のぞみの家、訪問。

クラウドファンディング実施に先立ち、6月某日に今回のリターン品に使用させていただくアートを描いた杉村幸さんが在籍するのぞみの家を、相良主将、鏡・吉村副将、川下主務で訪問しました。

杉村さんをはじめとしたのぞみの家の皆さんと、絵を描いたりラグビーボールで遊んだり、本当に楽しい時間を過ごさせてもらいました。

印象的だったのは皆さんの表情。最初は知らない大きな体の部員たちに少し戸惑った部分があったかもしれませんが、徐々に打ち解けて見せてくれた柔らかな笑顔が忘れられません。

そして、絵を描く時の集中した横顔は、試合に臨む選手のような迫力に満ちていました。

 

自分の心がそのまま表情に出る。当たり前のようでいて、実は難しいことなんじゃないかと思います。

 

自分の枠に相手をはめこむのではなく目の前の相手をそのまま認める、そんな空気がのぞみの家にはありました。

ラグビーは「大きくても小さくても、太ってても細くても、どんな人間にもポジションがある」と言われますが、世界も、たとえばボールを持って走ったりタックルしたりするように、何か自分の得意なこと好きなことでつながったり認めてもらえたりするようになったら、今より少し明るくてやさしい明日が訪れると感じています。

 

杉村さんの描いた「桜咲く」を用いたジャージや稲穂には、そんな「カラフルな世界」の訪れを願う気持ちも込められています。