ピンクシャツデーの活動をしています

あけましておめでとうございます。武田利幸です。

本年もよろしくお願いいたします。

われわれ「一般社団法人いじめをなくす会」はピンクシャツデーの活動をしています。
今回はピンクシャツデーがなにか紹介したいと思います。

ピンクシャツデーとは、カナダからはじまったいじめ撲滅を訴える国際的な運動です。 現在ではカナダ、イギリス、アメリカなど世界75か国に広がっています。
2007年、カナダのノバ・スコシア州の男子高校生がピンク色のシャツを着ていたというだけで、上級生から「ホモ」などとからかわれ、暴力などのいじめを受けました。
このことを知った男子生徒2人がピンクシャツを大量に購入し、クラスメイトにシャツを着るように依頼しました。
翌日には自然とこの行動が全校に広がり、その生徒に対するいじめもなくなりました。
これを市へ、国へ、世界へと広がっていき、私たちもピンクのシャツを配ったり、イベントを開いたりしています。

わたしたちはピンクシャツを着て大人数で行動します。

上の写真のようのような集団がいると目立ちますよね？

すれ違う方々に「なにの集団ですか？」と聞かれることも多いです。
「いじめをなくすための活動をしています」とこたえると、「それはそれはがんばってください」と応援していただけます。
ピンクシャツを着ることにはじめは抵抗があったとしても、このような会話が生まれ、応援していただくことで次第に笑顔になっていきます。
話しかけてくださった方もきっといじめについて少し考えてくれると思います。また身近な人に話すかもしれません。
少しずつですが地道に笑顔になる人が増え、いじめについて考える機会が増えていくことが重要だと考えています。
いじめはいきなり減ることもなくなることもないですが、こつこつと活動を広げていきたいと思っています。