星の瞬き。それはキラキラと儚げに…。

 

夜空の星を見上げると、キラキラと儚げに瞬いて見えます。

ですが、星自体が実際に明るさを変化させて瞬いているるわけではないんです。

 

ではなぜ瞬いて見えるのか。

それには先日の新着情報の内容が絡んできます。

 

★ その新着情報はこちら「実は…宇宙って意外と近いんです！」

https://readyfor.jp/projects/starry/announcements/99910

 

星をまたたかせている原因…

そうです、それはズバリ「大気」なんです！

 

上記の記事でも書いたとおり、大気は高度によってその「温度」や「密度」が大きく異なります。

 

星の光はその大気の中を通ってきます。

その際に、密度が異なる空気の境目で光は屈折するのです。

ちょうど水中のものが曲がって見えるイメージです。

 

そして、空気の層自体が揺れ動くことで光の曲がり方が変化して、

私達の目には星が揺らいでいるように見えるのです。

 

天文台などが高い山の上に建てられるのも、大気の影響を減らすためなんです。

 

 

ただし、中には瞬かない星もあります。

それは「惑星」です。

 

一体なぜでしょうか？

それは光量の違いによるものです。

 

恒星は地球から遥か遠くにあるため、その光源は”点”です。

”点光源”は光量が少ないため、大気の影響を受けて瞬いて見えます。

 

一方、太陽の光を反射した惑星は”面光源"です。

つまり、惑星からの光はある程度の面積と量を持っています。

 

なので、あまり大気の揺れに影響されずにしっかりと光が地上に届きます。

そのため惑星は瞬かないのです。

 

 

つまり私達は「大気という眼鏡」を通してでしか、星空を見ることはできないのです。

大気のない宇宙空間から見た星は瞬きません。

 

そういった意味では、プラネタリウムによる星空は「宇宙空間からの景色」に近いのかもしれません。

 

以上、簡単ですが星が瞬く理由でした^^

 

引き続き「スターリー・プロジェクト」を応援よろしくお願いいたします。