みんなに愛されている、保護された馬達

きっと一生忘れることはないと思うくらい様々なことがあったクラウドファンディングが終了しましたが、その後も終了報告やメッセージ対応や今後の活動計画など、やることは山積みですが、リフレッシュのためにバジガクに行ってきました。

今回保護できた4頭について、現場スタッフさんや生徒さんにこちらに来てからの状態や普段の様子などを聞いて回りましたが、みんな口を揃えて「お利口で良い子です!」と、おっしゃっていました。
到着直後は新しい環境に戸惑う時もあったそうでしたが、体を丁寧に洗ってもらい、ふかふかの寝床を用意してもらい、太らせるためだけの食事ではない栄養バランスを考えたおいしい食事を用意してもらい、みんなに可愛がってもらうようになったことで、すぐに「ここは安全な場所」と感じ取ってくれたようです。
それからは日に日にリラックスした表情を見せてくれるようになりました。
体調や足元も問題なく、輸送や環境の変化による疲れなどもすっかり取れて元気一杯になってきたため、4頭ともウォーキングや運動などを始めていました。
私が訪問した日はちょうどみんな次のステップに向けての練習を始める予定だったそうで、すべてに立ち会わせてもらいました。
中でも、クオーレはとても印象的な顔だけでなく、人に触られることが大好きなようで、触ったり写真を撮ったりしても、大人しくしています。
さらに、初めての乗り運動でもしっかりと指示に反応して、スタッフさん達に「この子賢いね!」と褒められていました。
バジガクが誇る凄腕スタッフのNさんより「この子は大丈夫だから乗ってみますか?」とのお誘いを受けたため、引馬体験をさせていただきました。
来てから１カ月も経っていないというのに、物見もせずに落ち着いて歩いてくれました。
Nさんの馬の性格を見抜く目にはいつも驚かされます。

その後、担当の生徒さんが「クオーレはかわいいんですよ～。めっちゃかわいいんですよ～」と、嬉しそうに話を聞かせてくれました。
その表情から心底可愛がってくれていることが伝わり、保護できた喜びをさらに実感しました。
あと１週間、もしかしたら１日遅かっただけでも、保護した子達がこの世からいなくなっていたかもと思うと、この子達に出会えて、今こうしてみんなに可愛がってもらえていることは「奇跡」だと思います。

ツアーも年内には再開する方向で野口学長と相談をしているので、その時には前回保護できたラウレア、レナータ、と今回の4頭もお披露目して乗馬体験もしていただけるようになっていたら良いなと思っています。

今後も保護できた子達の情報は更新していきますので、温かく見守ってくださると幸いです。
よろしくお願い致します。


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