多領域と未来を紡ぐ「音声コーパス」の継続的な維持・拡大へのご寄付を

多領域と未来を紡ぐ「音声コーパス」の継続的な維持・拡大へのご寄付を
多領域と未来を紡ぐ「音声コーパス」の継続的な維持・拡大へのご寄付を 2枚目
多領域と未来を紡ぐ「音声コーパス」の継続的な維持・拡大へのご寄付を
多領域と未来を紡ぐ「音声コーパス」の継続的な維持・拡大へのご寄付を 2枚目
寄付募集終了日までに集まった寄付金をプロジェクト実行者は受け取ります(All-or-Nothing方式)。寄付募集は12月25日(木)午後11:00までです。

寄付総額

3,270,000

NEXT GOAL 5,000,000円 (第一目標金額 3,000,000円)

109%
寄付者
78人
残り
36日

応援コメント
アスト
アスト20時間前音声分野の企業でR&Dをしています。日本語のコーパスのうち、無償かつ質の高いものはごく僅かであると感じます。このプロジェクトでたくさんのデータを持つ…音声分野の企業でR&Dをしています。日本語のコーパスのうち、無償かつ質の高いものはごく僅かであると感じます。このプロジェクト…
寄付募集終了日までに集まった寄付金をプロジェクト実行者は受け取ります(All-or-Nothing方式)。寄付募集は12月25日(木)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

 

クラファン応援企画!

ハッシュタグキャンペーン

音声コーパスは医療や福祉・バリアフリー、芸術文化など私たちの生活すべてにまつわる私たちの生活やコミュニケーションを大きく変える可能性を秘めた領域です.

 

そこでぜひみなさんの「#音声研究でできたらいいな」を添えて、音声コーパスへの「応援の声」をお寄せください!
 


 

<ご参加方法>


〇XやFacabook、Instagramなどご利用のSNSアカウントなんでも大歓迎です!

※Xの方は下記から1クリックで投稿できます。

①ハッシュタグ「#音声研究でできたらいいな
②リンク(https://readyfor.jp/projects/takamichi-lab
③あなたの「#音声研究でできたらいいな」や音声コーパスへの「応援の声」

この3点を入れて、SNSにてご投稿ください。

〇他の方の投稿への「いいね」や「リツイート」などのリアクションも大歓迎です!

 

 

第一目標達成のお礼とネクストゴールについて

 

皆様からご支援のおかげで,5日目にて目標の300万円を達成することができました.ご支援くださった方にお礼を申し上げます.

 

引き続き音声コーパスのデータの追加蓄積にかかる費用としてネクストゴール「500万円」を掲げ挑戦を続けます.

 

ネクストゴールでは「いままで見つけられていなかった『できないこと』をみんなで解決する」をテーマにしたコーパス構築を行う予定です.

 

私が今まで見つけられていない社会的課題は世の中にたくさんあります.その中で,音声コーパスを構築できれば解決の糸口を見つられるものは沢山あると思います.

 

今まで扱ってきた課題以外にも目を広げ,皆様にコーパスを提供することが,ネクストゴールになります.

 

私個人の意見ですが,大学における理工学研究とは「新たな価値を創出し,社会の益となるモノ・コトを生み出す行為」だと考えております.

 

新たな課題を見つけコーパスを公開することは,まさにその行為そのものです.

 

イチ研究室ではなく社会の益を考えて活動してまいりますので,引き続きご支援いただけますと幸いでございます.


11月10日追記

 

 

 

 

慶應義塾大学 理工学部・高道研究室では音と言葉の科学技術を扱う音声研究を行なっています.
 
高道研究室では,専門的な環境で収録した音声,専門家に依頼して収録した音声やそれに付随するアノテーション(人物や状況,動きなどの音声の背景情報)を蓄積したデータ資源「音声コーパス」を無償で公開してきました.


それは「誰でも作れる/使える音声 AI」を実現し,一人でも多くの方が音声研究を自分の身近な領域へ生かし,最先端の研究はもちろん,現状ではまだ資金や研究のリソースが行き渡っていない分野の解決も促進するためです.


しかし「成果物」そのものではなく,あくまでも「成果物の土台」である音声資源には研究費がつきづらい状況でこの音声コーパスは私費での捻出も行いながら維持してきました.
 
そこで今回,音声コーパスの公開維持とデータの蓄積を継続的に行うことを見据え,クラウドファンディングの挑戦を決意しました.
 
音声研究は医療や福祉・バリアフリー、芸術文化など私たちの生活すべてにまつわる私たちの生活やコミュニケーションを大きく変える可能性を秘めた領域です.
 
音声研究を通して新たな未来を拓くため,皆さんのご支援をお願いします.

 

 

 

音と言葉の技術を扱う「音声研究」

 

はじめまして,慶應義塾大学理工学部の高道慎之介です.

 

2024年に設立された高道研究室は,音と言葉の科学技術を扱う音声研究の研究室です.

 

人間にとっての音声は,他者との単なる音声言語コミュニケーション手段に留まらず,生活のほとんどに関わっています.

 

例えば身体面では医療や福祉・バリアフリーの領域で,音声は重要なファクターとなっています.

また,精神面では古代から現代までの音楽や演劇などの芸術・文化はもちろん,方言など個人のアイデンティティとも音声は深く結びついています.

 

特に日本では,日本語の表現の豊かさ,多様な地方文化,また,アニメ文化の発展等に起因して,声のキャラクタ性と文化が強く根付いています.

 

音声は,情報を伝えるための正確性と,音としての芸術性,情報の背景を豊かに伝達することを伴います.

 

私の研究対象である「音声合成・変換技術」は,この正確性と芸術性をいかに人工的に満たすかを成立させるための技術です.

 

 

 

 

「誰でも作れる/使える音声 AI」のための音声コーパス

 

私は,専門的な環境で収録した音声,専門家に依頼して収録した音声とそれに付随するアノテーション(人物や状況,動きなどの音声の背景情報)を蓄積したデータ資源「音声コーパス」を構築し,無償公開してきました.
 
それは資金や収録の環境が揃えられない状況にある方もデータを取得することができるようにするためです.


それによって,「誰でも作れる/使える音声 AI」の開発を促進し,音声研究の発展を叶えるためです.
 
この音声コーパスには, 話し手の方が商用利用を許諾しているデータも多く含まれています.
 
プロの話し手を含めた話者の許諾を取得し, 音源だけではなく周辺情報を付与したデータベースであるからこそ, この音声コーパスは音声研究・開発に実用的な資源として役立つことができています.

 

人々に身近になりつつある音声 AIに不可欠な「音声コーパス」

 

音声 AIとは人工知能技術(AI技術)を用い,音声データから合成してつくる音声です.

 

 

 

近年のAI技術の発展とともに音声 AIは,様々な分野で広がりを見せています.

 

例えば,私はエンタメ領域や地域文化,企業との共同研究を通して

  • デビュー当初の荒井(松任谷) 由実さんの歌声を再現し,50周年記念曲「call me back」の制作に協力する
  • 日本テレビ放送のイベントで,参加者がHunter x Hunterの映像に合わせてセリフを話すとキャラクターの声が出力される「なりきりアフレコ体験」を叶える 
  • 仙台文学館と連携して,東北地方・九州沖縄地方の方言を復元する
  • 電話応対におけるカスハラ対策として,コールセンターで受電した際の怒鳴り声や感情的な声などを,リアルタイムでAIが抑制する「Emotion Canceling」をソフトバンクと共同研究・開発する

などの研究・開発活動を行ってきました.

 

 

音声コーパス✖️エンターテイメント

自分と自分のコピーAIのデュエットで音楽の新たな可能性を切り開く

 

松任谷由実さんの「call me back」は,デビュー当初の荒井(松任谷) 由実さんの作った未発表曲で,デビュー当時の歌声を再現して現代の松任谷由実さんとデュエットを行うプロジェクトで作られた楽曲です.

 

このプロジェクトでは1970年代から80年代にマルチトラック収録された松任谷由実さんの音声だけでなく,音声コーパスのデータも活用され,声情報処理技術と機械学習を駆使して当時の声色や歌唱表現を再現することが叶いました.

 

この楽曲は松任谷由実さんの50周年記念曲となり,2022年紅白歌合戦でも松任谷由実さんが50年前の自分(AI荒井由実さん)と共演するというかたちで放送されました.

 

 

音声コーパス✖️自動運転

なりすましを防いで安全を確保する

 


近年,私たちの生活に身近になり始めている自動運転の操作の中には,人間が声で指示を出し,目的地へ向かうという方法があります.

 

しかし一方で近年AIの発達で問題になっているのが「なりすまし」です.

 

もし「機械が人間になりすまし,ウソの目的地を指示」したら...?車の中で流していたラジオや音楽に含まれていた単語を機械が認識してしまったら...?

 

自動運転が誤作動して,乗っている人は違う場所へ辿り着いてしまう可能性があります.

 

そこで高道研究室では「自動運転は”人間の声”と”機械の声”を聞き分けることができるのか」実験し,自動運転の誤作動を防ぐための研究を進めました.

 

助手席に乗ったマネキンにマイクを仕込み,人間が音声を発する環境を再現

​高道研究室ではこのように多様な状況を想定しながら,最新技術を人々の生活に落とし込むための実験・研究を行っています.

 

 

また,私が公開したコーパスを用いては

  • AI歌手集団「NEUTRINO」
  • ボイスチェンジャーソフトウェア「SEIREN VOICE」
  • 文字起こしサービスなどに活用される日本語音声認識モデル「ReazonSpeech v2」
  • 音声で生体(本人)/ディープフェイクを検出・判定する研究
  • 補聴器の性能評価
    などの発展的活動・研究開発が進んでいます.

このように「誰でも作れる/使える音声 AI」を叶える技術と資源の頒布を行う取り組みが評価され,令和 6 年度には文部科学大臣表彰 若手科学者賞をいただきました.

 

 

音声 AIは,AI技術と音声データの掛け合わせでできるものですから,AI技術の発達だけでは成り立ちません.

 

広い領域での音声 AIの実現を進めるには,各分野の方が支える音声データが必要です.

 

そこで,その材料とするハードルが低いデータの蓄積「音声コーパス」の維持・拡大は音声研究の広い分野での発展をこれからも迅速に進めるためにはAI技術の発達はもちろん「音声コーパス」の維持・拡大構築も不可欠なのです. 

 

Q.音声 AIの急速な発達にリスクはないのでしょうか?

誰かの権利の侵害につながってしまうのではないでしょうか?

 

A.生成AIが一般に普及し始めてまもない昨今では,その使い方についてはまだ完全なルールの整備がされていない現状があり,音声 AIを含めた生成 AI が悪用されてしまうことで声優さんやアーティストさんの「なりすまし」など権利を侵害する事態が発生する可能性もあるのは事実です.

 

その一方で,その対策や議論を進めていくにあたっても,技術の発展は必要です.

 

これまでの多くの科学者の研究が行ってきた研究が多くの人を幸せにしてきたように,私の研究がコミュニケーションを拡張してきたように,音声 AI を正しく使えば我々の生活の質を向上できると信じてます.

 

その正しい発展のためにも権利を明確にした上で研究開発をできる「音声コーパス」は必要です.

 

 

誰でも使える音声コーパスの維持・拡大は,最先端の領域だけのものではなく,社会の中で個々人が抱える問題の解決にもつながります.

 

当事者の方には重要な問題であっても,その当事者が少ないことで資金や研究のリソースが割かれにくいことで発展が難しかった分野でも,解決を促進することにつながります.

 

例えば,私が過去関わった地方の方言を復元するプロジェクトは「喋る人がほとんどいなくなってしまった方言を残す」ことを目的としたものでした.

 

これは経済的な利益や多くの方の生活の利便には関係が薄くても,地域の方々のアイデンティティを,それを大切に思われている強い気持ちをきちんと後世に残すためのものでした.

 

音声は医療や福祉から芸術文化まで私たちの生活のすべてに関わっています.

 

そこには今まで拾われにくかった問題も無数に含まれています.


誰でも使える音声コーパスは,すでに多くの関心や発展が見込まれている分野だけでなく,まだ発展していなくても少数の方が強く力を入れていきたい分野にも発展の兆しを灯します.

 

誰も取り残さないインクルーシブな社会の形成にもつなげていけることができます.

 

 

「音声コーパス」が公開に至るまで

 

音声コーパスが公開されるまでには様々な工程があります.

 

 

①データベースの指針設計
「どういう音声を 誰が どの環境で どの量を いつ 収録すべきか?」を高道研究室が中心となり,協議し,決定します.

 

②音声収録
音声収録のプロの監督下で,レコーディングスタジオなど音声収録の専門の環境を準備し,

アナウンサーや声優といった話すプロ,または研究テーマに即した方言を話す方などの話者が収録を行います.

 

方言の収録ではその地域の昔話をお話ししてもらうなど,テーマに応じた内容が収録されます.

 

レコーディング環境で用いるオーディオインターフェース(アナログの音声をデジタルデータに変換する音の出入り口となる専門機械)

 

③音声のアノテーション
その言語の専門家が,収録した音声を一つひとつ確認し,必要な情報を付与します.

この情報付与は,例えば方言の収録であればその方言の専門家が行うなど,研究室外の専門家に依頼することが必要です.

 

[ポイント!]音声研究に不可欠な「アノテーション」

 

普段の生活ではあまり意識されていませんが,音声は「耳から入る情報」だけではその背景情報も含めて構成されています.

 

例えば,私たちは誰かと会話をするときにその内容だけではなく,相手の見た目や人柄,出身といった情報や会話の背景・文脈,表情や動きなどにも気を配ってコミュニケーションを行っています.

 

その背景情報が,音声研究の核となるアノテーションです.

 

音声コーパスの構築にあたっては,アノテーションを付与するために見た目や動きのデータの動きも取得し,マルチモーダル(統合的に)情報をまとめ,音声研究に実用的に役立てられる情報を蓄積しています.

 

 

④音声の情報解析

アノテーションが「価値のある情報を追加で付与する」のに対し,情報解析は「付与した情報を使ってこの音声にはこういう傾向がある・症状がある」ことを機械・技術を通して見つける過程です.

例えば人間が聞き分けられないほどの細かな微細な変動をしている部分をコンピューターが解析したり,音声だけではなく他の分野の情報解析の専門家も巻き込んでデータを分析していきます.

 

⑤サーバーへの格納(公開・維持)

サーバーに格納したデータは,データの使用者がそれをダウンロードするのに応じて費用がかかる仕様です.

 

音声コーパスでは年間数十万円の費用が発生していますが「誰でも作れる/使える音声 AI」を維持するために使用者への負担はお願いしていません.そのため,これまでの費用は私のポケットマネーや研究資金の一部で賄ってきました.

 

公開までの工程を経るなかでは,専門家への依頼費用やサーバー費用など膨大な費用が必要になるのが現実で実際にこれまでのコーパスの開発費の累計は3000万円以上にのぼっています.

 

「成果物」そのものではなく,あくまでも「成果物の土台」である音声資源には研究費がつきづらい状況の中,これまでの公開維持・データの追加蓄積には私費での捻出も行ってきました.

 

そこで今後も音声コーパスの維持・拡大構築を継続的に進めていくために,クラウドファンディングに挑戦することとなりました.

 

 

音声研究の基礎となる音声コーパスを維持・拡大するために

 

いただいたご寄付は高道研究室が主体となり10個以上の「誰でも使える音声コーパス」を無料で公開する資金としてその構築と運用に使用いたします.

 

目標金額 :300万円

 資金使途 :

音声コーパスのデータの追加蓄積にかかる人件費(専門家への収録・分析依頼費用)

 

 

音声研究を通して多領域の未来を紡ぐ

 

音声研究は多領域での連携が可能な研究であり,私たちの生活や日々のコミュニケーション,文化を直接的に大きく向上させる可能性を秘めています.

 

音声コーパスを維持・拡大することで「誰でも作れる/使える音声 AI」の開発ができる状況を継続することは音声研究の発展にも大きく関わると信じています.

 

元々,電子工学の領域にいた私が音声研究の領域に足を踏み入れたきっかけは,東京駅で上演していた「團菊祭五月大歌舞伎」です.

 

自分の心を震わせたのは,練られた演出や表現ではなく,文化を絶やさず紡いできた群衆の力でした.

 

文化を継いでいくために試行錯誤を積み重ねてきた群衆の思い,熱意があったからこそ,自分の感じる空気感を過去の人間と共有できているそのことに感動を覚え,その心の震えを研究に生かしたいと思ったのが,きっかけになったのでした.

 

だからこそ,私は今も自身の研究だけでなく,これまで音声研究という文化を紡いできたたくさんの研究者の思い,熱意に応え,音声研究という文化を引き継ぎたいと考えています.

 

この研究領域から多領域と連携し,多くの方の思い,熱意と一緒に未来を築くために音声コーパスの維持・拡大構築を継続したいと考えています.

 

新たな未来を拓くため音声研究の礎に皆さんのご支援をお願いします.

 

 

応援メッセージ

 

仙台文学館様

 

時代の流れによる昔話の継承に危機感を抱いた宮城県の昔話採集家・佐々木徳夫さん(1929 – 2010)は、古老から昔話を聞き取り、その音源を数多くのカセットテープに残していました。仙台文学館は、この音源の保存と活用のため、東京大学の高道慎之介さんのお声がけにより、音声データのディジタル化とAIを活用した最新の音声合技術で当時の音をよみがえらせる共同研究に参画。これによって、失われる寸前だった昔話という文化を次代に残すことが叶いました。さらに、音声データの語彙を集積したコーパスが構築され、音声合成や文字起こしの自動化などの技術革新にも寄与することにつながりました。仙台文学館は、高道さんが進める、音声文化を受け継ぎより良い音で誰もが享受できる、豊かな未来への研究を、これからも応援します。

 

社会起業家/東映ツークン研究所 クリエイティブプロデューサー

美濃一彦様

 

人工知能技術の進化により、人とテクノロジーの関係は大きく変わりつつあります。
なかでも音声は、文字では伝えきれない感情やニュアンスを運ぶ重要な要素であり、今後の人とAIの関係性を形づくる基盤になると感じています。

こうした未来を誰もが参加できる形で実現するには、技術やデータの民主化が欠かせません。
高道先生は長年にわたり、音声データ基盤の整備とその社会実装に取り組まれ、2022年には、松任谷由実氏のデビュー当時の歌声を人工的に再現する技術の開発にも携わられました。その研究成果はデジタルヒューマン技術とも深く関わるもので、「松任谷由実 with 荒井由実『Call me back』」の制作において活用され、音声研究が文化や創造の現場と結びつく新しい可能性を切り開かれました。

このたびのプロジェクトは、音声を通じて人の想いとテクノロジーをつなぐ取り組みとして、強く共感し、心より応援しております。

 

 

プロジェクトに関するご留意事項

 

◆税制上の優遇措置についてのご案内(個人の方)
慶應義塾に対するご寄付は,税制上の優遇措置(寄付金控除)を受けることができます.

控除額の目安がわかる「控除額シミュレータ」はこちら


寄付金控除の概要
2011年度税制改正により,「所得控除」に加え,寄付者の選択により新たに「税額控除」の適用を受けられるようになりました.寄付金の約40%(但し所得税額の25%が限度)が所得税額から控除されます.

 

入学した年内の寄付金(入学願書受付の開始日から入学が予定される年の年末までの期間内に納入したもの)につきましては,「学校の入学に係る寄付金」とみなされ,寄付金控除の対象から除外される場合がありますので,ご留意ください.

 

<例>(税額控除を選択した場合)

 

※1 課税所得金額とは,給与所得金額(給与収入金額-給与所得控除額)から基礎控除,社会保険料控除,配偶者控除,扶養控除,生命保険料控除,損害保険料控除等の合計額を控除した金額をいいます.

※2 所得税の税率は,2011年4月1日現在の法令によります.

 

 

所得税の控除(寄付金控除など)
「税額控除」
税率に関係なく所得税額から直接控除されるため,所得控除と比較して,ほとんどのご寄付について減税効果が大きくなります.

(年間の寄付金合計額(注1)- 2,000円)× 40% = 寄付金控除額(注2)

→所得税額から控除されます.

例)寄付金が30,000円の場合の減税額 : ( 30,000円(注1)-2,000円 ) ×40%=11,200円(注2)

(注1)年間の寄付金の合計額が年間の総所得金額等の40%を超える場合は,40%に相当する額が限度となります.

(注2)寄付金控除額は,所得税額の25%が限度となります.

 

「所得控除」(寄付金控除)
所得控除を行った後に税率を掛け所得税額を算出します.所得金額に比して寄付金額が大きい場合には,税額控除より減税効果が大きくなります.

年間の寄付金合計額(注1)- 2,000円 = 寄付金控除額

→課税所得金額から控除されます.

例)寄付金が30,000円(所得金額が500万円の方)の場合の減税額:約5,600円

(注1)年間の寄付金の合計額が年間の総所得金額等の40%を超える場合は,40%に相当する額が限度となります.
 

住民税の控除
住民税(県民税・市町村民税)の寄付金控除制度が拡充され,自治体が条例で指定した寄付金が,新たに住民税の控除対象となりました.

入学した年内の寄付金(入学願書受付の開始日から入学が予定される年の年末までの期間内に納入したもの)につきましては,「学校の入学に係る寄付金」とみなされ,寄付金控除の対象から除外されますので,ご留意ください.

 

慶應義塾を「寄付金税額控除対象法人」として条例で指定している自治体
条例指定にあたり,自治体内に慶應義塾の代表所在地又は設置する学校を有することが主な要件とされています.

 

住民税の控除額
ご寄付いただいた年の翌年1月1日のご住所が,上記の都道府県・市区町村の方が対象となります.

(寄付金額(注1)- 2,000円)×控除率(注2) = 住民税の控除額

(注1)総所得金額等の30%が限度となります.

(注2)都道府県,市区町村合わせて最大10%

当該都道府県・市区町村から要請があった場合は,慶應義塾より寄付者名簿を提出することとなっておりますので,ご了承くださいますようお願い申し上げます.寄付者名簿には,寄付者氏名,住所,寄付金額,寄付金受領日を記載いたします.

 

 

◆税制上の優遇措置についてのご案内(法人の方)

 

法人税
慶應義塾(=特定公益増進法人)への寄付金は,特別損金算入限度額①まで当該事業年度の損金に算入することができます.更に,前述の限度額を超えた部分の寄付金額については,一般寄付金の損金算入限度額②まで損金に算入することができます.

 

 

特定公益増進法人に対する寄付金の特別損金算入限度額

 


確定申告の際は,寄付金を支出した日を含む事業年度の確定申告書に以下の書類を添付してください.

①慶應義塾発行の寄付金領収証

②特定公益増進法人であることの証明書(写)
領収証裏面に印字しております.

 

国税庁「タックスアンサー(よくある税の質問)」

NO.5283 特定公益増進法人に対する寄附金

 

 

◆ご留意事項

▽寄付時にご回答いただく質問項目への回答は寄付確定後,変更できません.

 

▽ギフトの性質などに鑑み当団体の判断でご寄付をお断りする場合がありますので,あらかじめご了承ください.なお,この場合,理由に関するお問い合わせには応じかねます.

 

▽ご寄付のお手続き時に「応援コメント」としていただいたメッセージは,本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます.あらかじめご了承ください.

 

▽応援コメントで本名の掲載をご希望しない場合は,予めユーザー管理画面からユーザー名を変更してください.

 

▽本プロジェクトのギフトのうち,【お名前掲載】に関するギフトの条件詳細については,リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権,メッセージの掲載その他これに類するギフト」をご確認ください.

 

▽ご寄付に関するご質問は,こちらをご覧ください.

 

▽寄付金領収証の発行について

寄付金領収証のお名前は,「ギフトお届け先」にご登録いただいたお名前となります.ご寄付後にアカウント情報を変更した場合でも,ご寄付時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り,原則としてご寄付時に入力いただいた宛名と住所に寄付金領収証をお送りさせていただくことになります)のでご注意ください.

 

▽寄付金領収証は,2026年4月末までに送付いたします.領収証の日付は,慶應義塾へ入金される2026年2月の日付になります.そのため,2026年分として確定申告してください.

 

▽今後慶應義塾からのご案内メール等をお送りする可能性もありますが,ご理解くださいますようお願いいたします.

 

プロジェクト実行責任者:
高道慎之介(慶應義塾大学高道研究室)
プロジェクト実施完了日:
2029年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

高道研究室が主体となって,10個以上の「誰でも使える音声コーパス」を無料で公開します.資金はその構築と運用に使用いたします.

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金で補填します

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プロフィール

2016年に奈良先端科学技術大学院大学 博士後期課程を修了.2024年より慶應義塾大学 准教授(現職).博士(工学).音声合成変換,音声信号処理の研究に従事.IEEE Signal Processing Society Young Author Best Paper Award や文部科学大臣表彰 若手科学者賞など 20 以上の賞を受賞.

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ギフト

5,000+システム利用料


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5000円|寄付コース

・サンクスメール
・寄附金受領証明書

-------
ご寄付にあたり、塾員の皆さまを対象に、今後の寄付募集に向けてアンケートを実施しております。ご協力をお願いいたします。

申込数
10
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年4月

10,000+システム利用料


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1万円|寄付コース

・サンクスメール
・寄附金受領証明書

-------
ご寄付にあたり、塾員の皆さまを対象に、今後の寄付募集に向けてアンケートを実施しております。ご協力をお願いいたします。

申込数
37
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年4月

30,000+システム利用料


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3万円|寄付コース

・サンクスメール
・寄附金受領証明書
・研究室HPにお名前掲載(希望者)

-------
ご寄付にあたり、塾員の皆さまを対象に、今後の寄付募集に向けてアンケートを実施しております。ご協力をお願いいたします。

申込数
10
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年4月

50,000+システム利用料


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5万円|寄付コース

・サンクスメール
・寄附金受領証明書
・研究室HPにお名前掲載(希望者)

-------
ご寄付にあたり、塾員の皆さまを対象に、今後の寄付募集に向けてアンケートを実施しております。ご協力をお願いいたします。

申込数
6
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年4月

50,000+システム利用料


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5万円|あなたも音声コーパスの一部に!収録体験

・サンクスメール
・寄附金受領証明書
・研究室HPにお名前掲載(希望者)
・データ収録体験 ※音声コーパスに蓄積されるデータ収録に参加をいただける権利です。   
※当日の所要時間は準備を含めて5時間程度です。 ※収録を行う・慶應義塾大学矢上キャンパスまでの交通費は自己負担となります。予めご了承ください。 ※日程は2026年2月~2026年4月頃までの想定です。日程の詳細はクラウドファンディング終了後、2026年2月ごろに個別でメールでご相談いたします。

-------
ご寄付にあたり、塾員の皆さまを対象に、今後の寄付募集に向けてアンケートを実施しております。ご協力をお願いいたします。

申込数
5
在庫数
予定数終了
発送完了予定月
2026年4月

予定数終了しました

50,000+システム利用料


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5万円|あなたも音声コーパスの一部に!収録体験(11/10日程追加!)

・サンクスメール
・寄附金受領証明書
・研究室HPにお名前掲載(希望者)
・データ収録体験 ※音声コーパスに蓄積されるデータ収録に参加をいただける権利です。
※当日の所要時間は準備を含めて5時間程度です。 ※収録を行う・慶應義塾大学矢上キャンパスまでの交通費は自己負担となります。予めご了承ください。 ※日程は2026年5月~2026年8月頃までの想定です。日程の詳細はクラウドファンディング終了後、2026年2月ごろに個別でメールでご相談いたします。

-------
ご寄付にあたり、塾員の皆さまを対象に、今後の寄付募集に向けてアンケートを実施しております。ご協力をお願いいたします。

申込数
2
在庫数
8
発送完了予定月
2026年8月

100,000+システム利用料


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10万円|寄付コース

・サンクスメール
・寄附金受領証明書
・研究室HPにお名前掲載(希望者)

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ご寄付にあたり、塾員の皆さまを対象に、今後の寄付募集に向けてアンケートを実施しております。ご協力をお願いいたします。

申込数
6
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年4月

300,000+システム利用料


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30万円|寄付コース

・サンクスメール
・寄附金受領証明書
・研究室HPにお名前掲載(希望者)

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ご寄付にあたり、塾員の皆さまを対象に、今後の寄付募集に向けてアンケートを実施しております。ご協力をお願いいたします。

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年4月

300,000+システム利用料


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30万円|出張公演会

・サンクスメール
・寄附金受領証明書
・研究室HPにお名前掲載(希望者)
・出張講演会(1時間)
※講演会日程は2026年2月~2026年4月頃までの想定です。日程の詳細とテーマはクラウドファンディング終了後、2026年2月ごろに個別でメールでご相談いたします。


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ご寄付にあたり、塾員の皆さまを対象に、今後の寄付募集に向けてアンケートを実施しております。ご協力をお願いいたします。

申込数
1
在庫数
2
発送完了予定月
2026年4月

500,000+システム利用料


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50万円|寄付コース

・サンクスメール
・寄附金受領証明書
・研究室HPにお名前掲載(希望者)

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ご寄付にあたり、塾員の皆さまを対象に、今後の寄付募集に向けてアンケートを実施しております。ご協力をお願いいたします。

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年4月

1,000,000+システム利用料


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100万円|寄付コース

・サンクスメール
・寄附金受領証明書
・研究室HPにお名前掲載(希望者)

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ご寄付にあたり、塾員の皆さまを対象に、今後の寄付募集に向けてアンケートを実施しております。ご協力をお願いいたします。

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年4月

プロフィール

2016年に奈良先端科学技術大学院大学 博士後期課程を修了.2024年より慶應義塾大学 准教授(現職).博士(工学).音声合成変換,音声信号処理の研究に従事.IEEE Signal Processing Society Young Author Best Paper Award や文部科学大臣表彰 若手科学者賞など 20 以上の賞を受賞.

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