✨S病院（精神内科）K医師より✨

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平松あみ様

三寒四温を実感する気温差のある季節ですが、お変わりなくお過ごしのことと存じます。


心理カウンセラーとして開業をされたとのこと、平松様らしさを感じます。
私が精神内科担当医として出合った頃は、
憔悴しきっていて笑顔を見せることもなく、
いつも涙ながらお話をされていたことを、
昨日のことのように思い出します。

お子様のことや調停、裁判のこと、
担当医として数えきれないほどたくさんのお話をしました。
日々、増えてしまう内服薬を拒むこともありましたね。

これまでの状況を考えたら仕方がないことですが、PTSDとうつ病の末期状態であると告げた時、私は担当医としてではなく、一個人として心配でなりませんでした。

しかし、平松様は「よかった。病気だったから暴れたり泣き叫んだりしていたんだ。」と、
私に笑顔と涙で答えたのを今でも忘れません。

職業柄、数えきれないほどの患者様を診察してきていますが、
病名を告げる時は医師でも勇気のいることです。その病名１つで悲観的になってしまう患者様が多く、さらに悪化してしまう方も多いのです。

しかし平松様は、笑顔を見せることも多くなり、病気以外の話をすることも増え、
その頃に同じ境遇の人の助けになりたいと話していたことを有言実行し、
心理カウンセラーとして開業された一報を頂いた時は正直驚きました。

未だ、お子様の親権で争っている中、
他人のために労力を使い、医者とは違い受診してもらうのではなく、
自身が出向いて１人でも多く助けたいと力強くおっしゃっていました。

平松様とは、患者様と医師の間柄ですが、
一個人としての意見では、やはり母であり女性としてとても強い人であることは間違いありません。

そして、人への接し方や話し方は、
とても優しく場が和む、和らげられる方です。

これは、医師ではなく、私個人の意見ですが、
きっと人の心を救える良い心理カウンセラーになれることと思います。
医師や看護師ではできないケアもきっと出来るでしょう。

サロンのチラシや、クラウドファンディングのお話を頂いた時にもお伝えしましたが、
立場上協力は難しいのは申し訳ないことですが、平松様自身がおっしゃっていた、
いい意味での型破りの心理カウンセラーになりたい！と、
笑顔で力強く言っていたことには少しでも協力してあげられたらと、この度のお手紙とさせて頂きます。

これからもまだ続く戦いの中、
開業スタートとなり大変かと思いますが、影ながら応援しています。



２０２０年３月１４日
S病院　精神内科