活動レポート：神奈川歯科大学で講義をいたしました。

左）吉田聖乃講師　右）西奈まるか主任講師

11月15日（月）、神奈川県横須賀市にあります神奈川県歯科大学短期大学部　歯科衛生学科の2年生 77名を対象に＜外観の社会学～リハビリメイク～＞の講義を行ってまいりました。
こちらの大学の学科長様が、リハビリメイクセラピスト養成講座の卒業生だった縁で2012年から毎年伺わせていただいております（昨年はコロナにより中止）。
 
講義では、最初にリハビリメイクの理論と適応症例のスライドを見てもらいます。 歯科医療では口唇口蓋裂や口腔がんの手術痕、麻酔ガス吸入時の事故による熱傷痕などメイクによるタッチアップが必要な場面も少なくありません。メイクと歯科医療とのつながり、外観問題のメイクによる解決法、 さらには外観と心のつながりについて理解を深めてもらいました。
 
そしてメイクデモンストレーションを行い、実際に傷痕や熱傷痕などをどのようにカバーするかを見てもらいます。今回はコロナ禍のため、顔ではなく腕を使い、色みのカバーを実演しました。
 
その後、みんなで眉を描く実習を行いました。

皆それぞれで描いた眉を共有し合い、どの眉がおすすめか、など楽しく盛り上がりました。

歯科衛生士さんにとって、マスク着用は日常。
そのため、眉だけで印象がとても大きく変わるというのを、より強く実感いただくことができました。
 
医学部や歯学部などでの学生さんへの講義は、年に十回弱あり、毎回好評をいただいております。未来を担う医療従事者が将来それぞれ現場で役立ててくださることを願っています。
 
今回の神奈川歯科大学の講義のように、授業は対面で行うのが望ましいのですが、コロナ禍のため、オンライン授業も少なくありません。
 
リハビリメイクの動画教材があれば、対面の講義でもオンラインでも、学生の皆さんにリハビリメイクをより深く理解してもらうための補助教材として使うことができます。また、学生さん自身が予習・復習の教材として自主的に利用することもできます。
 

この度の動画教材製作のためのクラウドファンディングに、 引き続き皆さまのご支援を、どうぞ宜しくお願い申し上げます。