【第24話 自分を振り返る】

【8月に格闘技ジム作ります】

トップインストラクターを務める私のアニマルヒストリーをお話します。


試合が終わって日本に帰ってきて、まず折れた指の検査を受けに病院に行った。親指の付け根を複雑骨折していた。全治半年といったところだ。

練習もできないので、まず試合の負けを振り返ってみた。まず試合が決まってから、試合まで時間がなかった。

今思えば不安だったのだと思う。スタミナが持つのか。苦しい時は何が自分を支えてくれるのか。試合に向けて苦しい練習もできなくて体重も短時間で落とした。いつもとは違うことが多すぎる。その影響は焦りのような形で試合に出た。

この試合から階級を84kg級から77kg級に変更した。この7kgの減量は今までなかったもので、減量の仕方もうまくいっていたのかはよくわからない。あの時はとにかく極力食べずに動いて落とした
。その結果、試合の時に脚がふわふわしていて力の入らない感じがした記憶がある。

今はちゃんと炭水化物、たんぱく質などの栄養を取り脂質を抑えながら、時間をかけて脂肪を落として筋肉を残す減量に変えた。その方法はうまくいっている。

一つの負けで学ぶ事は多かった。そして怪我のおかげでぽかんと空いた時間を使って新しいトレーニングを始めた。これトレーニングが劇的な変化を自分に起こした。

『次回、新しいトレーニング』

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