北国は戸建に住む高齢者にとって庭の冬囲いは大変です！

もともとご予約をいただいておりましたAさんのお宅に伺うと、足を痛そうに着きながら出迎えてくださいました。

驚いて足をどうされたかとお訊きしたところ、雪が降る前に庭の植木鉢の片付けと、ツツジを冬囲いしようと庭で作業をしていたら足をひねってしまったというのです。

数年前までは旦那様とされていた冬の雪囲いですが、旦那様に先立たれてから、力仕事は一人でしなくてらならず、屋根の雪や玄関の雪かきも一冬すると身体が悲鳴をあげるほどの疲れが溜まるの、とこれからくる冬にうんざりのご表情をされていました。

今日は少し楽しい話題を多めにお話しながら、Aさんのお気に入りの膝下と足裏を念入りに揉み解しました。

雪の積もらない都市では想像もできない冬の暮らしがこれからやってきます。

もう長年住んでるから雪にはなれているでしょ？と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。年々視力、聴力、脚力とさまざまなものが衰えていくので一冬越すと「今年も無事に冬を過ごせた」と毎年安堵しているのです。