織物参考館“紫”|子どもたちに織物の魅力を伝えたい。改修にご支援を
織物参考館“紫”|子どもたちに織物の魅力を伝えたい。改修にご支援を

支援総額

4,071,000

目標金額 3,000,000円

支援者
141人
募集終了日
2022年1月31日

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2021年12月14日 21:58

● カイコものがたり 00

 お蚕様は、人類に家畜化された時点で別の生き物になった。

それ以前は、どのように生きてきたのか、当然野生で逞しく生きていた。

 現在でもその子孫がベトナムやカンボジアなどの地域で生息している。

家畜化されたのも五千年前とも七千年前ともはっきりとはしない、大陸の中心を流れる大河周辺のことだ、そのあたりからこの話は始まる。

 

 人類に家畜化されたカイコは、ある日気づいた。

生きる本能を殆ど取り上げられ、人類にお世話されているうちに、考えるという機能を使い始めた。

 【この大きな生き物はなんだろう?】

 【餌を運んでくれて、食べやすいように与えてくれる、敵ではない】

 【常に心地よい気持ちにさせてくれる、本当にありがたい】

 何千年・何万世代と個体が生まれていくうちにそう考えたお蚕様もいただろう。突然変異で、思考能力を獲得した個体もいたかもしれない・・

 

 しかし、そうでは無かった。

個体が獲得した機能ではなく、DNAを同じくした個体の集合体としての思考であったのだ。

 【考えを持ち始めてから、ずっと同じ光景を見てきた】

 【何度も糸を吐き、大きな生き物に煮炊きされ、意識が無くなっても、また生まれる感覚がある】

 【生まれる個体も同じDNA個体であるため、思考が引き継がれていく感覚だ】

 【自分達には、時間とか、世代という概念が掴みづらかったが、大きな生き物が次々と生まれ、居なくなるのを何百回と見てきた】

 【どうやら、我々は延々とこの大きな生き物と生きていくようだ】

 

 ぼんやりと、自分達の終わりの無い旅を意識し始めたころ、一人の少年とカイコが出会う。

 

リターン

3,000


A|入館チケットコース

A|入館チケットコース

●織物参考館“紫” 入館チケット(1枚/有効期限:発行から1年間)
●お礼メール
●ホームページにお名前掲載(希望制)

申込数
27
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

10,000


B|織物カレンダーコース

B|織物カレンダーコース

●2022年織物カレンダー ※
●お礼メール
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●織物参考館“紫” 入館チケット(1枚/有効期限:発行から1年間)

※どの柄が届くかはお楽しみです。画像はイメージです。

申込数
8
在庫数
292
発送完了予定月
2022年2月

3,000


A|入館チケットコース

A|入館チケットコース

●織物参考館“紫” 入館チケット(1枚/有効期限:発行から1年間)
●お礼メール
●ホームページにお名前掲載(希望制)

申込数
27
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

10,000


B|織物カレンダーコース

B|織物カレンダーコース

●2022年織物カレンダー ※
●お礼メール
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●織物参考館“紫” 入館チケット(1枚/有効期限:発行から1年間)

※どの柄が届くかはお楽しみです。画像はイメージです。

申込数
8
在庫数
292
発送完了予定月
2022年2月
1 ~ 1/ 15


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