メッセージリレー①宮城県聴覚障害者情報センター 松本隆一さん

あれから、その夢は失いかけていた。
その訳は聴覚機能に障害を持っているからだ。

 

聞こえにくく、コミュニケーションが難しいだけでなく、他者からみてどこに障害があるかわかりにくく、誤解を受けやすい。

 

今はどうだろう。

障害を持つ方に対する見方が変化しているようだが、現実はまだ厳しい。

 

そんな中でも、羽生くんは自分らしく歩んでいる。一歩一歩着実に自分を表現しながら、また周囲の共感を得ながら歩んでいる。

 

そこに、障害を感じさせない強い歩みがある。そんな歩みから、自分に近い夢が叶えられる気がすると思い、羽生くんを強く応援したいと感じた。

 

羽生くんは、同じ障害を持つ若い世代にとって希望の人にもなり得るだろう。

 

 

 

宮城県聴覚障害者情報センター  施設長　松本隆一さん