「病室にエアコンがない」「乳児用品や衛生用品が足りない」患者受け入れ病院のニーズを調査

60人の患者を受け入れた病院のニーズとは

ピースウィンズは12日、攻撃を受けたオフマディット小児病院の患者を受け入れている4箇所の病院を訪問し、ニーズ調査を実施しました。これらの病院には合わせて60人ほどが転院しており、病院関係者や患者の保護者からは「エアコンがなく病室が暑い」「乳児用品や衛生用品が足りない」といった声が寄せられました。ピーススウィンズは、これらのニーズに対応すべく、調整や準備を進めています。

倒壊した集合住宅に温かい食事を

8日のキーウへの大規模攻撃は、住宅地にも大きな被害を与えました。建物の一部が倒壊して11人が犠牲となったシェフチェンスキー地区の集合住宅では、自宅に住めなくなって避難している人々を対象に、温かい食事の提供を継続しました。この日は、準備した20食があっという間になくなり、ニーズの高さがうかがえました。

ピースウィンズは、攻撃の影響を受けた人々が安心した生活を取り戻すため、今後も現地での活動を続けていきます。