでしょうが、データの入力も職員が地道にやっていますので、まだ当分はこうした作業が続きそうです。

リターン

3,000+システム利用料


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*サンクスメール
*4月末に報告メール
*オリジナルポストカード「歌舞伎」セット、またはオリジナルポストカード「映画」セット進呈
(ご希望のセットを応援コメントにお書き下さい)

申込数
58
在庫数
制限なし

5,000+システム利用料


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*サンクスメール
*4月末に報告メール
*オリジナルポストカード「歌舞伎」セット、またはオリジナルポストカード「映画」セット進呈
(ご希望のセットを応援コメントにお書き下さい)
*HPにお名前を掲載

申込数
51
在庫数
制限なし

3,000+システム利用料


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*サンクスメール
*4月末に報告メール
*オリジナルポストカード「歌舞伎」セット、またはオリジナルポストカード「映画」セット進呈
(ご希望のセットを応援コメントにお書き下さい)

申込数
58
在庫数
制限なし

5,000+システム利用料


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*サンクスメール
*4月末に報告メール
*オリジナルポストカード「歌舞伎」セット、またはオリジナルポストカード「映画」セット進呈
(ご希望のセットを応援コメントにお書き下さい)
*HPにお名前を掲載

申込数
51
在庫数
制限なし
1 ~ 1/ 5


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