改築日誌１７日目！

日頃のご支援ありがとうございます、待賢院の片畑です。 みなさんに待賢院の生まれ変わっていく過程をお楽しみいただきたいということで、改築日誌を更新します！

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2016年6月2日 現場報告
 

今日も工事は着々と進んでいるようです。我々も早く決めるところは決めていかないとと現場にいると切に感じます。
今日は水回り棟の基礎を打ってもらっていました。木枠をつくって敷居のための遊びをつくりコンクリートを打ちます。水平を取るのが大変そうです。暑くなっていく中での作業には本当に頭が下がります。中央棟の骨組みも完成し、イメージがどんどんと膨らんでいきますね。
晴天の現場で、土間から光が降り注ぐ中庭を見ていると、こんなことを考えます。
京都の町屋において光をどのようにとらえてきたかということです。
我々のコンセプトでもある「陰影」は建築において非常に重要な要素でしょう。それは近代建築が目指した透明な光ではない、物質としての粒としての光なのではないでしょうか。建築は光のもとに成立し原初のように思えるが、そんな当たり前とも思えることが現場にいると改めて実感します。

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