大阪・あべの昭和町「どっぷり、昭和町。」の再始動!&組織化にむけて

大阪・あべの昭和町「どっぷり、昭和町。」の再始動!&組織化にむけて

支援総額

2,605,500

目標金額 2,500,000円

支援者
234人
募集終了日
2023年4月25日

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プロジェクト本文

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今年で17年目を迎える「どっぷり、昭和町。」

 

まちのお祭りとして、公園にはあべのにゆかりのあるアーティストが出演するステージ、まちの飲食店が集まるマーケット、商店街や学校、まちなかを巻き込んで、非日常の1日をつくってきました。

 

そんな非日常が日常へ波及し、あべの・昭和町は日常の選択肢も、ひとのつながりも、面白いことを応援する土壌も整ってきました。

 

非日常も日常も、つくっているのはまちに根ざすひとと、まちが好きなひと。

この流れを止めず、みんなで一緒に、このまちを面白くし続けたい。

 

まちの文化祭「どっぷり、昭和町。」の再開と、

まちの動きをサポートする非営利組織をつくります!

 

 

 

4月29日が「みどりの日」から「昭和の日」に変わる前年、平成18年(2006年)からスタートしました。

 

当初は「〈昭和の日〉に〈昭和町〉にある〈昭和の建築〉で〈昭和〉を味わう」をコンセプトとして、昭和町駅前の寺西家阿倍野長屋を中心にスタート。

エリア全体をまきこみながら、「大きなまちの文化祭」として継続開催しています。

 

本来なら、今年で18回目となるどっぷり昭和町ですが、2020年、2021年は新型コロナ感染拡大の影響で中止、昨年は3年ぶりではあるものの縮小開催とするなどしてきました。

 

2023年 メインビジュアル(まちのアーティストたちが合作)

 

2023年(昭和98年)4月、あらためて規模を拡大し、

桃ヶ池公園、阪南中公園ほか、地域全体のお祭りとして開催いたします。

 

ライブでは、これまでピチカートファイブの小西さんを始め、桑名美勇士さん、憂歌団の木村充揮さん、ザ・たこさんなどにも出演してもらっています。また、区内の中学、高校のブラスバンドを始め、学生の発表の場としても機能してきました。


 

 

 

2011年の運営を担当していた岸本勝好さんが昭和町を離れることになり、「CR-ASSIST(代表:四井恵介)」が事務局を担当することになりました。

2012年には、新規企画として、昭和町バルを開催しました。
これは、寺西家阿倍野長屋前と桃ケ池公園、阪南中公園でやっているイベントに対して、地域のお店が少し疎外感を持っていたのが気がかりで、解決するために多くのお店かが参加出来る形を模索した結果、周辺の50店舗ほどが参加するバルイベントという形になりました。これは、様々なお店に関わってもらうきっかけとしては大成功でした。

 

 

2013年からは、文の里商店街も会場と位置付け、ボードゲーム、ドローン体験、パレードやロカビリーなどで商店街が賑わいました。その後は、毎年のように文の里商店街がひとつの会場として機能するようになっています。

 

また、2013年から2015年まで「バイローカル」(https://buylocal.jp/)が4月29日に桃ヶ池公園の南側で開催されていました。これは少し南の長池公園へと場所を移し、秋のイベントとして恒例となっています。

 

このように、地域全体を巻き込むことで、ひとりひとりが「どっぷり、昭和町。」を自分たちのまちのイベントとして認識するようになっていったと感じています。

 

その結果、個人店舗おのおのでの企画や、同日開催の催しも増え、いまの「どっぷり、昭和町。」を形づくっています

 

地域の力というのは、これまではイベントのためのお金を集める力、様々なアーティストを呼べるネットワークの力と捉えていました。これに加えて、最近は各々のお店、地域に住むに人たちが、まちのこと自分事として考えるようになってきたこと、これこそが本当の地域の力なのだと実感しています。

 

 

ここまで大きなイベントに育ってきた「どっぷり、昭和町。」ですが、運営体制はびっくりするほど貧弱なものです。初期は四件長屋の飲食店スタッフ数人が、ランチとディナーの営業時間の隙間で協賛金集めから企画まで、すべてやっていました。現在の運営も、ボランティアスタッフと、社内リソースを経費度外視で回す形になってしまっています。

イベント自体に必要なお金も大きくなり、現在では印刷費、出演者の謝礼、ステージ機材などいろんなものをあわせて実費だけで、200~250万円くらいのお金がかかっています。これらもCOVID-19、海外情勢、物価高騰の影響で、その額は3年前より大きくなっています。

 

ずっと、このようなお金を集めるために、まちのお店を1店舗1店舗まわって5000円、1万円の出資をしていただくという細々とした運営でした。

 

ある意味、呑み歩く口実になっていたかもしれませんが、多くのお店に参加してもらうことに意義があったと考えています。

 

今年、桃ヶ池公園でのステージやマーケット、周辺のイベントを形づくっていくためには、継続していくためには、運営体制の見直しが喫緊の課題となっています

 

 

 

じゃあ、たいへんなのに、なんでやってるの?

実行委員長の四井は、「まちの変化を実感できるから」だと。

 

 

・このイベントで、このまちに引っ越してきた!

・このイベントがあるから、このまちでお店をはじめた!

そんな声がたくさん聞こえてきます。
聞こえてこない声もいれると、きっともっとたくさんの人たちが、4月29日を機に、このまちを好きになって、このまちに住みはじめたのかなと考えています。
文の里商店街だけみても、新規オープンのお店が増え、シャッターがだいぶ少なくなりました。

 

「唐突なんだけど、幸せってなんだとおもいますか?」

わたしは選択肢が多いことだと思っています。歩いて行ける距離に美味しいお店がたくさんあって、そしてそれが現在進行形で増えていってる。

もちろん外で呑んだり、食事するには少しお金はいるんだけど、単に食べるだけでなく、お店を選びながら、それぞれのお店で、いろんな人とコミュニケーションをとる。

お店の常連さん同士で釣りにいったり、BBQにいったり、遠足にいったり、そこで仕事が生まれたりもする。

 

まちにかかわればかかわるほど、過疎といわれる現象の逆をやればいいんだということに気づきます。「お店が増えて、必要なものが近くで手に入る=自分の住むまちがより住みやすいまちになっていくこと」これが本当に大切。もちろん、足りない機能は自分で作ることも大切なんですが、自分で作るには限界があるから、今あるものを活かす、自発的に新しい取り組みが生まれる土壌をつくる、そんな取り組みを、まち全体に広げていきたいと考えています。

 

そんないろいろ選べる幸せが、まちの人の日常となり、それがぎゅぎゅっと凝縮されることで生まれる非日常が4月29日。

このイベントとして昇華された4月29日という非日常をまた日常生活に落とし込む。

 

こんなことを繰り返しながら、徐々に日々の暮らしの環境をアップデートしていくことが、まちが良い方向に変わっていくプロセスなのではないかなという思いで、このまちにかかわっています。

 

 

 

このようなプロセスを経て、十分なネットワークができてきて、お金を集める時間より、もっと地域のために役立つ活動に力を入れたいという思いから、2018年に、「あいらぶ、昭和町。」という会員制度の仕組みを導入しました。

 

ただ、この時は、お金をお店から集めるという点で、大きな違いがありませんでした。さらに、2019年度以降のコロナ禍により、イベントを開催できない年が続いたなどの理由で、任意団体としては、年会費を集めるというのがしづらくなっていきました。結果、仕組み自体を積極的に続けることができなくなりました。

 

今年、「どっぷり、昭和町。」を再開するにあたり、あらためて、「ボランティア・手弁当で成り立っている現状を変えていくための仕組みづくり」の必要性を強く感じています。

 

 

 

 

今回のクラウドファンディングを機に、これまで協力してくれたお店さんからはもちろん、イベントに遊びに来るひと、なにより地域に住む皆さんの協力をもとに運営する形にしていきたいと考えています。

長屋前の小さなお店のひとたちがスタートした企画が、まちのお店を巻き込みながら、より多くのひとに利益をもたらすための仕組みを継続していくには、きっちりした組織が必要になってきます。

 

 

今回のクラウドファンディングで集めたお金は、イベント開催にかかる費用だけでなく、法人化に向けた活動費用としても使います。たとえば、実行委員として時間を割いてくれる方にお金を出す。年間を通じて事務所を設ける。4月29日に限らず、さまざまに街の動きをサポートしていく。そんな土台となるような非営利組織を立ち上げたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

ビール開栓イベント・みんなでカンパイ

 

昨年かかわった人たちが、「あべのビール」として、ビール醸造に取り組みました。その時のノウハウやネットワークを生かして、今年は4月29日に「昭和町ビール」を作ります。こちらも、クラウドファンディングのリターンとして設定します。

 

 

現在、味を確認するための試験バッチを2種類、上方ビールさんで醸造してもらっています。ひとつは「昭和」をキーワードにした、ちょっと懐かしいほろ苦いラガーっぽいエール。もうひとつは「桃ヶ池」から連想されるフレッシュな桃のセゾンビールを予定しています。

 

試飲会を経て、2種類から1つに絞り、4月29日に間に合うように中津ビールさんで1樽(=600本)醸造してもらう予定です。
※リターンは当日または、昭和町駅CLIPにて、飲食店としての提供になります。

 

前段で書いた、「非営利組織・まちづくりのための組織」、「さまざまに街の動きをサポートしていく」ってところがよくわからなかった方も多いかもしれません。

 

たとえば、こうやって、売れるか売れないかわからない。売れても大して利益がでない。むしろ作るプロセスにものすごい手間暇がかかっている。それでも、これはみんなで楽しめる、面白い!という、街全体に人がやってくる、楽しいことが広がる取り組みを応援するような、そんな組織を作りたいと思っています。

 

 

これまでの「どっぷり、昭和町。/あいらぶ昭和町」の運営資金として、繰り越し金が632,048円あります。これに今回のクラウドファンディングを足して、イベントを運営していきます。

 

イベントにかかる費用の概算は、次のようになっています。

 

クラウドファンディングで得た資金が、「どっぷり、昭和町。」イベントの資金となります。

そして、今年度のイベント終了後の繰り越し金を非営利組織の立ち上げ、初期の資金とします。

 

2024年度以降、立ち上げた非営利組織によって「どっぷり、昭和町。」イベントを運営していきます。また、「どっぷり、昭和町。」以外にも、1年を通してまちの活動を支援していきます。

 

 

・リターン各種は「どっぷり、昭和町。」イベント当日(2023年4月29日)に指定場所でのお引渡しとなります。

・当日どうしても参加できない方向けのプラン(発送、後日受取り)もご用意しています。

・広告枠掲載につきましては、申請を受け付け次第、事務局からご連絡いたします。

 

みなさま、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

このページで利用している画像、写真についてはすべて許諾を得て掲載しています。

プロジェクト実行責任者:
どっぷり、昭和町。実行委員会 四井恵介
プロジェクト実施完了日:
2023年6月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

2023年4月29日に開催する「どっぷり、昭和町。」の運営経費および、クラファン参加者へのリターン経費。さらに組織運営安定化に向けた法人化、年間を通じた基盤づくりのための諸費用。

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リターン

3,000+システム利用料


alt

どっぷり応援・お礼のメール(3000)

"実行委員会からのお礼のメールをお送りします。また、ホームページへお名前を掲載します。"

申込数
60
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

3,000+システム利用料


昭和町フラッグ

昭和町フラッグ

2022年4月に作成した昭和町のフラッグです。まちあるきのおともに。4月29日当日、昭和町駅前CLIPでお渡しします。
※前年度実施のスタンプラリーや、持参特典等はございません。予めご了承ください。

申込数
15
在庫数
40
発送完了予定月
2023年4月

3,000+システム利用料


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どっぷり応援・お礼のメール(3000)

"実行委員会からのお礼のメールをお送りします。また、ホームページへお名前を掲載します。"

申込数
60
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

3,000+システム利用料


昭和町フラッグ

昭和町フラッグ

2022年4月に作成した昭和町のフラッグです。まちあるきのおともに。4月29日当日、昭和町駅前CLIPでお渡しします。
※前年度実施のスタンプラリーや、持参特典等はございません。予めご了承ください。

申込数
15
在庫数
40
発送完了予定月
2023年4月
1 ~ 1/ 30

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