ひろしま美術館は1978年、広島市の中心部、中央公園の一角に開館しました。「愛とやすらぎ」をテーマに、被爆地広島の鎮魂の祈りと、平和への願いが込められています。所蔵作品はモネ、ルノワールなどのフランス印象派をはじめ、コローやミレー、セザンヌ、ゴッホ、マティス、ピカソといったフランス近代美術を中心に、コレクションから約80点を常設展示しています。その他、浅井忠や黒田清輝、岸田劉生といった日本洋画、竹内栖鳳や横山大観などの日本画の巨匠たちの作品も所蔵するとともに、年に数回の特別展も開催しています。2006年から広島市内の小学生を対象とした「小学生バス無料招待事業」を実施、毎年3千人~5千人の皆さんが来館し、これまで約6万人が鑑賞しています。この他、市街地にありながら、喧噪を感じさせない素晴らしい環境が評価され、広島市で開催される国際会議などのユニークべニューとしてもご利用いただいています。