試合へのこだわり

スポーツはどんなものでも必ず他者と競い合う【試合】が存在します。

試合で得られるものは「勝利」

シンプルに結果として自分の努力が成果として見える。

 

ですが、それだけが試合に出場する事を目的とした今回のプロジェクトの挑戦理由ではありません。

 

僕の教室の生徒が試合に初めて出場したのは2019年。

自社主催の大会でした。

まだ今の教室を開校して間もない段階で、出場できる選手も限られていました。

 

もちろん、僕自身の指導力もあってないような小さな力しかありませんでした。

そして出場した選手は3名

チャレンジクラスにはまだこの子達しかいませんでした。

ただ、誰よりも熱心に練習し、体操を楽しむ子たちでした。

「この子たちになんとか勝たせてあげたい」

その思いで、体操の指導動画を見漁っていた事を今でも覚えています。

 

 

試合当日まで夜遅くまで練習し、時には楽しく時間を過ごしながら

迎えた試合当日、晴々とした演技の結果は

まさかの優勝！

先生のクラスの子でもちゃんと努力すれば優勝だって自分のものにできる！

そう証明してくれたのは生徒たちでした。

 

そして2023年。

優勝した生徒は体操選手を目指して他クラブへそのまま移籍しました。

残念ながら怪我で引退してしまいましたが、別のスポーツで華々しい選手としての道を歩んでいます。

 

そしてもう1人は

今はもう6年生になり、大きくなった教室の生徒の頂点に立ち

今もその背中で他の生徒の憧れとして立ち続けてくれています。

 

 

そしてもう1人は

今は卒業して中学生になり、教室を卒業した今も何か僕が困った時には力を貸してくれています。

 

それぞれが別々の道を歩き始めた今も、

教室の事を考え、想ってくれていることに感謝しかありません。

 

 

僕の教室の一番の良いところは

「卒業」しても繋がりは切れないところです。

 

一度でも関わってくれた生徒は我が子同然。

子どもたちがいつか大人になって、子どもが生まれて何か習い事を探した時

「先生のところに行かせよう」

 

そんな風にまた新しい繋がりが持てることを夢見ながら今でも指導に明け暮れています。

 

 

話は全く逸れてしまいましたが、

僕にとって「試合に出る」という事は

勝ち負けではなく、生徒とのつながりをもっと深めるための物。

 

子どもたちにとっては大切な夢。

 

今回のプロジェクトで、「試合に出る」ということの価値を

もっと高めることができると確信しています。

 

 

皆様のご支援で更に人への感謝の気持ちも持って夢を追いかけるきっかけになると信じています。

残すところプロジェクトも17日で終了となります。

できる限りたくさんの方との繋がりを後押しに、夢に向かって進んでいきたいと思いますので、

皆様の温かいご支援を心よりお待ちしております。