支援総額
目標金額 25,000,000円
- 支援者
- 1,855人
- 募集終了日
- 2023年6月30日

ごかつら池どうぶつパーク|命を守り、次世代へ繋ぐ小さな動物園の挑戦
#観光
- 現在
- 5,604,000円
- 支援者
- 344人
- 残り
- 36日

アムールトラ「ショウヘイ」に、みんなでつくるおもちゃ箱をプレゼント
#観光
- 現在
- 4,190,000円
- 支援者
- 251人
- 残り
- 71日

JWCサポーター大募集中!傷付いた野生動物を救いたい
#子ども・教育
- 総計
- 253人

絶滅危惧種ツシマヤマネコを守るために!月々のご支援で安定的な整備を
#地域文化
- 総計
- 147人

野生に帰れない猛禽類のために|猛禽類医学研究所マンスリーサポーター
#子ども・教育
- 総計
- 523人

アルパカ・タックの膝の健康を守る!ときわ動物園の挑戦
#子ども・教育
- 現在
- 2,121,000円
- 支援者
- 155人
- 残り
- 22日

絶滅の危機に瀕しているシマアオジ 彼らのいる景色を取り戻したい
#国際協力
- 現在
- 4,156,900円
- 寄付者
- 341人
- 残り
- 23時間
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動物福祉を大切にする
ズーラシアの挑戦
〜オットセイにより快適な環境を〜
人気動物ホッキョクグマの
「となりのオットセイ」

ミナミアフリカオットセイは
ホッキョクグマの展示場のとなりで会えるのですが、
お客様からはアザラシやアシカと
間違われることもしばしば。
これまであまり注目されてこなかったオットセイですが、
彼らを知れば知るほど魅了されます。
今回は皆さんに、
そんなオットセイがより快適に過ごせるように
日よけや陸上の休息場所を整備し、
より健康に過ごせるよう環境を整えるプロジェクトに
ご協力いただけたらと思っています。
今回皆さんからいただいたご支援では、オットセイの展示場に日よけを設置できればと考えています。
ズーラシアでは、
動物福祉(アニマルウェルフェア)向上のために
職員一人ひとりができることを考え、
さまざまなことに取り組んできました。
しかし予算には限りがあるため、
残念ながらすべてを実施することはできません。
そこでクラウドファンディングという形で、
皆さんとともにオットセイのための環境整備ができたらと、
挑戦を決めました。
今回のプロジェクトを通して、動物福祉向上の実現と
「となりのオットセイ」の魅力が伝わればうれしいです。
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代表メッセージ
応援してくださる皆さまへ
村田 浩一
よこはま動物園 園長
|ミナミアフリカオットセイのくらしをより快適にしたい!
動物園でくらす動物たちに、できる限り良好な環境をつくることが、世界的な潮流となっています。いわゆる動物福祉(アニマルウェルフェア)を絶えず向上させてゆく責務が動物園にはあるのです。
しかしながら、すべての動物たちの住環境を同時に改善するには莫大な資金が必要です。国内最大規模のよこはま動物園ズーラシアにさえ、現状では残念ながらそのような余裕はないのが事実です。そこで、クラウドファンディングで皆さまからのご支援を求めることになりました。
今回は、ミナミアフリカオットセイたちが夏場の猛暑を少しでも快適に過ごせるための日除けを設け、さらにゆっくりと休憩できる陸地造成のためのファンドを求めます。超人気者のホッキョクグマのそばにいるため、あまり目立たず「となりのオットセイ」とも呼ばれているミナミアフリカオットセイたちに、温かなご支援を心よりお願いします。
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動物たちが幸せに暮らせる動物園を目指す
よこはま動物園ズーラシア
ページをご覧いただきありがとうございます。
1999年4月24日に開園した横浜市立よこはま動物園(ズーラシア)は、「生命の共生・自然との調和」をメインテーマに掲げ、世界の希少動物を数多く飼育している動物園です。
(※指定管理者:公益財団法人横浜市緑の協会)
それぞれの動物が生息している環境や情景を再現しているのが特徴で、動物たちが自然の中でいきいきと活動する様子を観察することができます。
園内は世界の気候帯・地域別に8つのゾーンに分かれており、世界一周の動物旅行をお楽しみいただけます。
オカピやアカアシドゥクラングール、ホッキョクグマなど世界の希少動物を多く飼育しており、セスジキノボリカンガルーやテングザル、ドールなど、日本ではズーラシアでしかなかなか会うことができない動物もいます。

■動物福祉の向上をめざして
野生さながらの行動をご覧いただくためには、情景を再現することだけでなく、なによりも主役である動物たちが、元気でいきいきと暮らしていることが大切です。ズーラシアでは、動物福祉(アニマルウェルフェア)の向上のために、これまでも積極的にさまざまなことに取り組んできました。
動物福祉への取り組み例
|インドゾウ
野生のインドゾウは、日中移動をしながら、たくさんの草を食べています。そこで、インドゾウの展示場にタイマー制御ができる給餌器を設置し、日中に何度もおいしい草を食べられるように工夫をしています。
また、体重の重いインドゾウにとって、足の裏のケアはとても重要です。足の洗浄や蹄のチェックは毎日欠かさず行っています。
寝室のコンクリートの床は硬く、冷たいため、上におが粉(材木を作るときにでる木のくず)を敷き詰める工夫をしています。柔らかく暖かい床になった結果、インドゾウの足の疾患が良くなり、さらに夜間は横になってぐっすり眠るようになりました。
|ニホンザル
ニホンザルの展示場には止まり木やロープをふんだんに張り巡らせる改修をしました。
ニホンザルは30頭ほどの群れで暮らしています。三次元で動く彼らにとって、たくさん運動できるようになったばかりでなく、年をとった個体や群れの中の順位が低い個体は、他の個体から干渉されずに過ごせる安心できる場所が増え、また子どもたちは、縦横無尽に追っかけっこができるようになったりと、展示場はより過ごしやすく楽しい場所になりました。
|ホッキョクグマ
寒い地域に暮らすホッキョクグマの展示場には、陸場からプールまでを覆う大きな日よけを夏場には設置しています。暑い夏はプールで活発に泳ぐだけでなく、土の上で真っ黒になりながら、ゆったりと休息するホッキョクグマに会うことができます。
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すべての動物たちに快適な環境を
オットセイの幸せのために
■「となりのオットセイ」
ズーラシアには、1999年の開園当初から、亜寒帯の森ゾーンにミナミアフリカオットセイが暮らしています。
人気動物ホッキョクグマの「となりのオットセイ」。
お客様からは、アザラシやアシカと間違われることもしばしば。これまで注目されることが少なかったオットセイですが、彼らを知れば知るほど魅了されることかと思います。そんな個性豊かなミナミアフリカオットセイ、3頭をご紹介します。
●
ハジメ
(20歳|オス)
ハジメは、2003年5月24日にズーラシアで誕生しました。ズーラシアで初めて誕生した子でしたので、「ハジメ」と名付けました。母親がうまく育てられなかったため、飼育員からミルクをもらって大切に育てられました。今では体格に恵まれて迫力がありますが、表情が豊かでフレンドリーな性格は子どもの頃から変わりません。
ズーラシアで初めて誕生したハジメは、園にとってもハジメにとってもはじめてのことだらけ。そんな日々を振り返った「ハジメのはじめて物語」を綴りました。ぜひあわせてご覧ください。
●
ハッピー
(12歳|メス)
ハッピーは、2011年5月29日にズーラシアで誕生しました。「幸せなオット生(せい)を送れるように」と願いを込めて名付けられました。臆病な性格で、担当になった当初は苦労しましたが、今では鼻をつけて挨拶をしにきてくれることもあり、みんなをハッピーな気持ちにさせてくれます。
●
ワン
(15歳|メス)
ワンは、繁殖のために2020年に鳥羽水族館から来園しました。穏やかな性格で動きがゆったりしているせいか、活発なハジメとハッピーにはまだ馴染めていないようです。ワンらしく時間をかけて、仲良くなってもらえたらと思っています。
■オットセイの幸せを考える。
オットセイの展示場は、水量約400tの大きなプールと浅瀬や岩を模した造りで、豊かな自然環境が再現されています。しかし、この展示場には決定的に足りないものがあります。それが日陰です。
動物園や水族館で飼育されているアザラシやアシカなどの鰭脚類(ききゃくるい)の46.8%に眼の疾患がみられ、その要因として日陰の存在の有無が明らかであるという報告がされています(※1)。特に暗い海中での採餌に適応したオットセイの眼球は、ヒトの約3倍も大きく(※2)、その大きさゆえに眼の病気にかかることが多いのです(※3)。
(※1)
・C.Colitz,H.M.c.,S.M.,Mamore,A.C.,Doescher,B.,Schmitt,L.T.,Osborn,D.S.,Croft,L.,Olds,J.,Gehring,E.,Mergl,J.,
Tuttle,D.A., Sutherland-Smith,M., and Rudnick,C.J. (2010): Characterization of progressive keratitis in otariids.
Vaterinary Opbtbalmology,13,Supp;ement 1,47-53.
(※2)日本の鰭脚類 服部薫編 東京大学出版会
(※3)海獣診療マニュアル 下巻/鰭脚類・海牛類の診療編 2023年出版 学窓社
著:植草康浩, 植田啓一, 白形知佳
協力:沖縄美ら海水族館 , 新江ノ島水族館
現在の展示場は、日陰がないため、水温が上がり、水質が悪化してしまいます。また、直射日光があたる岩場も高温になるため、上陸を嫌がり、水中にとどまらざるを得ないため、さらに眼の疾患がひどくなるという悪循環に陥っています。
これまで気温が上がる夏になると、オットセイたちの眼が痛んでしまって開けられなくなることが多く、そのたびに投薬をしたり、直射日光のあたらない部屋で療養したりしていました。
なんとかせねばと考え、ハジメ、ハッピー、ワンの3頭が交代で展示場に出ることで1頭当たりの展示時間を短くしたところ、眼の痛みを軽減することができました。また、眼科疾患と水中の塩分濃度の関係について日本大学生物資源科学部 動物のいるくらし研究室の学生と共同研究をおこないましたが(※)、いずれも根本的な解決には至っていません。(※)名称掲載の許可を得ています
特に夏場の展示場は、特に夏場のプールの水温の上昇による水質の悪化や、陸地部分の温度の上昇により、オットセイたちが体を休ませる場所がないのです。
日陰の設置と陸場の整備をセットで行うことで、オットセイの眼の疾患頻度の軽減とオットセイたちが思い思いにくつろげる場所づくりが実現できます。
気泡をまといながら水中を活発に泳ぎ、時に陸地でのんびりとくつろぐオットセイたち。美しい大きな瞳で私たちを見つめる活き活きとした表情を皆さんと一緒に見ることができたら、こんなに嬉しいことはありません。
〜オットセイと飼育員のとある一日〜
ミナミアフリカオットセイを担当している、私、五十嵐から、オットセイと飼育員の一日を紹介し、
よりオットセイについて知っていただけたらと思います!
|まずは観察
朝一番にやることはオットセイたちの観察。開園準備で忙しい時なので短い時間ですが、必ず一頭一頭に声をかけて、反応や顔つき、体全体の状態、そして排せつの状態などを素早くチェックします。いつもの様子と少しでも違ったところがないか、あれば獣医師に相談したり、診察してもらいます。
|朝ごはんとハズバンダリートレーニング
朝一番に解凍した新鮮な魚を個体の体調や状態に合わせて量を決めて調餌します。その餌を与えながら健康チェックのためのハズバンダリートレーニング(※)を行います。本来、警戒心の強い野生動物の体を触ったり、体温を測ることは難しいものです。
しかし時間をかけて動物たちと信頼関係を築いていくことで、麻酔をかけることなく治療や投薬ができるようになり、人間にとっても動物にとっても安全に体に負担をかけることなく、スムーズに行うことができるようになります。
※ハズバンダリートレーニングとは、動物に協力してもらいながら医療行為や健康管理をするためのトレーニングのことです。
|オットセイの魅力を伝える “飼育員のとっておきタイム”
ご来園されたみなさまに、健康で美しいオットセイの姿をご覧いただきながら、彼らの生態や特徴を解説し、彼らの魅力を伝える大切な時間です。
魚を追って泳ぐスピードの速さや波しぶき、岩場からのダイナミックなジャンプ、鳴き声など、普段のゆったり泳ぐ様子からは想像できない迫力ある姿をご覧いただけます。また、大きくて特徴的な鳴き声を聞いたり、抜けた爪や体毛を触って体感することで、彼らの野生での暮らしや環境に想いをはせる時間を提供します。

|大切なおそうじ
オットセイは食べるのも寝るのも水の中。海中を主な活動の場としている海棲哺乳類にとって、水の環境はとても大切です。見知らぬ人が来るとプールに逃げ込んで、じっと様子をうかがっていることもよくあります。精神的にも安心する場所なのでしょう。広大な海にはかないませんが、プールの水換えや消毒などを定期的に行って、体も心も安心して過ごせるように心がけています。
|夕ごはんと観察
閉園時間になると、オットセイたちは展示場から寝室へ戻ってきて、夕餌の時間となります。餌を与えながら、彼らの様子を観察をします。
オットセイは人のことなど気にしていないように見えるかもしれませんが、来園者が多い日には人疲れをする個体もいます。休日の夕方には眠くて仕方ない様子がみられるので、そんな時は早めに夕餌を与え、獣舎の電気を消して体を休められるようにしています。
「じゃあね、また明日ね…」
オットセイはイルカのように大脳の半分を交互に眠らせる半休睡眠をすることができるので、昼も夜も寝たり起きたりしているようですが、動物園で暮らしていると日中が賑やかなためか、夜は眠る時間が多くなる傾向があります。
|日誌に記録
日中に気になったことはメモを取り、一日の終わりに飼育日誌へ記録をします。開園からおよそ25年分もたまった飼育日誌は、私たち飼育員にとっての宝物です。これまでの記録から、繁殖につながる情報や個体ごとの体調管理に役立つ記録をひろっていくのは楽しいものです。またそれに加筆していく使命感のようなものも感じます。
これらが全部終わると、ちょっとほっとした気持ちになります。
これからも動物たちを健康に、野生本来の美しい姿をご覧いただけるように頑張りたいと思います。
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皆さんからのご支援で実現できること
オットセイ本来の姿を引き出す
このプロジェクトを通じて皆さんからいただいたご支援は、オットセイが健康で少しでもストレスのない生活が送れるような展示場改修費用に充てさせていただければと思います。
具体的には、ミナミアフリカオットセイの展示場に日よけを設置します。それによりプールの水温の上昇を緩和し、あわせて整備する陸上の休息場所にも日陰ができるため、いつでもオットセイが自分で過ごす場所を選ぶことができます。
そしてプールでスイスイ泳ぐ姿や、陸上でまったり過ごす姿など、オットセイの本来の姿を引き出せればと考えています。
<1st GOAL>
目標金額:2,500万円
資金の使い道:
・日よけの設置と陸上の休息場所の整備
現在のオットセイの展示場は日陰がないため、水温が上がり、水質が悪化してしまいます。また、直射日光があたる陸上も高温になるため、上陸を嫌がり、水中にとどまらざるを得ないため、さらに眼の疾患がひどくなるという悪循環に陥っています。プールから陸場にかけて日よけを設置するとともに、陸場を居心地が良くなるように整備をします。
<2nd GOAL>
目標金額:3,000万円
資金の使い道:
・陸上をより休息しやすい場所に整備
野生のオットセイは、陸上で休息するときに“まくら”を好んで使います。彼らの好む“まくら”とは、頭やあごを乗せやすい高さの大きくて丸い石などです。整備する陸上部分に丸い石を埋め込むなど、より快適な陸場へと整備します。
<3rd GOAL>
目標金額:4,000万円
資金の使い道:
・プール内の小島へのアクセスを整備
オットセイの展示場のプールには小島があります。しかし、陸上とつながっておらず、上りにくい形状のため、オットセイたちがあまり好きな場所ではありません。そこで、陸上部分と小島の間を埋めるとともに、小島の上まで上がりやすく、休息しやすい形状に整備することで、オットセイの好む場所となるよう整備します。

ズーラシアでは、動物福祉の達成のために、積極的に環境の改善に取り組んでいますが、そのためには多額の資金が必要です。ミナミアフリカオットセイがこれからも幸せに暮らしていくために、どうか多くの方にご協力いただけましたら幸いです。
・・・
※スケジュール:2023年末までに完了予定
※本プロジェクトは、寄付総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、目標金額分を自己負担するなどして、上記の実施内容の通り実行いたします。
よこはま動物園ズーラシアは国内最大級の敷地面積を誇り、希少動物を数多く飼育しています。1999年に開園した比較的新しい動物園ですが、開園から20年以上が経過し、施設・設備の老朽化が目立ち、昨今の動物福祉に即した施設づくりが急務です。
動物園の運営においては、計画的に修繕や改修を行っていますが、予算には限りがあるため、残念ながらすべてを実施することはできないのが実情です。
今回クラウドファンディングで挑戦するのは、ミナミアフリカオットセイがより快適に過ごせるように日よけや陸上の休息場所を整備することです。近年の猛暑により、夏場はプールの水温が上がってしまうことで繰り返し起こる、目の疾患が深刻になりつつあります。
夏場の暑さをやわらげ、水温を一定に保つことで、オットセイがより健康に過ごせるようにできればと考えています。今回の展示場改修の資金にご協力をいただくことで、ホッキョクグマの「となりのオットセイ」の魅力を伝え、皆さんに注目していただけるきっかけになれば幸いです。
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職員みんなが自ら考え、取り組み
ズーラシアから社会を変える
よこはま動物園ズーラシアは、豊かな地球を未来へ引き継ぐために、職員一人ひとりが自らができることを考え、取り組んでいます。
まず1つ目は「動物との出会いから感じてもらうこと」——
私たちは、「動物たちは自然環境を知る入口」だと考えます。動物に心を動かされる体験が、野生動物の生息する環境に興味を持つことにつながり、やがて人と動物や自然とが共生できる社会をつくることに繋がっていきます。動物の迫力に圧倒され、かわいさに癒され、不思議に目を見張る体験をたくさん提供していきたいと思っています。
2つ目に、「動物から学ぶこと」——
動物の生理や生態、行動は、まだまだ分からないことばかりです。私たちは、大学などの研究者と協力しあい、それらを追求することで、野生動物の保全の基盤を作っていきたいと考えています。
そして3つ目は、「動物のことを知り、伝えること」——
動物のガイドや環境教育プログラムを通じて、私たちは動物や自然環境のことを多くの人に伝えます。私たちは“動物たちの代弁者”でもあると考えます。私たちが伝えたことは、動物や自然環境の保全のために何ができるのかを、一人ひとりが考えるきっかけをつくると考えています。
最後の4つ目は、「動物を守り続けること」——
人が豊かな生活を送る一方で、生物多様性は確実に失われています。絶滅の危機にある野生動物を守るために、私たちは国内外の動物園と協力しあって、計画的に動物を繁殖し、飼育下の個体群を維持しています。さらに、野生動物の環境保全にも関わっています。足元の自然から世界の自然まで、動物園は保全のスタート地点だと考えています。
豊かな地球を未来へ引き継ぐために、私たちは、よこはま動物園ズーラシアから社会を変えていくことを目指しています。
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挑戦に向けて
いただいた応援メッセージ
上田 恵介様
立教大学名誉教授/公益財団法人日本野鳥の会 会長
|オットセイたちに日陰を!
パンダも可愛いが、あまり動きがないので、しばらく見ていると飽きてくる。その点、海の哺乳類たち、アシカ、アザラシ、オットセイ……、どれも見ているとあきない。彼らは動物園の人気者である。
動物たちがもともとの生息環境に近い状態で生活できるようにというanimal welfareの考え方が世界に普及し、近年、多くの動物園がそのために施設の見直しや大きな改修を行っている。動物園では飼育されている動物たちはその生息環境になるべく近い環境で飼育されることが基本だと思う。なぜなら動物たちは何十万年、何百万年もかけて適応してきた自然環境に、身体の仕組みや行動や生態を適合させているからである。
動物たちが元々生活していた環境を作ってやることで、動物たちのより自然な行動や生態を引き出すことができる。その種ごとに、適した飼育環境を整えてやれば、動物たちは安心感を得て、余計なストレスを感じずに生きることができる。
日本の夏は本当に暑いなと思う。動物園のペンギンやオットセイたちもさぞや暑かろう。ズーラシアのミナミアフリカオットセイたちが、暑い日本の夏を少しでも快適に過ごせるように、私もこのクラウドファンディングを支援したい。

越田 雄史様
NPO法人どうぶつたちの病院 理事長
私たち「NPO法人どうぶつたちの病院」は2004年から長崎県対馬市でツシマヤマネコの保護に取り組んできました。よこはま動物園ズーラシアさんとはツシマヤマネコの飼育・繁殖を通じて交流させていただいてます。
ツシマヤマネコに関して言うならば、現状や課題を冷静に分析し、それでいて熱い想いを抱き、それを結果に繋げていく事が出来る動物園、それが「よこはま動物園ズーラシア」であり、ツシマヤマネコの世界初人工授精による繁殖に成功した実績はまさにその証です。想いを抱くことは簡単ですが、それを実現させることの難しさは私たちも日々実感しており、私たちの様な小さな団体にとって大きな励みになっています。
そんなよこはま動物園ズーラシアさんが次なる目標の実現に向けて動きだしました。ミナミアフリカオットセイに日陰で休める場所を作り、夏場の直射日光や高い水温による水質悪化などが原因と考えられる眼の疾患を防ぐための対策です。
よこはま動物園ズーラシアで暮らす生き物たち、そこに訪れる人々、皆が幸せになれますように。どうぞ、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

小川 博康 様
医療法人小川クリニック 院長
「動物園に行ってみませんか」
私ども、「医療法人 小川クリニック」は横浜市の戸塚区で60年近くにわたり、「産婦人科と小児科の診療(お産やお子様とのかかわり)」を行っております。3代にわたってお産をされる方も多くいらっしゃいます。
近年、お子様達の遊び方、知識の得る場が何か変わってきたのではないかと感じております。人々の興味をひいて、沢山購入してもらうことを想定して作られたゲームの世界の内で楽しみ、人々が楽しめることを想定して作られたテーマパークに休日は出掛け、誰が投稿したか不明のウェブサイト内の情報で様々なことを判断する…。
悪いことではないかもしれませんが、自然の中からお子様も、大人も自分自身の力で考えて楽しむという事を忘れてしまっているのではないでしょうか。遠くから来てくれた動物と出会い、動物たちの事を理解し、動物たちの事を知っていく、そして、地球の環境さらに私達の心を守ることを考えてみる為にも動物園に足をはこんでみてはいかがでしょうか。人としての心のやさしさが育まれてくるのではないでしょうか。
動物園内は、営業の為ではなく、職員さん達が来園される人と動物の為に心を込めて本当にきれいにされています。私どもは、その気持ちに共感して横浜市の3つの動物園に少しでもお役に立てればと以前から僅かですがお手伝いをさせていただいております。
今回の、「ミナミアフリカオットセイ」の「日中休める日陰を作り生活環境をととのえる」ためのクラウドファンティングを応援いたします。
動物園の生き物たち、そして来園される皆様の幸福のために、御協力をお願いいたします。

高見 一利 様
豊橋総合動植物公園 動植物園長
よこはま動物園ズーラシアは、人も動物ものびのびと過ごせる、素晴らしい動物園です。訪れた人は皆、虜になります。そんなズーラシアが、皆さんのご協力により、ますます発展しようとしています。多くの方にご協力いただけることを期待しています。
希少な動物が増えていく中で、国内はもとより、世界中の動物園が力を合わせて多くの動物の保全や飼育・繁殖に取り組んでいます。ズーラシアと豊橋総合動植物公園も、アジアゾウをはじめとする様々な動物の繁殖に向けた取り組みで協力しています。
そういった取り組みを進める上で、動物が幸せに過ごせるように環境を整えることは、とても大切です。幸せな暮らしは、その動物らしく世代を繋いでいくための礎となります。
今回、ズーラシアは展示場の改修によってオットセイの暮らしをさらに向上させようとしています。オットセイが横浜で末永く暮らしていくために必要な改修です。多くの皆さんが、ズーラシアと一緒にオットセイの豊かな暮らしを実現してくださることを楽しみにしています。

本川 博人 様
男鹿水族館GAO 館長
よこはま動物園ズーラシアは、海外との連携も密な、日本を代表する最先端の動物園で活動内容も多岐にわたり、地方の水族館とはステージが全然違うところにあると思ってます。
動物福祉の考えは、動物園、水族館が存続されるために必要不可欠なものだと考えます。「動物福祉」という言葉が具体的にどのようなものかを知る人はまだ少ないのではないでしょうか。動物園、水族館は、その考えに基づく行動、価値観を社会に発信することができる存在であり、その役割を担うことが重要になってくると考えています。
今回のプロジェクトは、飼育展示スペースの環境改善はもちろんですが、この実績が今後整備される施設の見本になるのだろうと思っています。また、今までスタッフの皆さんが対策に費やしたコストが他の事(生きものにとってより良いと考えられること)に使うことができるようになれば、更に生きもの目線の魅力的な動物園になると思っています。
当館でも昨年クラウドファンディングを行い多くの支援を頂戴しました。感謝の気持ちと同時に、責任の重さを実感しました。
支援に込める気持ちは支援してくださっている人それぞれと思いますが、生きもの、来園する人々、遠くから応援している皆さんにとって有益なものになるのは間違いないと思います。
このページを見てくださっている皆様、どうぞご協力のほどよろしくお願いします。
ご留意事項
※このプロジェクトは目標金額の達成有無にかかわらず、支援をした時点で申し込みが確定し、その後のキャンセルはできませんのでご注意ください。
※リターンについて:やむを得ない事情によりご利用いただけなくなった場合でも返金はいたしかねます。
※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「支援契約」にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
※ご支援確定後にアカウント情報を変更した場合でも、ご支援時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されませんのでご注意ください。(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご支援時に入力いただいた宛名と住所にリターンをお送りさせていただくことになります)
※銀行振込にてご支援いただく際、返金先口座情報をお伺いいたしますが、All-inのため原則返金はいたしません。ただし万が一ページで約束していたプロジェクトを実施できなかった場合や、振込金額が予約金額より超過している、もしくは不足しており追加で振込まれない場合に返金先口座を利用いたします。お手数ですがご入力をお願いいたします。
- プロジェクト実行責任者:
- 福山一男(公益財団法人横浜市緑の協会)
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
よこはま動物園ズーラシアでは、ミナミアフリカオットセイ展示場のプールに日よけと、浅瀬を陸地化してオットセイが快適に休息できるような展示場改修に資金を活用します。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填いたします。
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プロフィール
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リターン
42,000円+システム利用料

<6/3 NEW>【CF限定】 村田園長が撮った動物フォトブックと村田園長アクリルスタンド
●増刷決定しました!CF限定 村田園長が撮った動物フォトブック
●村田園長のアクリルスタンド
当園の村田園長が撮りためたとっておきの写真で作ったフォトブックです。50ページ程度の予定です。園長のアクリルスタンド付!
=上記に加え、=
●お礼のメール
●ホームページ上でのお名前掲示<希望制>
●限定セット
・CF限定|飼育員が作ったオットセイカード
・入園チケット※有効期限:発行から6ヶ月
- 申込数
- 30
- 在庫数
- 完売
- 発送完了予定月
- 2023年9月
20,000円+システム利用料

<5/11 NEW>グッズ|【CF限定】 ホッキョクグマが遊んだ遊具で飼育員が作ったグッズ
●CF限定|ホッキョクグマが遊んだ遊具で飼育員が作ったグッズ
ホッキョクグマのゴーゴやイッちゃんが遊んだ遊具で飼育員が作ったキーホルダーで、ホッキョクグマの小さなフォトホルダーもついています。
※画像はイメージです。遊具の種類は選べませんので予めご了承ください。
=上記に加え、=
●お礼のメール
●ホームページ上でのお名前掲示<希望制>
●限定セット
・CF限定|飼育員が作ったオットセイカード
・入園チケット※有効期限:発行から6ヶ月
- 申込数
- 83
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年9月
42,000円+システム利用料

<6/3 NEW>【CF限定】 村田園長が撮った動物フォトブックと村田園長アクリルスタンド
●増刷決定しました!CF限定 村田園長が撮った動物フォトブック
●村田園長のアクリルスタンド
当園の村田園長が撮りためたとっておきの写真で作ったフォトブックです。50ページ程度の予定です。園長のアクリルスタンド付!
=上記に加え、=
●お礼のメール
●ホームページ上でのお名前掲示<希望制>
●限定セット
・CF限定|飼育員が作ったオットセイカード
・入園チケット※有効期限:発行から6ヶ月
- 申込数
- 30
- 在庫数
- 完売
- 発送完了予定月
- 2023年9月
20,000円+システム利用料

<5/11 NEW>グッズ|【CF限定】 ホッキョクグマが遊んだ遊具で飼育員が作ったグッズ
●CF限定|ホッキョクグマが遊んだ遊具で飼育員が作ったグッズ
ホッキョクグマのゴーゴやイッちゃんが遊んだ遊具で飼育員が作ったキーホルダーで、ホッキョクグマの小さなフォトホルダーもついています。
※画像はイメージです。遊具の種類は選べませんので予めご了承ください。
=上記に加え、=
●お礼のメール
●ホームページ上でのお名前掲示<希望制>
●限定セット
・CF限定|飼育員が作ったオットセイカード
・入園チケット※有効期限:発行から6ヶ月
- 申込数
- 83
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年9月

















