【Report】「WARP STATION Conference」５Gと衛星間通信

今日の新着情報は、2月15日開催、テック系宇宙ビジネスカンファレンス「WARP STATION Conference」にて、ＮＴＴドコモの５Ｇ担当課長として、５Ｇの国際標準化の取りまとめをリードされている永田聡さんと、ワープスペースの常間地で対談させていただいた「５Gと衛星間通信の対比、通信インフラの未来」のレポートです。

対談のなかでは、5Ｇと衛星間通信（宇宙通信）の違いについて理解を深め、地上から宇宙に至るまでのシームレスな通信のアーキテクチャーまで幅の広い議論が展開されました。

どういう技術を使って誰が実現するのか、この問いに関しては、何を採用すべきということではなく、全体を俯瞰したときにどこにどういった組み合わせで、誰のためのアーキテクチャーを実現すべきかという、コラボレーションありきの議論をすべき、という見解に収束しました。

現状、ワープスペースの光空間通信は人工衛星同士を想定していますが、中長期的には、成層圏無人飛行機まで光通信で結び、これを通じて地上のスマートフォンへ通信環境を届けることなど、地上から宇宙までのシームレスな通信環境へチャレンジしていくことも計画しています。

（参考：成層圏無人飛行機の一例「HAPS-mobile」）

そこまで拡張されうる光通信ネットワークの未来へ、ぜひ皆さんの想いを寄せてください。