【第16話 プロデビュー】

【8月に格闘技ジム作ります】

トップインストラクターを務める私のアニマルヒストリーをお話します。


アマチュアの試合を勢いで乗り切った。
そして、2010年1月「King of the cage」という大会でのデビューが決まった。

アマチュアの試合からおよそ半年。
ただただ練習に打ち込んだ。試合では勝ったが練習ではやられてばかりいた。それでも自分が弱いとは思わなかった。

まだ練習が足りていないだけ。積み重ねていけば、もっともっと強くなれるし、自分の目指す姿になれると信じて日々過ごした。

そんな日々を送っていた中でのデビュー戦。試合は攻めて攻めて勝ったと思った。前に出てタックルで倒し、パンチを落とした。自分が勝ったと思った。しかし判定で負けた。確実に勝つにはフィニッシュするしかない。

それからは戦う上で、とにかくダメージを与えフィニッシュをすることを大事にしている。それができなかったからデビュー戦は負けたんだと言い聞かせた。

デビュー戦以来どんな時もアグレッシブに戦うと決めた。そしてどんな時も自分らしさを貫く。
自分らしく戦えば勝つ。そんな選手になろうと思った。



『次回、初勝利』




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