個展「Sympathy for The Wild」東京＆尾道　無事終了しました！

個展「Sympathy for The Wild」尾道編、おわった、、。

 

３日間で約２０万円ほどの売り上げ、、

ありがとうございます！家賃０円ハウスのCFの支援額も１１６万２千円までなりました。

 

 

 

 

東京や尾道でも会場で絵をみて、涙を流してくれた人たちがいました。理由はわからないけど、絵にふれて感化されたものが、肉体を通過して涙という水になったことをなんだか誇らしく思っています。

Sympathy for The Wild　野生にふれた涙なのかもしれない。深くだれかに届くものをずっとつくりたかった。なんどもつくること辞めようと思ったことがあったけど、ほんとうに持続していてよかったです。

 

 

 

 

 

展示を終えて数日、もう家賃０円ハウスのクラウドファンディングもやり切ったような達成感すらあります。家賃０円ハウスをつくるために動きはじめてから、ほんとうに色々なことがあった。０円ハウスに住む人以外にも１０人ほどが因島に住まいを移しての生活が今年中には始まりそうです。ぼくがこの家賃０円ハウスの企画でやりたかったことはただ一つなのです。それは、

 

「生活のコストをさげてより生活を豊かにすること」

 

その生活圏をつくることができたら、やりたいことは誰でもできます。生き苦しさからも、逃れることができます。その実感はさらに強くなっています。家賃０円ハウスをわざわざ作らなくても、ぼくが島で家賃０円の空家を探しまくればできることなのです。実際に移住を決めた人もいるんだから、トトロの「夢だけど夢じゃなかった」の状態になっています。いままでのクラファンは何がなんでも成功しなければとプレッシャーの連続だったけど、もはや成功や失敗という概念はぼくの中にはありません。もうこの家賃０円ハウスのプロジェクトでやりたかったことはできようとしています。

 

あまりにも達成感で体が満ちていたので、忘れていたことがあります。東京の個展会場や、島に遊びにきてくれた家賃０円ハウスに入居希望の子たちのことです。彼や彼女たちは、過去にあった辛いことを乗り越えて、家賃０円ハウスで１年間、やりたいことをやり切ろうと、熱く語ってくれました。家賃０円ハウスは１年しか住めません。家賃だけではなく光熱費もなんとか無料にしたいと思っています。島で０円の空家を彼らに探してあげても月に数万円は実費がかかってしまいます。この混乱しまくった社会に、１年間だけの生活の不安がまったくない奇跡のような時間を誕生させたいんです。その時間は悩める若い人たちを、軽やかにすると確信しています。この社会の混乱は経験の少ない若い人たちには、あまりにも激流すぎます。彼や彼女たちの純朴な目を思い出しながら、家賃０円ハウスをつくりたいと、ふたたび強く思っています。

 

あと８日間。あと８４万円ほど。ぼくにこの時間と目標金額を走り抜ける体力はほとんど残っていませんが、残りわずかの時間を応援していただけるとうれしいです。もう少しやれそうです。ぼくが倒れるか、乗り切れるかのエンターテイメント！みなさんぜひお楽しみください。