第６戦　オートポリス300㎞レース

9月7日土曜日の午前8時50分からスタートしたフリー走行は、

まず和田選手がAMG GT3 に乗り込みます。

途中でクラッシュ車両を撤去するために赤旗が提示されましたが、

順調に走行を重ねて、タイヤやロングランの走行チェックを行ないながら
2人のドライバー合計で28周を周回し、メニューを消化しました。

＜予選＞
午後に行われた予選Q1は、和田選手がアタック。
コースオープンとともに走行を開始。

インラップと２・3周目をウォームアップに使い、

計測4周目からにタイムアタックを行ないます。

全セクターでミスなく走り1分48秒392をマーク。

続く5周目には1分47秒697までタイムを縮めて

翌周にピットに戻り、結果として28番手となりました。

フリー走行から2.5秒ほどタイムアップしましたが、

他車も同様にタイムアップして順位はいつもと変わらず、

という結果でした。

 

＜決勝＞

翌8日は、朝9時の時点で気温25℃、

湿度も少なくからっと晴れた天候となりまた。

しかし、決勝レース時には天候が崩れるという予報があり、

チームは万全の準備を行ない挑みます。

決勝レース前に選手紹介があり、

9日お誕生日の城内選手をお祝いする内容で行いました。

300kmの決勝レースは14時30分から始まったパレードラップでスタート。

スタートドライバーは和田選手が担当。

1周目にGT500 のマシンがクラッシュしたために

一回目のセーフティカーが導入されます。

レースは6周目にリスタートし、先行していた1台がトラブルのために後退し、27番手でレースを展開します。
15周を過ぎると1コーナー付近で雨が降り出し、

上位陣のペースが落ち込みます。

この難しいコンディションでも和田選手は冷静に周回を続けます。

ピットでは城内選手がいつでも交代出来る準備をして待機しています。

コースの一部で雨が降っている状況は変わらず、

滑りやすい状況の中で32周目にはGT300クラスの1台がコース脇にマシン
を止め、コースの一部でイエローフラッグが振られます。

と同時に急に雨足が強くなり各車ピットに入ります。

33周目、ここで二回目セーフティカーが入りますが、

コースに留まった和田選手が痛恨のスピン！

タイヤバリアに前後をぶつけてマシンを損傷。

何とか自走してピットまで帰ってきましたが、

修復は難しくここでリタイヤとなりました。

悔しい結果となり、応援していただいた皆さま

大変申し訳ございませんでした。

次戦第7戦菅生は、ピット数の関係で参戦出来ません。

我々が参戦するのは最終戦もてぎとなります。

それまでにマシンをしっかり直して戦います。