PoPok ケーキをご紹介します！

PoPokでは、健康的で栄養のあるお菓子を作り、カンボジアの子どもたちに届けます。商品であるお菓子作りのポイントは、できる限りカンボジアで調達できる食材を使うこと。そうすることで、現地の資源を十分に活用し、かつ製造費用を抑え、子どもたちにも手の届く値段設定にすることができます。

 

これまでに、私たちは、カンボジアの米粉、パームシュガー、モリンガ、はちみつ、マンゴーなどを使い、商品レシピを考案してきました。それぞれの食材が持つ高い栄養価や天然の甘さを生かした商品です。

 

下の写真の手前にある二つは、米粉とモリンガの葉の粉末で作った蒸しケーキです。このふわふわ、ころころした形、「雲」（PoPokとは、カンボジアの言葉で「雲」を意味します）を連想させませんか？

 

 

モリンガは、熱帯・亜熱帯地域で栽培される植物です。「奇跡の木」と呼ばれるほど栄養価が高く、たんぱく質・ビタミン・ミネラルなどが豊富です。アフリカでは栄養補助食品にも使われているそうです。

 

カンボジアにも、このモリンガを栽培している農家さんがいます。2017年8月、私たちもこの農家さんを訪問し、畑を見せてもらいました。写真の蒸しケーキは、この農家さんが育てたモリンガの葉の粉末を使って作りました。

 

 

モリンガの葉自体には苦味がありますが、こうして米粉の生地に合わせると、抹茶味のようにアクセントになって美味しいんですよ。3月以降は、カンボジアの子どもたちにも意見をもらいながら、改良を重ねます。