
支援総額
目標金額 1,500,000円
- 支援者
- 103人
- 募集終了日
- 2019年7月31日

絶滅の危機に瀕しているシマアオジ 彼らのいる景色を取り戻したい
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- 現在
- 4,219,000円
- 寄付者
- 351人
- 残り
- 11時間

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- 現在
- 4,165,000円
- 支援者
- 65人
- 残り
- 8日

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#地域文化
- 現在
- 940,000円
- 支援者
- 33人
- 残り
- 31日

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- 総計
- 6人

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- 総計
- 3人

消滅寸前・住民3人の秘境|心と身体を整える「雲隠れの里」に再生へ
#地域文化
- 現在
- 7,782,000円
- 支援者
- 229人
- 残り
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丸岡城下に新たな歴史を 日向御前・国姫の顕彰モニュメントを未来へ
#地域文化
- 現在
- 6,320,000円
- 支援者
- 78人
- 残り
- 19日
プロジェクト本文
終了報告を読む
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東日本大震災で壊滅的な被害を受けた
宮城県山元町の寺院・徳泉寺。
復興の礎となったのは、全国から寄せられた
「はがき一文字写経」。
一文字一文字の復興を願う気持ちを
ハガキにのせて作った復興への道。
そして、今年の秋、本堂完成を目指しています。
完成した姿やこれまでの経過を
まとめてきちんとお伝えすることが、
何よりの御礼であり恩返し。
一文字写経による復興のプロセスを綴った冊子を作成し、
本堂完成をみなさんでお祝いしたい。
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「〈いち〉について!」歩き始めれば、ゴールは見えてくるさ人生は。
ページをご覧いただき、ありがとうございます。宮城県 曹洞宗徳本寺とその末寺徳泉寺 住職の早坂文明です。
徳泉寺は、沿岸部からわずか300メートルのところに位置しているため、東日本大震災では高さ15メートルほどの津波が水の壁のようになって襲い、伽藍・仏具等はすべて流出。寺の周りに暮らしていた檀家さんのほとんども家屋が流されました。現在も災害危険区域のため、居住することができない状態にあります。
自分たちの住む家も土地もなくなり、寺の復興どころではありませんでした。
本当の故郷の復興を思うとき、人々の心の拠りどころとなる祈る場所が必要です。人には、希望を祈る、亡き人を悼むというような心の働きもあるのです。
寺を再建することは、単に建物を建てるだけでなく、祈るところを必要とする多くの人々の心の再建にもつながります。それが生きる力にもなっていきます。
伽藍も仏具もすべて流されてしまいましたが、奇跡的にご本尊のお釈迦さまは、無事で発見されました。どんな災難に遭っても人々の支えになろうとする一心で踏み止まったご本尊を、「一心本尊」と名付けました。そうして、ますます復興への決意を新たにしたのです。
普通なら寺の建物を建てるという時は、檀家さんのご寄付などを仰ぐことになりますが、大震災でほとんどの檀家さんが、ご自分の家も流され、元の屋敷に住むこともできなくなり(災害危険地域)、新たな土地を求めなければならないという状況でした。そんな時に、檀家さんに頼ることはできず、寺の再建は前途多難と思われました。
そこで、本堂再建への道すじを作るために、『はがき一文字写経』を全国に呼びかけました。
『はがき一文字写経』とは、一文字写経のお申し込みをいただいた方に専用のはがきをお送りし、そこにお経の中の一文字、または復興を願う一文字を一心にはがきへ写経していただくものです。復興委員会として、震災の翌年2012年3月から開始しました。
納経志納金として1口5千円をお振込いただき、徳泉寺からは、護身符となる「一心本尊」お守りカード(金属製護身符) をお送りしました。このカードは大震災犠牲者の一周忌法要の折に、復興祈願大般若法要にて、みなさまの無難無災がご祈祷されたものです。
将来、徳泉寺が復興した折に、「一心本尊」さまが安置された下に納経し、永くご供養されます。
この取り組みが多くのメディアに取り上げられ、最終的には、全国2,000人を超える方から想いの乗った一文字写経を受け取りました。再建を目指す徳泉寺は、本堂と客殿が一体となった計約240㎡。総工費約8,200万円の一部として、みなさまからのお気持ちを大切に使わせていただいています。

「宮城県出身だから故郷を思い」という遠方の方、「被災地に何ができるかわからないでいたが、これならできる」という方、「最近子どもを亡くしたので、その供養に」という母親、「募金はあまり信じられずにいたが、こういう写経なら是非に」という90歳過ぎの女性、「折に触れ写経のはがきを送ってくださり、現在まで114枚になっている」東京の女性など、全国から一文字写経が寄せられた。
徳泉寺の「と」の字も知らず、山元町がどこにあるかも知らないような方からも多く写経をお寄せいただき、「よくぞこのようなところに、写経の呼びかけを信じてご支援くださる」と、驚きと感動でいっぱいでした。本当に写経で復興ができるかという不安の中で、北海道から沖縄までの、見ず知らずの全国の方々から、「はがき一文字写経」を寄せていただき、とても励まされました。
今回のプロジェクトを通してご支援いただいた方もご希望であれば「一文字写経」にご参加いただけます。
お寄せいただいた「一文字写経」のその後
今年本堂が完成した際には、全国から集まった一文字写経の実際のハガキをファイルにして、「一心本尊」さまが安置された下に納経予定です。
それに加えて、樹齢650年の杉*で木札を作り、写経の文字をそのままレーザープリントして本堂の壁に掲示奉納することを考案しました。お参りいただければ、写経されたみなさまの文字に再会できます。
*曹洞宗の本山のひとつである大本山永平寺の参道の杉並木。これは永平寺の五代・義雲禅師が植樹した樹齢650年の五代杉といわれます。たまたまそのうちの一本が、大震災の前年4月27日の強風により倒木。高さ45メートルの巨木です。その木材が大震災被災寺院の復興の一助になればということで、何カ寺かに配布いただき、徳泉寺でも平成25年7月に賜ったものです。

現在、本堂・客殿の骨組みが完成し、5月18日に上棟式を行いました。今秋までには何とか完成へと近づけていきたいと思っています。
急ぐ気持ちはありますが、支援いただいたみなさまに思いを馳せ、祈るにふさわしい処となるよう、ていねいに作業を重ねていきます。
再建の暁には、復興を信じて写経された方に、完成した姿やこれまでの経過をまとめてきちんとお伝えすることが、何よりの御礼であり恩返しと考えております。
そのために、8年にわたる復興の歩みを冊子にまとめて、写経された方をはじめ今回のご支援をいただいたみなさまにお届けしたいと思います。
冊子のタイトルは、『青空があるじゃないか』。
全てが流されて、何もかもなくなった境内地に立った時、恨めしいほどの青空が広がっていました。そんな時、「何だ、全部なくなったけど、青空があるじゃないか」とふと思ったのです。そのことが、再建へ踏み出す力になりました。それが今回の冊子のタイトルの由来となっています。
復興記録冊子:『青空があるじゃないか』
- 総ページ数はまだ未定ですが、100ページ前後を想定
- 写真をカラーで16ページ分掲載
-「はがき一文字写経」について、その動機や経過
- 再建までの年譜
- 写経納経者一覧
- 徳泉寺に関するテレホン法話(10話程度)
この冊子が、震災の記録誌のひとつでありたいと思います。特に「はがき一文字写経」で本堂再建というあまり例のない活動をきちんと残し、みなさんに知っていただく一助になるよう作成いたします。

東北には、被災3県(岩手・宮城・福島)の寺院を巡り、東日本大震災の犠牲者に手を合わせ、祈りの場を結ぶ巡礼の道「みちのく巡礼宮城33札所」があります。
私が住職を務める徳泉寺は第32番札所、その本寺の徳本寺は、締めくくりとなる第33番札所です。
そして何より、一文字写経を通して被災地を思う全国の方々の願いが詰まった本堂なので、震災の記憶を風化させない場所としても、多くの方に訪ねていただけるところにしたいと思います。
震災で全てを失い、マイナスからスタートした徳泉寺は、どのようにこの状況をプラスに転じていくのかを学ぶ日々でした。
2012年から一文字写経を通じて結んだ、2,000人を超える方とのご縁に感謝。
そして、このプロジェクトで新たな縁を結びたい。
この寺を檀家の方、地域の方に活用いただくことはもちろんのこと、全国の方にもお訪ねいただける寺を目指していきます。
海から300mの旧中浜小学校の隣にあるすべての震災犠牲者を慰霊する「千年塔」。奈良県西大寺の叡尊塔を等身大のモデルにして造られた日本最大級の古代型五輪塔。「震災の記憶を千年先にも伝え続けたい」という願いを込めて建立。
復興記録冊子:『青空があるじゃないか』の印刷と郵送にかかる費用の一部として、大切に使わせていただきます。
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プロフィール
宮城県山元町生まれ。大本山總持寺にて修行。徳本寺25代目の住職。徳本寺の末寺である徳泉寺(宮城県亘理郡山元町笠野)の住職も兼務。公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)常務理事。東北新幹線開業記念イメージソング「故郷は僕に微笑む」(歌/郷ひろみ)を作詞。東日本大震災に因んで「まけないタオル」「ひとつの心」等4曲を作詞し、やなせななさんが作曲して歌っている。
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リターン
5,000円

【お賽銭コース】
■感謝の気持ちを込めて、御礼のお手紙をお送りします。
■今回皆さんのご支援で完成した冊子『青空があるじゃないか』をお送りします。
■一文字写経をご希望の方は専用のハガキをお送りします。
お寄せいただいた方は以下の特典もございます。
- はがきは、ファイルにして納経
- 「一心本尊」お守りカードをお送りします。(幅43mm×高さ70mm)
- 冊子『青空があるじゃないか』にお名前掲載
*ご支援の際にご入力いただいているお名前になります。
- 申込数
- 30
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年10月
10,000円

【お賽銭コース】
・感謝の気持ちを込めて、御礼のお手紙をお送りします。
・今回皆さんのご支援で完成した冊子『青空があるじゃないか』をお送りします。
・一文字写経をご希望の方は専用のハガキをお送りします。
お寄せいただいた方は以下の特典もございます。
- はがきは、ファイルにして納経
- 「一心本尊」お守りカードをお送りします。(幅43mm×高さ70mm)
- 冊子『青空があるじゃないか』にお名前掲載
*ご支援の際にご入力いただいているお名前になります。
*リターン内容は5千円のお賽銭コースと同様ですが、その分いただいた資金は大切に使わせていただきます。
- 申込数
- 19
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年10月
5,000円

【お賽銭コース】
■感謝の気持ちを込めて、御礼のお手紙をお送りします。
■今回皆さんのご支援で完成した冊子『青空があるじゃないか』をお送りします。
■一文字写経をご希望の方は専用のハガキをお送りします。
お寄せいただいた方は以下の特典もございます。
- はがきは、ファイルにして納経
- 「一心本尊」お守りカードをお送りします。(幅43mm×高さ70mm)
- 冊子『青空があるじゃないか』にお名前掲載
*ご支援の際にご入力いただいているお名前になります。
- 申込数
- 30
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年10月
10,000円

【お賽銭コース】
・感謝の気持ちを込めて、御礼のお手紙をお送りします。
・今回皆さんのご支援で完成した冊子『青空があるじゃないか』をお送りします。
・一文字写経をご希望の方は専用のハガキをお送りします。
お寄せいただいた方は以下の特典もございます。
- はがきは、ファイルにして納経
- 「一心本尊」お守りカードをお送りします。(幅43mm×高さ70mm)
- 冊子『青空があるじゃないか』にお名前掲載
*ご支援の際にご入力いただいているお名前になります。
*リターン内容は5千円のお賽銭コースと同様ですが、その分いただいた資金は大切に使わせていただきます。
- 申込数
- 19
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年10月
プロフィール
宮城県山元町生まれ。大本山總持寺にて修行。徳本寺25代目の住職。徳本寺の末寺である徳泉寺(宮城県亘理郡山元町笠野)の住職も兼務。公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)常務理事。東北新幹線開業記念イメージソング「故郷は僕に微笑む」(歌/郷ひろみ)を作詞。東日本大震災に因んで「まけないタオル」「ひとつの心」等4曲を作詞し、やなせななさんが作曲して歌っている。










