ねこさま王国代表　中山より皆さまへ

被災地は想像しているより現実は残酷な状況です。

能登半島はもともと過疎化高齢化が進んでた地域で、

それでも豊かな自然の元、山間の住宅や港町で

多くの猫たちがご飯を貰って暮らしていました。

 

　ですが、震災により能登半島の広い地域で全半壊の家々が6〜7割を占め、

地域ごとの避難や離れた場所への仮設住宅への避難で

多くの猫たちが取り残されています。

 

 

 

そして猫たちは全半壊の家々に入り込み、

そこで多くの猫たちが子育てをしています。
ねこさま王国とたんぽぽの里での協働での

門前町での一斉TNRの時上の写真の半壊家屋で

子猫やママ猫数匹を保護しましたが、

数匹は取り逃してしまいました。

 

　後日、取り残してしまった子猫を住民の方が

他の半壊家屋に新たに住み着いているのを見つけ、

先日保護しましたが、もともと住み着いていた家は、

(下記の写真)

 

 

余震でか、雪でか倒壊してしまっていました。

(取り逃して後日保護できた子猫)
兄弟やママはちょこママの家で保護されています

近く再会予定です

年末のTNRをして良かったと思いました。
間に合ってよかった。

倒壊しなくても、家々は取り壊され、

住民は他地域に移動し、

僅かな元々住んでいた住民と猫たちが取り残され、増え、

今出来る事は、せめて不妊手術をし、

これ以上不幸な命を生み出さない事だと考えます。

 

全部保護するのは無理、

ならばせめて不妊手術をと切に願っています。

 

 

ねこさま王国　中山ありこ
HP https://www.necosama.net/
@arikonakayama