一人ひとりができること「若者おうえん基金」

左）ユニバーサル志縁センター池本修悟専務理事　右）山根木晴久連合総合局長

 

今、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、学ぶ・働く・暮らすことに様々な困難に直面しています。

私たち連合が実施した、新型コロナウイルス感染拡大に関する緊急集中労働相談では、仕事や生活で困難に直面した働く人や学生からの訴えや相談が多く寄せられました。

これらの声を代弁して、相原康伸連合事務局長から西村康稔経済再生担当大臣はじめとする政府・政党に対して、「一定の所得水準以下の世帯への現金給付や、解雇されたり雇い止めにあったりした人が住むところを失わないよう支援すること」など働く人や生活者の立場から要請しました。

（詳しくはこちら→　https://www.jtuc-rengo.or.jp/activity/kizuna/covid19/）

 

４月７日には政府から緊急事態宣言が発出されました。神津里季生連合会長は、労働者福祉中央協議会の会長として、新型コロナウイルスの感染拡大によって奨学金返済や学費の支払いが困難になった人への支援を文部科学省に要請しました。神津会長は「学生さんが生活の足しにするアルバイトの業種に影響がかなり集中している。大きな危機感を持っている」と訴えています。　

私たち連合は、政府に対し、すべての国民が安心できる政策を大胆かつ緊急的に対応するよう要請しています。

 

そして、新型コロナウイルスの影響は、児童養護施設を卒業した若者たち、支援を行う団体の方々も、及んでいると伺っています。

このような緊急事態の中であっても、いや、このような緊急事態だからこそ、若者たちの自立を支援する、自立支援に携わっている団体を支援するために、一人ひとりができることとして「若者おうえん基金」への支援の必要性をみなさんに訴えさせて頂きたいのです。【連合発行誌「月刊連合４月号（NO.376）」でも紹介しました。】

 

（詳しくはこちら→　https://www.jtuc-rengo.or.jp/digestnews/　）

 

私たち一人ひとりにできる支援は小さなものかも知れません。でも、支援の輪が広がり、多くの支援が集まれば、現実に困難な状況におかれている方々のお役に立てることができるのです。

 

左）相原康伸連合事務局長　中央）池本修悟ユニバーサル志縁センター専務理事　右）神津里季生連合会長　

 

みなさまからの気持ちのこもった暖かいご支援・ご協力を何卒よろしくお願い致します。

 

山根木晴久　連合総合局長