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世界が誇る水の都広島へ!次世代型ホバークラフトのプロトタイプ開発

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支援総額

910,000

目標金額 3,000,000円

支援者
21人
募集終了日
2025年6月15日

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プロジェクト本文

▼自己紹介

 

はじめまして。私たちは広島で新しい都市交通の可能性を探るホバークラフト事業に取り組んでいる株式会社水都広島の木村と府川です!

 

 

私たちは広島県立叡啓大学在学中に広島のまちの魅力を高めるための研究を行い、水辺空間の活用による効果を実証していました。そして2025年3月に本事業を立ち上げました。

https://eikei.ac.jp/news/4386/

 

(卒業プロジェクトにおける実証実験の様子)

 

この在学中の経験や学びをもとに、ホバークラフトを活用して、誰もがもっと便利で楽しく移動できる、理想のまちづくりを目指し活動しています。

 

 

▼広島の水運の歴史

 

広島は古くから「水の都」と呼ばれ、太田川を中心とする水路網が発達していました。江戸時代には舟運が盛んで、人や物資の移動の大動脈として川が重要な役割を担っていたのです。その名残として、現在も市内各所に「雁木(がんぎ)」と呼ばれる石段が多く残されており、かつての水上交通の面影を見ることができます。 

 

(2025年4月京橋川にて撮影)

 

しかし、陸上交通の発展により水運は次第に衰退。川の役割は限定的なものとなり、そのポテンシャルは十分に活かされていないのが現状です。 

 

 

▼広島の現在の川辺の活用

 

近年、広島の川辺は再び注目を集めています。太田川や元安川沿いでは、カフェやレストランの出店、イベントの開催、市民による清掃活動や環境教育など、さまざまな形で水辺との関わりが広がっています。

https://www.city.hiroshima.lg.jp/tourism-culture/tourism/1021448/1006035/1012753.html

 

平和記念公園近くの河岸では、SUP(スタンドアップパドル)体験などのアクティビティも見られるようになり、観光客や市民が川を「楽しむ場所」として活用する動きが活発化しています。また、NPOや大学、行政が連携した水辺まちづくりの取り組みも進んでおり、イベントや社会実験を通して川と人との距離を近づける活動は多く行われています。

 

 

しかし、広島の川にはまだまだ可能性があります。こうした背景がある今こそ、広島の水辺空間に「移動」という新しい価値を加えるチャンスだと私たちは考えています。交通を用いて川に人を呼び込み、川への物理的な距離を近づけることで、川をより身近に感じ、楽しむことができる環境が整うのではないかと私たちは考えます。

 

 

 

▼広島の川の課題

 

広島市内には多くの川が流れていますが、水上交通を実現するには以下のような大きな課題があります

 

  • 干満差が激しい・・・広島の川は瀬戸内海とつながっており、1日に最大3〜4メートルの潮位差が生じます。干潮時には川底が露出する場所もあり、航行可能な時間帯が限られてしまいます。
  • 水深の制限 ・・・一般的な小型船舶は、安全に航行するために最低でも1メートルの水深が必要です。しかし、広島の川では干潮時にこの深さを確保することが難しく、従来の船による運航は現実的ではありません。
  • 河川底への土砂堆積 ・・・広島の川は上流から流れてくる土砂が堆積しやすく、水深がさらに浅くなってしまうという問題を抱えています。これにより、船の通行がますます難しくなっています。水深を維持するためには、河床にたまった土砂を取り除く「浚渫(しゅんせつ)工事」が必要ですが、これには莫大な費用がかかります。定期的に浚渫を行うには行政予算にも限界があり、継続的な水上交通インフラとしての整備が困難です。
  •  雁木の存在と活用の難しさ・・・川沿いに点在する「雁木(がんぎ)」は、かつての舟運の名残ですが、現代の船舶は安全な乗降のために専用の桟橋が必要なため、これらの歴史的インフラを活かしきれていません。

   (現在使用されている桟橋の様子)

 

▼ホバークラフトの利点

 

こうした課題を解決する鍵が「ホバークラフト」です。

 

ホバークラフトは水面を浮いて移動するため、水深に左右されることがなく、浅瀬や干潟でも運航が可能です。また、地面にも乗り上げることができるため、桟橋がなくても雁木のような段差のある岸辺から直接乗降することが可能です。

 

さらに、水上は道路のような交通渋滞が発生しないため、定時性が高く、都市の新たな交通インフラとしての可能性も秘めています。混雑する道路や公共交通に頼ることなく、自然を感じながら、気持ちのよい移動ができるのも水上交通の魅力の一つです。

 

将来的には、広島駅と宮島を約30分で直通移動できるルートの実現も目指しています。観光客にとっては新しい体験を、地元住民にとっては実用的な移動手段を提供し、街と川をもっと近づけることができます。

 

▼開発における課題と支援金の使途

 

しかしながら、ホバークラフトの開発にはいくつかの技術的ハードルがあります。静音性を実現するための構造設計やエンジンの選定、軽量かつ安全な設計が求められます。また、船舶としての型式確認や運航試験にあたって、所轄機関との調整や届け出が必要です。今回のクラウドファンディングでは、実際に人を乗せて運航する商用機ではなく、静音性や浮上性能を検証するための試作機(プロトタイプ)の開発を目指します。支援金は、主にこの試作機の製造費、部材調達費、水上での浮上テストなどに充てられます。試作機は一般の旅客を乗せて運航するものではなく、あくまで技術的な実証を行うためのものです。

 

▼今後の認可スケジュールと安全性の確保

 

試作機完成後は、中国運輸支局との協議を経て、臨時航行許可の取得を目指します。将来的に旅客を乗せる運航を行うには、一般不定期航路事業や旅客運送事業に関する許可が必要となります。これらの制度的対応も段階的に進めてまいります。

 

▼リターンに関するご案内

 

今回のリターンには「試作機の同乗体験」が含まれますが、これは試作機が静的に展示されている状態での座席体験・内部見学を想定しています。水上を実際に走行する体験については、所轄機関の許可取得後、別途実施可能な場合に限り、参加者の皆様へメールによりご案内させていただきます。

 

 

▼支援のお願い

目標金額は300万円。皆さまのご支援を通じて、試作機の開発と水上試験運行を行い、実用化に向けた第一歩を踏み出します。

 

なお、本プロジェクトは「All or Nothing方式」にて実施しております。目標金額の300万円に到達した場合にのみ、支援金を受け取って試作機の開発を行うことができます。ご支援いただいた皆様には、目標達成後にリターンをお届けいたします。

 

ともに、新しい「水の都・広島」をつくりましょう。応援よろしくお願いいたします!

プロジェクト実行責任者:
木村侑平(株式会社水都広島)
プロジェクト実施完了日:
2027年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

本プロジェクトは、2025年に設立した株式会社水都広島が主体となり、代表の木村が統括・実行を担当します。広島市内の河川空間を活用した水上交通の実現を目指し、その第一歩としてホバークラフトのプロトタイプを製作することを目的としています。 ご支援いただいた資金は、主にプロトタイプ製作費(設計・部品調達・組み立て費用)に充てる予定です。そのほか、最低限必要な運搬費、広報費、クラウドファンディングのリターン制作・発送費にも一部を活用させていただきます。すべての資金は、目的達成のために責任をもって使用いたします。

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
本プロジェクトは、2027年3月の試作機(プロトタイプ)完成を目指しています。完成後に水上試験を行うため、以下の許認可が必要となります。 臨時運航許可(広島運輸支局・港湾管理者):2027年3月取得予定 小型船舶型式承認(JCI):2027年3月取得予定 これらは現在未取得ですが、2025年以降、設計仕様確定後に順次申請準備を行っていきます。
プロジェクトを実施する上でのリスクについて
開発および検証を行うには、河川敷・港湾など公共空間の使用が想定され、以下の課題があります。 使用許可の取得(2027年2月予定) 安全管理体制の構築と保険加入(2027年3月整備予定) これらの許可取得には複数の行政機関との調整が必要であり、審査・書類不備・工事状況等による遅延リスクがあります。 現在は候補地の調査および必要条件の洗い出しを進めており、2026年中には使用申請を開始する見込みです。 早期の調整を図ることで、スケジュール通りの検証が行えるよう体制を整えていきます。
リターンを実施する上で必要になる資格や許認可について
イベント型リターンの提供にあたり、以下の許認可や対応が必要になる場合があります: 公共スペースの使用許可:2027年2月取得予定 保険加入・安全管理体制の構築:2027年3月整備予定 旅客運送事業許可(※水上での同乗体験を行う場合):今後の事業フェーズに応じて申請判断 現時点ではすべて未取得ですが、リターン実施の3〜6ヶ月前までに申請・整備が可能な見込みです。 旅客運送に関しては、現段階では水上移動を伴わない展示・座席体験のみを想定しており、法令との整合性を確認しながら柔軟に対応します。
リターンを実施する上でのリスクについて
イベント型リターンについては、以下の不確定要素があります。 会場や開催日程、チケットの使用形式が未確定であること 会場側の都合や天候、交通・工事などにより内容変更の可能性があること これらのリスクに対しては、2026年度中に具体的な日程・会場を確定し、早期に関係機関と調整を行う予定です。 また、すべてのリターンは2027年3月までに提供を完了する計画で進めており、内容変更が必要な場合も適切に代替案を講じたうえで、支援者の皆様へ丁寧なご案内を差し上げる予定です。

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リターン

1,000+システム利用料


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応援プラン(制限なし)

・お礼のメール
・活動報告PDF(定期配信)
(メールでの送付となります。)

申込数
5
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2027年3月

3,000+システム利用料


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応援プラン+オンライン報告会参加券(100名限定)

・お礼のメール
・活動報告PDF(定期配信)
・支援者限定のオンライン報告会(アーカイブ視聴可能)※1
(メールでの送付となります。)
※1開催予定:2025年12月下旬(Zoom使用予定)詳細は12月中旬までにメールにてご案内いたします。

申込数
0
在庫数
100
発送完了予定月
2025年12月

1,000+システム利用料


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応援プラン(制限なし)

・お礼のメール
・活動報告PDF(定期配信)
(メールでの送付となります。)

申込数
5
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2027年3月

3,000+システム利用料


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応援プラン+オンライン報告会参加券(100名限定)

・お礼のメール
・活動報告PDF(定期配信)
・支援者限定のオンライン報告会(アーカイブ視聴可能)※1
(メールでの送付となります。)
※1開催予定:2025年12月下旬(Zoom使用予定)詳細は12月中旬までにメールにてご案内いたします。

申込数
0
在庫数
100
発送完了予定月
2025年12月
1 ~ 1/ 10

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