
支援総額
目標金額 3,500,000円
- 支援者
- 440人
- 募集終了日
- 2022年8月31日

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- 総計
- 17人

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- 残り
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- 現在
- 424,500円
- 支援者
- 44人
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- 9日
プロジェクト本文
終了報告を読む
第一目標達成とネクストゴールについて
2年前の2020年、添牛内駅を修繕して残していきたいんだけど…。と、みんなに話した時、こんなにたくさんの方が添牛内駅の事を大切に思ってくれ、こんなに多くのご支援をいただくことになるとは想像しておりませんでした。
そして、7月11日から始まった添牛内駅修繕クラウドファンディングは、8月21日に目標の350万円を達成させていただきました。
ご支援をしてくださった皆様、
SNSで情報拡散してくださった皆様、
ポスター、チラシを貼ってくれた皆様、
お友達やお仲間に勧めてくれた皆様、
励ましのお言葉をくださった皆様、
応援してくださったすべての方に心より感謝いたします!本当にありがとうございました!
そして、残り期間が少ないのですが、修繕の計画の中に記載しておりますが、屋根の修理までをするには、600万円が必要です。不足分はクラウドファンディング以外でのイベント時のご寄付や振込などでご支援をいただいたものと、有志メンバーの支援で補うこととしております。
夏には草刈りや清掃、冬には除雪や屋根雪降ろしなど、全て自己資金で行なっております。今後もその方針は変わっておりませんが、今後も長い保存会の活動を考えるときメンバーの負担は少しでも減らしたいと思っております。
しかし、とはいえ600万円全てをお願いする事は私たちの当初の想いとは違い、本意ではございません。私たちもしっかりと添牛内駅のために支援をし、皆さまと共に添牛内駅を未来に残していきたいのです。
そこで、あと100万円だけなんとか皆様のお力をお貸しいただき、目指させていただき、ネクストゴールの目標設定とさせていただきたいです。
すでに多くの皆様にご支援と拡散をしていただいた中で、さらに多くの方にお伝えすべく、引き継ぎ、残りの期間、拡散とご支援をお願いできればと思います、何卒よろしくお願い致します
2022.08.22 追記
どうしても
残したい廃線駅があります。
あの時、
車窓から見た小さな駅。
もうそこに
線路はないけれど、
添牛内駅は、
新しい役目とともに
百歳を迎え、
これからも
立ち寄ってくれる人を
迎えたい。
ごあいさつ
はじめまして、添牛内駅保存会会長の山本昭仁です。
私は添牛内郵便局閉局後の建物を購入改装し、そこで手打ち蕎麦屋を経営しています。幌加内からやってきましたが、添牛内が大好きで、会合やお祭りといった行事にも率先して参加させていただいています。
幌加内町のマスコット「ほろみん」を心から愛し、愛しすぎてほろみんグッズを多彩に大量に作るような変わり者かもしれませんが、北海道雨竜郡幌加内町にある添牛内自治区のため、ひいては幌加内町(蕎麦の生産量が日本一の町 ※)のため、地域の仲間とともに様々な活動をしており、限界集落のこの地をみんなで守り続けております。
※参考:全国町村会ホームページ
添牛内駅保存会は、2020年4月17日に地元住人の3名から始まりました。今では町内外の有志が参加してくださり、添牛内駅の保全のために活動しております。
まず初めにこの場をお借りして、いつも幌加内町へのふるさと納税やご寄付をいただいている皆さまや観光に来てくださる皆さまなど、多くの方に様々な形で幌加内町、添牛内駅にご支援をいただいておりますこと、添牛内保存会としても心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございます。
沢山の応援コメントに心から感謝し日々の活動の励みになっております。

皆さまのご支援で実現できること
今回のクラウドファンディングを通して皆さまからいただいたご支援は、添牛内駅舎の保存にかかる費用に充てさせていただき、倒壊しそうな添牛内駅を修繕し、未来へこの遺構を残していければと思っています。
これまでも、添牛内駅は数々の困難を乗り越えて、沢山の方たちによって守られてきました。大切に思ってくださる方たちによって修繕され、豪雪地帯の厳しい冬に傷つきながらも耐えてきました。私たちは、この添牛内駅を誰かのためではなく、皆のためにここにあるべきだと思っています。
そして、皆に守ってもらいながら築100年を迎えたいと考えています。
新型コロナウイルスの影響もあり工事のスケジュールも思うように進まず、必要な修繕費用も予定より2倍近くになってしまいました。今回のクラウドファンディングでさらにお願いをしなければいけないのは事実です。しかし、添牛内駅を修繕して未来へ残していくためにも、いま皆さまからのご支援が必要です。
多くの方にこの添牛内駅の修繕に携わっていただき、「私たちの添牛内駅なんだ」という想いを持っていただきたいと強く思っております。今回ご支援をいただいくことで土台と外壁、屋根が修繕でき、この先10年、20年と、この場所にあり続けることができます。
いつの日か、駅構内で日にち限定での幌加内そばの飲食や休憩などができ、ファンの方々と添牛内駅を堪能できる安らぎを得られるような、そんな場所にしていきたいと考えております。
ぜひとも、私たちと皆さまと、共に添牛内駅を守ってください。
|第一目標金額
・350万円
|資金使途
添牛内駅舎の保存にかかる費用
・添牛内駅の土台の修復、剥がれ落ちた土壁、外壁の修復、窓の修繕
・第一目標達成できた場合、保存会資金より軒先が折れてしまって雨漏りのする屋根の修復
※第一目標金額を達成した場合のみ、支援金を受け取ることができます
土台、外壁、屋根の修繕には全体で600万円ほどかかりますが、まずは第一目標金額を達成してクラウドファンディングを成功させるためにも、最低限の350万円を第一目標金額に設定させていただきました。
幌加内町と添牛内駅の歴史
幌加内町は上川管内西部に位置し、東西方向約24km、南北方向63kmと南北に長い形をしています。
東には名寄、士別、旭川の各市及び和寒町、西には小平・苫前・羽幌・遠別の各町、南には深川市、北に美深町、中川町と11の市町に隣接しています。人口数1,323人、男性652人・女性671人(令和4年5月31日現在)の小さな町です。
日本一が3つある町(※)として道内外に広く知られています。(※参考:幌加内町ホームページ)
■そば畑の面積日本一 「幌加内そば」
1970年代(昭和40年)代に米の減反政策が始まり、米の代替作物としてそばの作付けが本格的に行われるようになりました。幌加内町の冷涼な気候、昼夜の寒暖の差、日中の気温上昇を穏やかにする朝霧などの自然条件がそば栽培に適していたこと等から作付面積が増え、1980年(昭和55年)に日本一になりました。今では、作付面積が3,200ヘクタール、生産量も2,900トンを超えるほどになりました。2019年までは毎年開催されていた幌加内そば祭りは2日で5万人が来場する北海道を代表する食のイベントとして有名です。
■日本最大の人造湖「朱鞠内湖」
朱鞠内湖は、人造湖としては日本一の広さを誇り、周囲は約40km、水深は約40mですが、幻の淡水魚が生息している数少ない河川を有する神秘の湖と呼ばれています。冬はわかさぎ釣りに1万人以上の方が訪れ楽しまれています。
■日本最寒記録「-41.2度」(非公式)
気象庁の公式記録の対象からはずれていたため非公式ではありますが、1902年(明治35年)、旭川市で日本最低気温の公式記録、-41度を記録。しかし、その76年後、1978年(昭和53年)2月17日に幌加内町母子里でこれより0.2度低い-41.2度を記録しました。
そんな、幌加内町のほぼ真ん中に『添牛内駅』はあります。
~添牛内駅のある深名線~
深名線は、函館本線の深川駅から分岐し、 多度志川・ 雨竜川の流域を北上し、 幌加内 朱鞠内を通り道内有数の観光地朱鞠内湖を経由して宗谷本線の名寄駅に至る121.8Kmの路線。沿線の木材資源を積み出すのを目的に大正13年10月25日に深川~多度志間が雨竜線として開通したのに始まり、昭和16年10月10日に幌加内線朱鞠内、 名雨線初茶志内 (現天塩弥生)間が開通し深川・名寄間が全通、幌加内線と名雨線を併合して深名線と改称し沿線唯一の交通機関として全線開通した。
※出典:さよなら深名線記念
添牛内は昭和5年に村内初めての電話が開通、翌6年に添牛内駅が開業し、商店街が立ち並び、さらに翌7年には幌加内村の中で電気がどこよりも早く点灯した部落であり、物流の拠点として発展してきました。

昭和6年9月15日に開業した添牛内駅ですが、昭和57年に無人化となり、深名線が廃線となる平成7年9月3日午後8時54分、幌加内発深川行きの上り5744列車8輌編成を最終便が発車されるまで、添牛内地区の産業経済、教育文化には欠かせない重要な公共輸送機関として活躍してくれました。
その後、それぞれの駅舎や土地などは幌加内町へ譲渡され、各地域で利活用をされたり、個人へ譲渡され、それぞれの場所で新たな役割を与えられ、新たな価値を見出され大切に保存されてきました。
添牛内駅は駅前に住む農家の山前定徳さんに譲渡されました。山前さんは廃線前の添牛内駅前に住んでることもあり、駅のホーム除雪などの管理や無人化後は切符の販売も行うなど添牛内駅とともに生活をしてきたご夫婦でした。生前に私も山前さんと自治区会議の時など、よくみんなと一緒にお酒を酌み交わし、昔のお話を伺うことも多かったです。
当時は添牛内駅の価値をそこまで理解しておらず、沢山のお話を聞いてはきましたが、2010年12月山前さんがお亡くなりになり、山前さんがどのようなお話からこの駅を譲ってもらったのかというお話を伺える機会なくなってしまいました。
みんなから守られ、奇跡も重なり
残り続けた添牛内駅
廃線から27年経ったいま、数々の奇跡が重なりました。
山前さんが廃線後も守ってくれ、山前さん亡き後に有志の方が守ってくれ、豪雪地帯の自然にも守られました。まさに御蔭様という言葉のとおり今も添牛内駅は存続することができ、今は私たち添牛内駅保存会と支援者の方々と共に未来へ残そうと活動させていただくことができております。
2010年に山前さんが亡くなり、その後は、添牛内の関口誠さん、息子の関口豪さんが屋根雪下ろしや、除雪を毎年行っていました。2013年には奥様も高齢のために離町されましたがその後も管理してくださいました。
そして、2018年2月26日には積雪324cmを記録しました。
25日夜に324cmの積雪となり、48年ぶりに記録更新した幌加内町
それでも添牛内駅は無事でした……。
2019年1月から2020年1月はみな多忙で屋根雪を下ろしに行ける方がいませんでした。しかし、奇跡的な雪の少なさで無事でした。その年、添牛内住民で存続を検討し、雪下ろしをしたため無事でした。
もう本当に奇跡です。この添牛内駅はこうして今日までたち続けることができました。

準備期間を含めると2年になりますが、この間、多くの方と出会い、故郷への想い、応援の言葉、老若男女問わず、興味関心を持ってくださり応援してくださいました。
歴史的な価値の建造物であることは多くの方にご理解をいただけると思っておりますが、なぜ、多くの深名線の遺構が失われていく中で、沼牛駅と同様に添牛内駅が残ったのかを私たちは知っています。(※幌加内町に旧深名線の駅舎が当時の面影を残したまま現存するのは、沼牛駅と添牛内駅のみ)
2017年:22年ぶりに復活!「添牛内駅名」手作り看板設置 名寄の志々見さん(右)と銅さん(左)
名寄市の鉄道愛好家である志々見さんと添牛内出身の銅さんは、早くから添牛内駅を気にかけてくださり、志々見さんは仲間とともに個人で修理をしてくださってました。この補修が無ければ今の添牛内駅が残っていることはないでしょう。本当に感謝しています。そして、志々見さんも今の添牛内保存会へ参加してくださり、一緒に添牛内駅を守ってくださる有志となってくれました。
まだまだ続く
添牛内駅が繋いだご縁
✳︎2020年2月18日。愛する添牛内駅を修繕したいと地元の仲間に話していたところ、その中の一人である仙丸孝司さんが添牛内駅の山前さんの娘さんの電話番号を調べてきてくれました。まずはその娘さんに電話してお話してみようと思い、お話しすることができました。
✳︎翌日。今年に入って添牛内駅の情報収集のためにもと始めたInstagramで「#添牛内駅」を検索したら、この絵がありました。
小暮さんインスタグラムでの出会い
しかも、小暮さんは気分転換にミスプリントのA4のコピー用紙に列車を書いていただけでした。さらにしかも、もともと添牛内駅を書いていたわけではなく、書き始めていたら、車両の向き的に深川方面行き列車じゃないと実物と異なることに気づいて、進行左にホームがある駅を確認したところ添牛内駅が該当したので、書き上げたそうです。
写真も大変気に入り譲ってほしいとお願いするに至り、見事にポストカードとなって、2年間お待たせしましたが、皆さんにお披露目することができました。
✳︎写真家で『追憶の鉄路』著者の工藤裕之さんとの出会いは、添牛内駅の過去の写真を探している中Facebookで突然ご連絡させていただいたことにより出会い、故加藤さんという共通した知り合いがいたことがわかり大変驚きました。そして協力をお願いし、今回の返礼品にポストカードを再度選定して頂き、とても素晴らしいものができました。今考えても大変不思議な御縁だと感じます。
私たちが活動をしてきた中で沢山の方と出会いました。
そして今まで知らなかっただけで、とても多くの方が添牛内駅、添牛内地区に思い出を持っていて、今はどうなっているのか知りたいと連絡をくださります。来訪したいという方も多く、私たちの想っていたことが、多くの方にとっても同時に価値のあることだと再認識しました。
この先もずっと守り継ぎ、皆が愛する場所へ
貴重な木造駅舎という観点からも添牛内駅がこの場所に建ち続けることは存在意義のあることと考え、まずはこの先の10年へと繋げることを目標にし、開業100年、そしてさらに10年へと繋げるため、少しでも長く維持していくための修繕を実施します。
このプロジェクトがスタートした2020年、沼牛駅のように当時の面影を感じられる添牛内駅の復活を夢見ておりましたが、当時の姿を完全に再現することができず、皆さまのご希望に添えないかもしれませんが、皆さまとともに力を合わせて未来へ繋ぎたいです!
私たちが望んでいることは、皆さまとともにこの添牛内駅を守り、皆さまに愛される添牛内駅となり、この添牛内自治区という小さな小さな限界集落の子供たちの帰る場所となり、皆さまが集える場所になってくれることです。
私たちの力はひとつひとつは小さなもので、今後、どのような形であり続けることができるのかは未知数ですが皆さまからお借りした力を何倍にもするつもりで尽力していく所存です。
深名線の現存する添牛内駅の存続にお力をお貸しください。
まずは10年、皆さまとともに添牛内駅を守らせてください。
新たな奇跡の一つとして語り継がせてください。
そして、再びこの添牛内駅を訪れてください。
その時を心からお待ちしております。
いただいた応援メッセージ

坂本勝之 様
(おかえり沼牛駅実行委員会)
この度、添牛内駅保存会がクラウドファンディングを実施すると聞き、かつてお世話になった我々からも応援のメッセージを送らせていただきます。
添牛内駅保存会は、地元の方が主体となって構成された組織であり、情熱的な方が多数います。この度のクラウドファンディングは、そんな情熱のある方々が、色々と試行錯誤し、維持管理を施してきたものの、素人では太刀打ちのできない大きな補修を行わなければ駅舎が倒壊の危険すら考えられる状況になっていることが調査の結果、判明したことから始まったと聞いています。
幌加内町には旧深名線の駅舎が当時の面影を残したまま現存するのは、沼牛駅と添牛内駅のみです。沼牛駅同様、添牛内駅は幌加内町に現存する紛れもない歴史的建造物で、かつて鉄路があり、賑わった街がそこに確かにあったことを証明できる非常に貴重な遺構です。下屋はなくなってしまいましたが、オレンジ色の屋根が魅力的な駅舎です。
我々も微力ながら協力して行きたいと考えておりますので、皆様も是非応援していただけると嬉しいです。
このクラウドファンディングが成功し、無事修繕が完了することを実行委員会一同、心より応援しております。

細川雅弘 様
(北海道幌加内町長)
北海道幌加内町長の細川雅弘です。本町は「そばの作付面積・生産量」「人造湖として最大の面積の朱鞠内湖」「最寒記録-41.2度(非公認)」と日本一が三つあるまちとして知られております。
栄枯衰退は世の常ですが、昭和30年ころには本町の人口も12,000人余りでしたが、過疎化が進み現在では1,300人余り、添牛内地区も800人ほどの人口が30人ほどとなりました。
鉄路廃線となった「深名線」120km余りのうち、 3分の2にあたる80kmほどが本町を縦貫し、この間10の駅舎がありましたが、現在その形をとどめているのは2駅です。
先人たちが苦難を重ね開拓し切り開いてきた証のシンボルでもあるこの貴重な駅舎を、地元の若者が中心となり「地域にある資源を生かして町を盛り上げたい、歴史的建造物である添牛内駅の魅力をたくさんの方々に感じてもらいたい」という思いから活動をスタートさせたと伺っております。
少子高齢化による過疎化が進行する本町にあって、地域の若い力は町の活性化にとって必要不可欠であり、町としてもこの活動を応援したいと考えております。
全国の皆様方におかれましてもご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
工藤裕之 様
(写真家/『北海道廃止ローカル線写真集「追憶の鉄路」』著者)
今回のつながりの始まりは、旧駅前でそば処「霧立亭」を営む添牛内駅保存会代表・山本昭仁さんから届いた一本のメールからでした。私の写真集のページに、現役時代の添牛内駅がうつった写真を見つけ、駅保存への協力の打診を受け、保存会のメンバーとなりました。
実は、旧深名線添牛内駅は私にとって今も思い出に残る駅でした。(エッセイ『添牛内駅とのご縁ふたたび』)
深名線が廃止になったのは、1995年9月のこと。それから27年が経とうとする2022年。ホーム横にもう2本のレールを見ることはできませんが、地元の方々の努力により駅は開業当時そのままに91歳を迎えようとしています。しかし、日本有数の豪雪地帯である幌加内町にある駅舎は損傷も激しく、このまま修復せずには持ちこたえられない状況となっています。
昭和20〜30年代の最盛期に1,800人を数えた添牛内地区の人口もそれ以降減り続け、今では30人となりましたが、その盛衰を90年にわたり見守りつづけてきた駅舎は、添牛内に暮らす人々のシンボルであり、これからも欠かせない存在です。
9年後の「築100年」を迎えるためにどうしても必要な修繕費用を集めるためのプロジェクトが、今回のクラウドファンディングです。少しでも多くの方々にご協力いただけるようお願いいたします。そしていつの日か、再生した駅を見るために、ぜひ添牛内を訪れてください。
改めてクラウドファンディングへのご協力を心よりお願い申し上げます。
✳︎工藤様の写真をポストカードにしたリターンの紹介はこちら→リターン紹介:ポストカード『〜懐想〜 深名線添牛内駅』
ご留意事項
※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
※本プロジェクトのリターンのうち、有効期限を設けている体験型のリターンについて、有効期限内にやむを得ない事情によりご案内が困難になった場合には、有効期間について個別に調整させていただくこととし、ご返金は致しかねますのでご了承ください。
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 添牛内駅保存会
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年10月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
今回の託された資金で、まずは倒壊しそうな添牛内駅の土台の修復、剥がれ落ちた土壁、外壁の修復、窓の修繕、軒先が折れてしまって雨漏りのする屋根の修復、を予定しております。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額につきましては、2020年より修繕の計画が進行しており、先行していただいておりましたご寄付や、保存会からの自己資金によりプロジェクトを行います。
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プロフィール
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リターン
3,000円+システム利用料

『〜懐想〜 深名線添牛内駅』ポストカード6枚セット
『〜懐想〜 深名線添牛内駅』ポストカード6枚セット
★写真家 工藤裕之氏が撮影した、現役時代の深名線と添牛内駅の貴重な写真をポストカードにした作品集(1セット6枚)
■お礼のメール
- 申込数
- 91
- 在庫数
- 完売
- 発送完了予定月
- 2022年10月
5,000円+システム利用料

【8/22 追加】ポストカードセット
■『〜懐想〜 深名線添牛内駅』ポストカード6枚セット
・写真家 工藤裕之氏が撮影した、現役時代の深名線と添牛内駅の貴重な写真をポストカードにした作品集(1セット6枚)
■『小暮さんの描いた添牛内駅ポストカード』
■お礼のメール
- 申込数
- 25
- 在庫数
- 75
- 発送完了予定月
- 2022年10月
3,000円+システム利用料

『〜懐想〜 深名線添牛内駅』ポストカード6枚セット
『〜懐想〜 深名線添牛内駅』ポストカード6枚セット
★写真家 工藤裕之氏が撮影した、現役時代の深名線と添牛内駅の貴重な写真をポストカードにした作品集(1セット6枚)
■お礼のメール
- 申込数
- 91
- 在庫数
- 完売
- 発送完了予定月
- 2022年10月
5,000円+システム利用料

【8/22 追加】ポストカードセット
■『〜懐想〜 深名線添牛内駅』ポストカード6枚セット
・写真家 工藤裕之氏が撮影した、現役時代の深名線と添牛内駅の貴重な写真をポストカードにした作品集(1セット6枚)
■『小暮さんの描いた添牛内駅ポストカード』
■お礼のメール
- 申込数
- 25
- 在庫数
- 75
- 発送完了予定月
- 2022年10月
















