2005年創立。定期公演は2006年に静岡市内で開始し、2015年から東京定期公演を、2020年から関西定期公演を開始した。芸術監督・指揮者はヨーロッパ経験も長い中原朋哉。フランスの地方オーケストラのような音色を持ち、プロオーケストラとしては国内で唯一バソン(フランス式ファゴット)の定席がある。
ポール・ラドミロー「交響曲」世界初演、長谷川勉「弦楽のための2つの楽章」世界初演のほか、コネッソン、シュミット、マニャール等フランスの作曲家の作品を中心に、数々の日本初演を行ってきた。コクトー台本によるプーランクのオペラ「声」の同台本によるベルナール・ビュフェの版画26点との同時上演も高い評価を得た。2022~2024年カントルーブ「オーヴェルニュの歌」日本初の全曲演奏、その演奏記録はフランス・カンタル県公文書館に収蔵された。2023年ヴァレーズ特集、2024年ジョリヴェ特集も高く評価された。