才能プロファイリングの理論背景

今回の挑戦も残すところあと6日となりました。

現在達成率37％です。

ここからあと6日で巻き返そうと日々奮闘しています。

課題の1つに、「才能プロファイリング」がどんなものか分からない、信頼度のあるものなのかなどの得たいスキルの不透明さがあるかと思っています。


細かく説明すると難しい内容になりそうだったので、本文程度の簡略化した説明にさせて頂いていましたが、やはり避けては通れないのかと改めて思いました。

今日は、「才能プロファイリング」の理論背景を説明させて頂きます。

ご支援の参考になれば幸いです。

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「ないもの」か「あるもの」を見つけていく
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才能プロファイリングは、心理的アプローチです。

その為、3つの心理学が背景にあります。

・アドラー個人心理学
・マズローの人間性心理学
・フロー理論


●アドラー個人心理学は、ベストセラー本「嫌われる勇気」の心理学です。
数年前にドラマにもなりました。

この心理学で、"劣等感"、"劣等コンプレックス"という言葉が出てきます。

アドラーは、身体障害者のカウンセリングを行なっていました。
パラアスリートは、身体障害を強力なモチベーションにして、トレーニングを積むことで秀でた才能を発揮していました。

そういった選手は、次々やってくる人生の課題(ライフタスク)と向き合える人たちでした。

一方で、障害に打ちのめされ、ライフタスクに向き合えず、打開する努力がほとんどできない人がいることにも気づきました。

アドラーは、このことから自尊心と劣等感が人生に大きく影響を与えると考えました。

他者と比較した時「自分には◯◯がない」という劣等感をバネに成長し、才能を開花させ成功した人はたくさんいます。

アドラー個人心理学からみると、「〇〇がない」を見つけることが、才能開花のきっかけになると考えられています。


●マズローの人間性心理学は、マズローの欲求階層が有名です。

欲求階層は層の下から、

生理的欲求
安心・安全の欲求
愛と帰属意識の欲求
自尊(承認)の欲求

認知的欲求
審美的欲求
自己実現欲求
自己超克欲求

とあります。

層の下4つが「欠乏欲求」で上4つが「成長欲求」です。

才能開花を実現した人は、成長欲求の自己実現欲求を満たせた人と言われています。

利益度外視でやっていたり、これをやらない自分は自分じゃない！と言っちゃう状態の人たちです。

自己実現欲求がどうしたら出てくるのか、どうやって見つけていくのか、を才能プロファイラー養成コースで学んでいきます。


●フロー理論は、没入状態のことです。

ひらたくいえば、趣味とは違い、お金をもらえなくてもやりたいと思えるほど没入し、好きで好きでたまらない活動のことです。

能力に見合った技能に加えて、この状態に入ることがとても重要と考えられています。

フロー理論が才能開花をする上で与えてくれるヒントは、

①アドラー個人心理学で話した、劣等感をバネにした成長欲求がなくても、フロー体験に入ることができれば、時間を忘れるほど楽しく活動に没頭し才能を開花させることができる

②フロー状態に入れる活動を見つけることができれば、その先に才能開花する可能性が高い

このフロー状態に入れる活動の見つけ方を、才能プロファイラー養成コースで学ぶようになります。


こう言った3つの心理学的背景があって、クライアントに過去の出来事の中で「あるもの(フロー)」は何か、「ないもの(アドラー)」は何かを探っていきます。

そういった視点で、重要な出来事・それに伴う感情を一緒に紐解いて才能を見つけていくのです。

スティーブ・ジョブスやココ・シャネル、三浦友和など、いわゆる成功者と呼ばれた人たちが才能を発揮できた理由を、上記の理論背景等で説明できるようです。


専門的な用語も混じる拙い説明でしたが、少しはご理解頂けましたでしょうか？

分かりづらかった点があれば、教えて頂ければ幸いです。

今後とも宜しくお願い致します。