
輪島塗ぬり工房 楽、代表 引持和頼(ひきもちかずより)です。
平成6年生まれで、令和元年に工房代表に就任した30歳の輪島塗職人です。
日本の原風景が残る能登の里山で生まれ、幼いころから父の仕事場である輪島塗の上塗り場を遊び場として育ちました。「自分が身につけた輪島塗と塗箔の技術で日本の宝物を守りたい!」と、文化財修復技術修得を志し輪島塗の下地から上塗と産地をこえて七尾仏壇の塗箔技術を修得しました。
地元輪島市のキリコや前回の能登半島地震で被災した総持寺祖院の修復、佐賀県唐津くんちの修復チームに参加して実績を積んでいます。よろしくご支援お力添えの程お願い申し上げます
※「塗箔(ぬりはく)」は、伝統的な技術で打たれた縁付金箔を漆で押す技法です。量産できる断切金箔とは違い、箔打ち紙が縁の様に見えるので縁付金箔と呼ばれています。
※縁付金箔は2020年にユネスコ無形文化遺産に登録されています