2025年1月1日「震災から一年」

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

令和6年能登半島地震から1年が経ちました。

和倉温泉の現状としては、少しずつ復旧が進んでいます。

21軒ある旅館のうち4軒が営業再開を果たし、一般のお客様の受入ができるようになりました。

飲食店や商店も営業再開する店舗が増え、少しずつですがお客様も増えています。

先般、活動報告にてアナウンスした護岸被害の復旧につきましては、国等の支援をいただき、12月20日から約2年をかけた工事が始まりました。

護岸の復旧は和倉温泉の復興には欠かせないものであり、この工事のスタートが私たちにとって希望の光となっています。

一方で多くの旅館は、解体、建て替え、改修が思うように進まず営業再開ができておりません。

また、温泉街でも復旧工事をした場所の地盤が再度下がってきたり、未だ手つかずとなっているところもあります。

未だに復旧すら道半ばの状況ではありますが、和倉温泉は常に前を向き、新たなまちづくりを創生するため、日々全力で取り組んでおります。

一日も早い復興に向けて引き続き頑張ってまいりますので本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

和倉温泉観光協会