
支援総額
目標金額 9,500,000円
- 支援者
- 660人
- 募集終了日
- 2023年5月26日
クラウドファンディングのお礼と経過報告
「ウクライナ傷病者に対するリハビリ支援事業」(主催:NPO法人SunPanSa)に対するクラウドファンディングに際して、2023年3月31日の公開から5月26日の最終日までに660人に及ぶ多くの皆様からご支援をいただき、最終的な支援総額は13,142,553円となりました。たくさんのご支援と応援を頂き誠にありがとうございます。そこで、これまでの本プロジェクトの経過をご報告申し上げます。
私たちは、2023年4月10日にウクライナ傷病者とその家族を三重県松阪市に受け入れ、4月24日からウクライナ傷病者3名とその家族2名の計5名に対して、皆様から頂いた資金をもとにリハビリ治療と生活支援をさせて頂きました。傷病者3名は義手によるリハビリ訓練を積極的にされ、9月8日にはリハビリ治療を提供して頂いた済生会明和病院にてリハビリ治療修了式を迎えることができ、9月11日に帰国されました。この間の出来事とリハビリ治療を7分のビデオにまとめましたので、下記よりダウンロードして視聴してください。

以下、これまでの経緯の詳細をご報告します。
NPO法人SunPanSaは、ウクライナ・日本・ポーランド国民に対して平和と交流に関する事業を行い、友情の促進に寄与することを目的に2022年9月に設立(本部は三重県松阪市:sunpansa.com)されました。法人設立後、私たちはウクライナに関するシンポジウムの開催や情報収集を通して、現地では、多くの兵士・市民が戦争により複雑な外傷を負っている中、医療施設への攻撃、避難による医療従事者の減少、電力不足などにより、リハビリ治療が十分に行われていないことをを知りました。本法人の役員の多くが医師であることから、ウクライナ傷病者のリハビリ支援ができないかと考えるようになりました。

そこで、私たちは他団体(NPO法人日本ウクラナ友好協会KRAIANY、三重大学医学部附属病院、三重県病院協会、三重県庁、松阪市、鈴鹿市、桑名市等)とも協力して、ウクライナ傷病者のリハビリ支援を目指す事業を計画しました。2022年11月14日に、本法人役員、三重大学医学部附属病院幹部、日本ウクラナ友好協会KRAIANY役員との間で「ウクライナ傷病者リハビリ支援事業」につき協議を行いました。その後、在日ウクライナ大使館から本事業への後援を頂き、同年12月には、日本ウクライナ友好協会より、傷病者リハビリ支援候補者リストの提供を受けました。2023年1月に四肢切断リハビリの専門医と協議し、本法人として6名の受け入れ予定者リストを作成しました。三重県内に受入患者用のリハビリ専門施設を確保し、外務省への問い合わせを行い、傷病者の受け入れは可能との返事を頂きました。さらに3月6日には、SunPanSaと日本ウクライナ友好協会KRAIANYとの間で「ウクライナ傷病者リハビリ支援共同事業」に関する覚書を提携しました。そこで、本支援事業への必要経費の資金調達を目的にREADYFORによるクラウドファンディングを実施させて頂いた次第です。
令和5年4月10日にウクライナ傷病者6名(いずれも上肢切断)を松阪市に受け入れ、当法人が用意した住居にて日本での生活を開始しました。4月14日に、済生会明和病院にて、専門医による6名の診察が行われ、こちらが用意していた能動義手(機能が残された身体の部分の動きを利用し、任意の動作を可能にするもの)によるリハビリ治療を提案しました。ところが、6名の傷病者はヨーロッパで普及している筋電義手(筋肉に発生する表面筋電位の出力量によって動作制御される義手で、バイオニック・ハンドともいう)によるリハビリ治療を希望されました。そこで、こちらが提案したリハビリ治療に同意されるかどうか考えて頂くために1週間の猶予期間を設けました。4月21日の再診時には、こちらが提案した治療に同意をされた3名が受診し治療を開始することになりました。残りの3名は治療への同意が得られず、4月28日にウクライナに帰国されました。
再診した3名の傷病者を改めて診察したところ、1名は筋電義手、2名は能動義手によるリハビリ治療が適切と診断され、これに同意しました。4月25日からこの3名の傷病者とその家族2名の計5名に対して、リハビリ治療(週2回の通院治療)と生活支援を開始しました。3名とも仮義手を用いたリハビリ訓練を積極的にされ、筋電義手によるリハビリ治療の1名は5月下旬には本義手の作成を行い、6月16日にリハビリ治療が終了し、6月24日に帰国されました。能動義手によるリハビリ治療の2名は、8月上旬より本義手を用いたリハビリ治療が開始され、義手の微調整がなされながらリハビリ訓練を積極的にされ、9月8日にはリハビリ治療を提供して頂いた済生会明和病院にてリハビリ治療修了式を迎えることができました。ウクライナ傷病者2名とその家族2名の計4名は9月11日に関西国際空港から帰国の途に就かれました。

ウクライナ傷病者リハビリ支援事業に多くの方々からたくさんのご支援と応援を頂いたことに対して、改めてお礼を申し上げます。
2023年10月2日
NPO法人SunPanSa役員一同
リターン
5,000円+システム利用料
5,000円コース
・お礼と活動報告のメールをお送りします
・SunPanSaのHPにお名前を掲載させていただきます(希望制)
- 申込数
- 214
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年7月
10,000円+システム利用料
10,000円コース
・お礼と活動報告のメールをお送りします
・SunPanSaのHPにお名前を掲載させていただきます(希望制)
- 申込数
- 276
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年7月
5,000円+システム利用料
5,000円コース
・お礼と活動報告のメールをお送りします
・SunPanSaのHPにお名前を掲載させていただきます(希望制)
- 申込数
- 214
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年7月
10,000円+システム利用料
10,000円コース
・お礼と活動報告のメールをお送りします
・SunPanSaのHPにお名前を掲載させていただきます(希望制)
- 申込数
- 276
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年7月

貧困・虐待などで親を頼れない若者に伴走支援を|若者おうえん基金
- 現在
- 7,125,000円
- 支援者
- 332人
- 残り
- 6日

ぬるぬるのお引越|万博・落合陽一 null²パビリオン次なる場所へ
#ものづくり
- 現在
- 216,989,000円
- 支援者
- 12,308人
- 残り
- 29日

野生に帰れない猛禽類のために|猛禽類医学研究所マンスリーサポーター
- 総計
- 523人

1頭1頭と向き合い続けるために。引退馬たちに安心安全な新厩舎建設へ
- 現在
- 73,899,000円
- 支援者
- 6,382人
- 残り
- 32日

物価高でごはん食べられない若者に今すぐ食糧を|緊急支援2025冬
- 現在
- 11,815,000円
- 寄付者
- 312人
- 残り
- 29日

クマたちから学ぶ日本再生プロジェクト!
- 総計
- 49人

あなたの寄付がウクライナの子どもたちの未来を広げます
- 総計
- 53人

認知症予防ライブを行うための器材を運ぶ為の車両を買い替えたい
- 支援総額
- 23,000円
- 支援者
- 4人
- 終了日
- 1/29

奈良|三輪のえべっさん『狛犬祭』で御鎮座1100年を盛り上げたい
- 支援総額
- 392,000円
- 支援者
- 68人
- 終了日
- 4/30

近代化遺産を未来へ、旧摩耶観光ホテルをみんなの力で守りたい!
- 支援総額
- 7,277,000円
- 支援者
- 349人
- 終了日
- 8/28
地域肯定感が高く、世界に貢献できる「鹿児島」を目指す財団を作りたい
- 支援総額
- 2,130,500円
- 支援者
- 169人
- 終了日
- 3/29
さいたまSAICOLO|悲願の日本一を目指して。
- 支援総額
- 1,255,000円
- 支援者
- 114人
- 終了日
- 6/30
いじめ・虐待など社会問題を抑止支援する上映会を支援ください
- 支援総額
- 20,000円
- 支援者
- 2人
- 終了日
- 7/4

本物のビジネスに挑む高校生のために、最高に面白い講座をつくろう!
- 寄付総額
- 1,080,000円
- 寄付者
- 54人
- 終了日
- 10/18









