本日、クラウドファンディングの挑戦を開始しました！

私たちの活動に関心をお寄せ下さり誠にありがとうございます。

東ティモール事務所現地代表の巣内秀太郎です。

このプロジェクトは、東ティモールの中高生や若年妊娠に直面する若者の課題に支援を届けるためのクラウドファンディングです。

思春期の子どもたちは心身の変化や環境の変化を経験しており、性や生殖に関する健康の情報や性教育は、彼ら彼女らの人生にとってとても重要なエッセンスであり、人権の一つと言えます。

しかし22年前に独立したばかりのこの国では、まだ必要な性教育やリプロダクティブ・ヘルスを促進する人材や制度が整っていません。学校では、教員たちも自分自身が育った独立前の状況では経験できなかった性教育の授業を、どのように実践できるか分からないままにいます。首都の中心部の保健センターでさえ、助産師や医師は、限られた医療器材や施設で若年妊婦への対応を行っていて、思春期の特性を考慮したサービス提供というのはまだまだ難しい状況です。

思春期の人生でも重要な時期に必要な性教育を届けたい。予期しない若年妊娠を減らしたい。たとえ10代で妊娠しても孤立せず、支えてくれる周囲の人がいる環境をつくりたい。そんな思いで活動をはじめました。

クラウドファンディングで集める資金により、中学・高校の教員が性に関する保健の授業をできるように育成します。保健センターの壊れた医療器材を交換します。村のリーダーや関係者と連携していきます。

こうした活動を実施するため、今回450万円という目標を掲げています。シェア東ティモール事業としては初めてのクラウドファンディングで不安もありますが、皆さまが応援してくださると信じて前に進んでいきたいと思います。

どうかこの活動を継続・発展させ、東ティモールの子どもたち、若者たちの未来の健康のために、ぜひ私たちと一緒に活動を支える仲間になってください。応援、ご支援をお願いいたします！

シェア＝国際保健協力市民の会
東ティモール事務所現地代表
巣内秀太郎